「車のスマートキーが反応しない!」
「もしかして故障したの?」
スマートキーが反応しないからといって、すぐにロードサービスを呼ぶと、場合によってはむしろ損をしてしまうかもしれません。
スマートキーが効かない原因を冷静に突き止めれば、簡単に解決できる場合があります。
今回は、スマートキーが反応しないときの対処法についてわかりやすくご説明します。
トラブルをすぐに解決するための対処法や、1分でできる「メカニカルキー」の使用法など、スマートキーの不調にも慌てず対処するための裏ワザをご紹介します。
ぜひご自身のトラブル解決の糸口にしてみてください。
まずはスマートキーの仕組みをおさらい
スマートキーは電波を使用して、鍵と車体が正しい組み合わせかどうか判別し、さまざまな機能を使うことができる仕組みです。正しい組み合わせであれば、鍵を鍵穴に差し込まずにドアの鍵を開けたり、エンジンをかけたりできます。
勘違いされがちなのが、スマートキーとキーレスエントリー(キーレスキー)の違いです。キーレスエントリーとは、「鍵を差し込まずにドアの鍵をかけたり閉めたりできる鍵」を指します。つまり、キーレスエントリーの場合は、エンジンを始動させる時には、一般の鍵と同様に実際に鍵を差し込まなければいけません。
では、キーレスエントリーより一歩先を行くスマートキーが、うまく効かない状況に陥ってしまった場合、どのように対処したらよいのかを次でみていきましょう。
スマートキーが効かない!4つの原因と対処法
スマートキーが効かなくなってしまうケースは、解決できるものだと、大きく4つに分けることができます。
解決できる原因4つ
- 電池切れ
- 電波障害
- 半ドア
- 故障
原因1.電池が切れている
ただのうっかりかと思いきや、意外と起こりやすいのが電池切れです。
スマートキーについているランプが点灯していれば電池は切れていないことになりますが、ランプが点灯しない場合は電池が残っていない証拠です。スマートキーに使われるボタン電池はコンビニでも手に入れることができるので、簡単に交換ができます。
スマートキーの電池の交換方法
詳しくは車のキーの電池交換についてまとめた記事をご覧ください。
メカニカルキーとは、スマートキーに内蔵されている鍵のことを指します。詳しい使い方については後述いたします。
さまざまなメーカーのスマートキーが、この手順で交換できるようになっています。しかし、場合によっては精密ドライバーが必要な場合や、全く違う手順を要する場合もありますので、まずは取扱説明書を確認しましょう。
スマートキーは車種によって、電池の残量が不足してくると「電池を交換してください」とモニターに表示されることがあります。そのまま使用し続けると電池が切れ、どれだけロック解除ボタンを押してもスマートキーが働かなくなってしまうのです。
また、日ごろからスマートフォンやテレビなど、強い電波を出すものの近くにスマートキーを置いていると、電池の減りが早くなってしまいます。スマートキーの電池の残りや、置き場所には、日ごろから気をつけるようにしましょう。
原因2.電波障害による接続エラー
スマートフォンなどの電波を発する機器が、スマートキーと車との接続を邪魔してしまっているかもしれません。
また、車の近くにテレビ塔など強い電波を放っている建物があると、スマートキーが正常に作動しない場合があります。現在ではこのエラーも少なくなってきているようですが、相性などによっては起こるおそれも考えられます。
近くにスマートフォンがある場合は、キーと始動ボタンから遠ざけてから再度試してみましょう。また、テレビ塔などの近くにいるなら、スマートキーを作動させる場所を工夫するなどしてみましょう。
原因3.ドアが閉まっていない
車のロックをかけるときにスマートキーが作動しない場合は、半ドアを疑いましょう。
車はあらかじめ、半ドアではロックがかからないような仕組みになっています。車種によっては半ドアの場合ブザーが鳴ることもありますが、現在ではブザーが鳴らない車の方が多いため注意が必要です。ドアと車体の間に隙間ができていないか、よく確認しましょう。
原因4.バッテリー上がり・セルモーターなどの故障
スマートキーに関わらず、車のエンジンがかからない場合はバッテリーが上がっている可能性があります。バッテリーは車のロック解除、エンジン始動だけでなく、カーナビ、エアコンなど、補助機の動力にもなります。バッテリー上がりはカートラブルの中でも多いものですので、スマートキー側に問題がない場合、トラブルの原因のひとつになります。
バッテリーが上がってしまった場合の対処法は3種類あります。
- ブースターケーブルを使う
- ジャンプスターターを使う
- ロードサービス要請
1.ブースターケーブルを使って他の車の電力を供給してもらう
ブースターケーブルとは、他の車のバッテリーから自分の車に電力を供給するための特殊なケーブルです。周りに救援してくれる車がいる場合、ブースターケーブルをその車に繋ぎ、エンジンをかけることによって自分の車に電力を供給することができて、自分の車のエンジンが始動できるようになります。
しかし、ハイブリッドカーは他の車を救援できないので、気をつけましょう。
2.ジャンプスターターを使って復活させる
