鳩をベランダなどで見かけることが多いなら、寄せ付けないようにすることをおすすめします。なぜなら鳩は、糞害や騒音などの被害を引き起こすことがあり、糞や羽が人体に悪影響をおよぼすこともあるためです。
さらに鳩に巣を作られてしまうと、追い出すことがむずかしくなってくるため、できるだけ早く撃退しなくてはいけません。ここでは、鳩撃退のアプリや忌避剤など、さまざまな撃退方法を紹介します。鳩の被害でお悩みの方は、ぜひご覧ください。
鳩を撃退するにはさまざまな方法がある
鳩は街中や公園でもよく見かけられますが、人の生活圏でさまざまな問題を引き起こすこともあります。鳩は、餌がえやすく天敵から身を守ることができる安全な場所に巣を作りやすいのです。とくにマンションのベランダなどは条件がよいため、鳩の鳴き声による騒音や糞害で悩む方も多いのではないでしょうか。
鳩を撃退するには、さまざまな方法があります。糞害などの被害を食い止めるためにも、撃退グッズなどを使って、鳩を寄り付かせないようにしましょう。
主な鳩の撃退方法
鳩を撃退するグッズには、さまざまな種類があります。単体で使用するよりも、組み合わせて使うことでより効果をえられるかもしれません。ここからは、鳩を撃退するためのグッズや寄り付かせないようにするための防止策などを解説します。
・忌避剤
忌避剤は鳩を撃退するためによく使われる方法のひとつです。忌避剤には固形物のほかスプレー式やジェルなどがあり、鳩が飛んでくる場所に設置や塗布することで効果を発揮します。基本的には、鳩が嫌がる臭いや成分などが含まれているため、寄り付かなくなるというものです。
・撃退アプリ
スマートフォンには、鳩撃退用のアプリもあります。ただし音による撃退のため、使い方によっては近所迷惑になってしまうおそれがあるため、使用できる範囲は限られてくるかもしれません。
・電気ショック
電気ショックを使った撃退方法は、畑などを荒らす動物から作物を守るためにも効果があるとして農家などでも使われています。電気ショックといっても静電気のようなもので驚かす程度なので、鳩を殺してしまうことや人体に悪影響などはありません。
・天敵ダミー
ネコやワシなど、鳩の天敵となるダミーも鳩の撃退グッズとして市販されています。ダミーによっては、風によって羽や頭が動くなどリアルな再現がされているものもあります。
・鳩除けネットやテグス
鳩除けネットは、マンションや仏閣などでも使われる方法で、ネットを張ることで物理的に鳩の侵入を防ぎます。もし、鳩除けネットでは見た目が悪くなってしまうというのであれば、透明な合成樹脂のテグスを使用するのもよいでしょう。
・鳥よけスパイク
鳥よけスパイクは、生け花に使う剣山のような停止予防器具が付いたものです。設置することで、鳩の飛来を予防することができます。
予防策はベランダを清潔な環境を保つこと
撃退グッズなどを使って鳩が撃退できたら、寄り付かないように対策をしておかなくてはいけません。鳩を寄せ付けないようにするためには、清潔に保つことが一番効果的です。
糞があるような場所は鳩にとって安心材料になるため、ベランダは常に清潔にしておきましょう。ただし、鳩の糞には病原菌が多く、人の体内に入ると病気を引き起こす原因になるだけでなく、場合によっては死に至らしめる危険もあるのです。鳩の糞を処理する際にはマスクや手袋を着用するなどして、病原菌を体内に取り込まないように注意しましょう。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
鳩の撃退は早めにおこなうのが肝心!
