スーツケースの鍵をなくしてもすぐ解決！状況別の最適な対処法

「旅行まで時間がないのにスーツケースの鍵をなくしてしまった！」
「旅行先でスーツケースの鍵をなくした……」

スーツケースの鍵を突然なくしたら焦ってしまいますよね。
思い当たる場所を探したり、服のポケットやカバンの中などは探してみたりしましたか？
また、どこかに落とし物として届けられていたりしませんか？

どうしても鍵が見つからない方は、これから紹介する対処法を試してみてください。
緊急時や、まだ時間に余裕があるときなど、状況ごとの対処法をご紹介していきます。
この記事を読んで、現在の状況に適している方法を参考にしてください。

緊急時に鍵が見つからないときの対処法4つ

旅行先でスーツケースの鍵をなくしたり、出発までの時間がない場合の対処法をご紹介します。
まだ時間に余裕がある方は、のちほど紹介する「時間に余裕があるときの対処法3つ」を参考にしてください。

鍵業者へ依頼する

「業者へ依頼したら逆に時間がかかるのでは？」と、思われるかもしれませんが、数分ほどで到着する業者もあります。
費用はかかってしまいますが、24時間全国対応している業者も多く、手っ取り早い方法です。

業者を呼ぶうえで、可能な限り以下の情報を伝えておくとスムーズです。

弊社のカギ110番では、お電話にてご相談いただいてから最短5分で現場に到着※1します。
もし鍵が開かなかった場合、費用はいただきません※2ので、まずはお気軽にご相談をお願いします。

※1 対応エリア・加盟店・現場状況により対応できない場合があります
※2 交通費、お客様都合でのキャンセル料は別途発生する場合もあります

さらに業者絞り込み検索もご利用できます。
業者絞り込み検索は、希望の条件を入力すると適した業者が表示される機能です。
日本全国の業者、出張可能な業者も絞り込めるため、旅行先のホテルや空港でもご利用いただけます。

「外出先での業者選びは面倒」「すぐに来てくれる業者が知りたい」なら、ぜひカギ110番の業者絞り込み検索をご活用ください。

空港のリペアショップに連絡する

現在、空港にいるのであればリペアショップを利用するのも方法です。

リペアショップとは、スーツケースの開錠や修理に対応しているサービスです。
すべてのスーツケースに対応しているわけではないため、事前に電話などで確認しましょう。

成田空港

ショップ名	場所	営業時間
リアット！	第1ターミナル 中央B1F	8：00～20：00
成田国際空港振興協会	第2ターミナル 本館3F	6：30～22：00

羽田空港

ショップ名	場所	営業時間
リアット！	第2ターミナル B1F ターミナルロビー（北） 3	9：00～19：00

関西国際空港（出張サービス）

サービス名	場所	営業時間
関西国際空港鍵開け救急２４	電話にて相談	24時間

ホテルのフロントに相談する

ホテルにチェックイン後に鍵をなくした場合は、フロントに相談すれば出張対応をおこなってくれる鍵業者を呼べる場合があります。

自分で業者を探すと、悪徳業者だと気付かずに利用してしまう可能性もあるため、ホテルを通したほうがリスクは低いです。
ただし、必ずしもホテルだから安全とはいえないため、依頼する際は相談内容をまとめておきましょう。

ボールペンで開ける

ボールペンで開ける方法は、スーツケースが『ジッパータイプ』であれば使えます。
緊急時以外のときはあまりおすすめしませんが、今すぐに開けたい方は試してみてください。

まず、ボールペンの先端をジッパーの間に差し込みます。
ジッパーの噛み合わせが外れるまで少し動かし、ジッパーに沿ってボールペンをスライドしたら、ジッパーが開きます。
ただし、無理にこじ開けることは故障の原因になるためなるべく避けてください。

安全ピンを使用する方法は危険！

『シリンダータイプ』というスーツケースに鍵穴があるタイプは、安全ピンを使用する方法で開けられます。

しかしこの方法は危険で、ピッキングのような作業になるため非常に難しいです。
鍵が壊れてしまい、スーツケースが使い物にならなくなる可能性があります。

ここでは手順は紹介しませんが、リスクを負う覚悟があることを把握してから、方法を調べて実行してください。

時間に余裕があるときの対処法3つ

次に、スーツケースを使用する日まで、まだ時間に余裕があるときの対処法をご紹介します。

同じ鍵を購入するか作る

時間はかかってしまいますが、スーツケースの合鍵を購入するか、合鍵を作成してもらう方法があります。
すべてに対応しているわけではありませんが、各スーツケースのメーカーで鍵を再発行できたり、業者に合鍵の作成を依頼することも可能です。

のちほど詳しく紹介する『TSAロック』は特殊な鍵のため、メーカーや業者によっては合鍵の作成に対応していない場合もあります。
TSAロックは鍵穴に鍵番号が記載されており、番号によっても対応可能か変わるため、合鍵を作製したい場合は問い合わせて相談しましょう。