ジャンプスターターは、本体が電気を蓄えているので他車の支援なしでジャンプスタートをすることができる機械です。小さいものから大きいものまで、タイプはさまざまです。それぞれのジャンプスターターによって使い方が違う場合がありますので、使用する前に取扱説明書をしっかりと確認しましょう。
バッテリーが上がることは、日常でも簡単に起こることなので、ブースターケーブルやジャンプスターターを用意しておくことをおすすめします。
なお、ジャンプスターターに使われるリチウムイオンは高温の場所での保管に不向きです。本体劣化が進んでしまうだけでなく、発熱や火災などにつながる可能性もあるため、車内で保管する場合は気をつけましょう。
これらの1と2の方法は、非常に強い電流を使った作業なので、危険がともないます。最大限の注意を払って、落ち着いておこないましょう。
3.ロードサービスに救援を要請する
バッテリーが上がってしまったとき、誰にも頼ることができず解決策が見つからない場合はJAFなどのロードサービスに救援を要請しましょう。
ロードサービスに加入していない方や、とにかく急ぎで直して欲しい方は、弊社の「カギ110番」までご連絡ください。お問い合わせから早急に現場に駆けつけることができる業者を手配いたします。
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【1分で解決】緊急時は「メカニカルキー」を使用しよう
スマートキーが正常に作動しないときは、まずはメカニカルキーを使って車内に入りましょう。メカニカルキーとは、スマートキーが不調の際でも車内に入ることができるマスターキーのようなものです。
メカニカルキーを使ったドアロックの解除方法
基本的にメカニカルキーは、スマートキーについているツマミを押さえながら出っ張っている部分を引き抜くことによって出現します。メカニカルキーでドアロックを解除する作業は、落ち着いてできれば非常に簡単です。
鍵穴にキーを差し込み左側に回すだけです。しかし、ロックを解除した際にイモビライザーの警告音が鳴るおそれがあります。けれど、慌てなくても大丈夫です。次で対処法をご説明します。
ロック解除後のクラクションに注意
スマートキーのシステム上、メカニカルキーでロックを解除された場合「鍵がこじ開けられた」と認識されてしまいます。これは故障ではなく、イモビライザーが正常に作動している証拠です。
ロックを解除した際は、警告音が鳴っていても焦らず車内に入り、次のように対処をしてください。
ドアロック解除後の手順
たったこれだけで、警告音を止めて通常通りにエンジンをかけることができます。大きな音が鳴ったからといって焦って危険な動作をすると危ないので、気持ちに余裕をもちましょう。落ち着いて対処すれば、警告音も簡単にとまります。
スマートキーを持つうえで注意するべき3つのこと
ここで、スマートキーを持つうえで注意するべきことを簡単におさらいしましょう。
- 保管場所をチェック
- 電池交換をする
- 慌てない!
注意点1.スマートキーの保管場所に気を付ける
先述のとおり、スマートキーは強い電波を出すものの近くに置いておくと電力を余分に消費してしまいます。そのため、電波を発するもののない場所に置いておくのが安心です。
また、置き場所を一定に定めることにより、忘れ物や紛失も防げるので、一石二鳥ですね。
注意点2. 1年に1回は電池交換をする
スマートキーの電池の寿命は1~2年といわれています。前述したとおり、スマートフォンなどの電波から影響を受けると、電池切れがはやく訪れてしまうかもしれません。余裕をもって電池交換をしておくと安心です。
注意点3. もし作動しなくても焦らない
スマートキーは無線なので、アナログの鍵とは違ったトラブルが起こってしまう場合があります。電池切れや電波障害など、発生するととても焦りますが、冷静になれば解決できることが多いので、落ち着いて対処しましょう。
しかし、なかには自分で対処できない故障が起こっている場合もあります。この場合は、一般の方がご自分で解決するのはとても難しいため、鍵のプロに相談するのが一番スムーズです。
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まとめ
スマートキーが効かない場合でも、冷静に対処すれば解決できることが多いです。
まずはこちらの3点からチェックしてみてください。
- 電池を交換する
- スマートフォンから遠ざけ、少し立ち位置を変えてみる
- ドアが閉まっているか確認する
どれもその場ですぐに解決できます。
そのほかには、バッテリー上がりが原因かもしれません。
ご自身でブースターケーブルやジャンプスターターで対処できるようなら、ケガに気を付けて試してみるのもよいでしょう。
それでもスマートキーが反応しないときは、スマートキーの中に入っているメカニカルキーでドアロックが可能です。
しかし、故障など努力ではどうにもならない状況もありますので、なるべく早くプロの鍵業者に相談してすばやくトラブルを解決してもらうのも、賢い方法のひとつです。
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