鳩は、人の生活にさまざまな悪影響をおよぼします。そして鳩が長く滞在するようになるほど、段階を踏んで被害の深刻さも増してくるのです。このため、鳩の撃退は早めにおこなうことが肝心になってきます。
鳩がもたらす主な被害
ここでは、鳩による被害を段階別に解説します。鳩による被害は、主に以下の3つです。
・糞害
鳩の糞には先にも述べたように、病原菌が多く人体への悪影響があるため非常に危険です。さらに、ベランダなどでは洗濯物が汚されてしまうなど、さまざまな被害を受けることになります。
・騒音
鳴き声や羽音が、ストレスになることもあります。さらに巣ができてしまうとヒナの鳴き声も加わり、被害は深刻なものになるでしょう。
・巣を作る
鳩が巣を作ると騒音や糞害がひどくなるだけでなく、羽や巣のくずなども落ちて不衛生な環境となり、場合によっては異臭なども発生します。また鳩の羽には、ノミやダニが多く住み着いていることもあり、人やペットにも影響が出るおそれがあるのです。
ただし鳩は鳥獣保護法によって守られているため、許可なく捕獲したり傷つけたりすることは1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。また巣を作られて卵を産んだ場合、自分で保護や処分することも法律違反となってしまいます。このため、鳩は撃退するか巣を作らせないように対策を立てるしかないのです。
鳩対策はできるだけ早めにすること!
鳩が飛来するようになってから巣を作るようになるまでには、いくつかの段階があります。とくにレベルが高くなるほど、被害は深刻化しやすくなるのです。被害レベルが上がると、追い出すことが難しくなるため、早めに対策をおこなうことが重要といえるでしょう。鳩が巣作りするまでの段階は、以下の4つに分けられます。
レベル1:休憩鳩
鳩が移動中に休憩するため、ベランダなどを利用します。糞害にあうこともありますが、滞在している時間が短いため、この時点では被害は軽度でしょう。
レベル2:待機鳩
休憩していた場所が安全と分かると、近くに餌場などがある場合の待機場所となります。また仲間の鳩と待ち合わせるような場所になることで飛来する鳩もが増えるようになるので注意が必要です。
レベル3:ねぐら鳩
待機していても安全で天敵がいないようになると、その場所をねぐらとするようになります。こうなると羽音や鳴き声による騒音だけでなく糞害も深刻さを増し、ベランダの場合は洗濯物などが被害にあいやすくなるでしょう。
レベル4:巣作り鳩
鳩のねぐらとなった場所は、そのままにしておくと巣を作るようになります。一度巣を作られてしまうと帰巣本能もあり、なかなか追い出すことがむずかしくなるのです。また糞害だけでなく、卵を産んでしまうとヒナの鳴き声などで騒音被害も大きくなってきます。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
鳩の被害が収まらない場合はプロに任せよう!
鳩撃退にはさまざまな方法がありますが、使い続けていると効果が薄れてきてしまうケースも多くあります。場合によっては予防策として購入したものも、まったく効果がえられない可能性もあるのです。また、巣を作り縄張り意識の強い鳩を無理やり追い出そうとすれば、襲われる可能性もありケガを負うリスクも出てきます。
鳩対策のグッズをあれこれ試して失敗するよりも確実に鳩を撃退したいのであれば、専門の業者に依頼しましょう。鳩に巣を作られて卵を産んでしまうと撃退はむずかしくなるため、業者に依頼することをおすすめします。
専門の業者であれば、環境に適した鳩の撃退方法を把握しています。このため、確実に撃退してくれるでしょうし予防策も立ててくれるはずです。また、鳩の糞を自分で処理することに抵抗のある方もいるかもしれません。そうした作業も業者に任せれば、自分が病気になるリスクを回避することもできます。
もし、鳩による被害でお悩みなら、ぜひ弊社をご利用ください。弊社では鳩撃退をおこなう業者をご紹介しています。24時間365日受付が可能で、電話一本ですぐに対応できます。
まとめ
鳩は糞害や騒音の被害をもたらすことがあり、ベランダ周辺で巣を作ることもあります。ただし鳥獣保護法によって守られているため、自分で捕獲して駆除することなどはできません。鳩撃退にはアプリや忌避剤などさまざまな種類があります。しかし鳩は学習能力が高いため、忌避剤などを使っても効果が薄れてくることがあるのです。
巣を作らせてしまう前に鳩を確実に撃退したいなら、専門の業者に依頼しましょう。鳩の被害でお悩みの方は、ぜひ弊社にご連絡ください。鳩が巣を作ってしまう前に、早めに対処しましょう。