※2022年12月14日時点

新しいスーツケースを購入する

費用に余裕があれば、思い切って新しいスーツケースを購入してみるのも1つの手段です。
3,000円ほどで充分使えるスーツケースもあるため、合鍵を作成するよりも安く済む可能性はあります。

ダイヤルロック式の場合は番号を試す

元から鍵がなく、ダイヤルロック式で開けるスーツケースの場合は、番号を回して試す方法があります。
少し時間はかかりますが、3桁であれば「000～999」の1000通りを順番に回していくだけです。

しかし、番号が4桁ともなると気が遠くなる作業のため、業者に頼むなど別の方法で開けましょう。

TSAロックというタイプの鍵も存在する

TSAロックとは、アメリカ運輸保安局（TSA）が認定しており、赤いひし形のマークが目印となるスーツケースの鍵です。

アメリカの空港では、TSA職員がマスターキーを使い施錠できます。
空港によっては壊してまで開けられる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

現在は『TSAロック』から『TSロック』へと変更されていますが、現在でもどちらかの名称として扱われています。

キーを使用する形式のTSAは、他の人が所持しているTSAキーで開く場合があります。
身近にTSAロックのスーツケースを使用している方がいたら、借りて試してみましょう。
ただし、適合しているか確認する方法がないため試すまでわかりません。

スーツケースが開いている場合の対処法2つ

ここまで、スーツケースが閉まっている状態での対処法を紹介してきましたが、スーツケースが開いている状態で鍵をなくしてしまったときの対処法もあります。

スーツケースベルトを使用する

スーツケースベルトという、スーツケースに巻きつけるベルトがあります。
本来であれば、鍵がかかっている状態でのプラスアルファの保護方法ですが、鍵がないときのための応急処置にはなります。
100円ショップでも売っているもので、費用を抑えつつ簡単に手に入ります。

価格

110円

空港のラッピングサービスを利用する

空港によっては、スーツケースをフィルムで巻いてくれるサービスがあります。
スーツケースの盗難防止や破損を防ぐために利用するサービスですが、鍵をなくしてしまったときも役立ちます。
1,000円から2,000円ほど費用がかかってしまいますが、防犯対策には最適です。

スーツケースのベルトの件。
行きはラッピングを初体験！！成田空港第2ビルは現在１店舗のみのサービスです(有料)。
帰りはベルトで👍

グルグルラップを切って外すための小さなハサミは機内持ち込み出来ました！保安検査で見せたらOKでしたよ😊 pic.twitter.com/gKFyosPCAZ

— Dtomo (@Dtomo9) November 29, 2022

鍵をなくさないための4つの予防法

スーツケースの鍵をなくしたときの対処法をご紹介しましたが、鍵をなくさないことが一番大切です。
今後二度となくさないために予防をしましょう。

スペアキーを持っておく

スペアキーは合鍵とは違い、まったく同じ鍵の予備になります。
作成か購入をしておいて、旅行先にも常に持ち歩きましょう。
自宅に保管しておくと、なくしてしまったときに予備が手元にないため鍵を開けられません。

鍵をチェーンなどでつなげる

ただ鍵を持っているだけでは鍵を落としてしまう可能性もあります。
鍵にチェーンなどを取り付けたうえで、カバンや服のポケットに鍵を締まっておきましょう。

ダイヤルロック式にする

ダイヤルロック式のスーツケースであれば、最初から鍵が必要ないため、なくす心配がありません。
しかし、暗証番号を忘れてしまう可能性はあるため、スマートフォンのメモに控えておくといいでしょう。

紛失防止タグを付けておく

紛失防止タグとは、落とし物をしても一定距離から離れるとスマートフォンに音や通知が鳴るものです。
GPSが付いているため、位置情報を確認できてどこで紛失したかがわかります。
安いものから高いものまであるため、用途や性能などを考えて購入しましょう。

価格	3,410円(2022.12 楽天価格)

価格	4,780円 (2022.12 楽天価格)

まとめ

今回はスーツケースの鍵をなくしたときの対処法をご紹介しました。

時間に余裕があるかないか、スーツケースが閉じているか開いているかで対応方法は変わります。
さまざまな方法を紹介しましたが、一番は鍵をなくさないためにどうするかが重要です。

鍵をなくしてしまったら、費用や手間がかかることが大半ですし、せっかくの楽しみが半滅してしまいます。
そのようなことにならないためにも、使用しない間はわかりやすい場所に保管しておき、スーツケースを持ち歩いているときはなくさない工夫をしましょう。

なくさないために対策をしていても、アクシデントが発生しないとは限りません。
もしスーツケースの鍵開けに関するトラブルが発生したら、カギ110番にご相談ください。

日本全国の加盟店が待機しており、鍵のトラブルを迅速に解決させていただきます。
24時間365日いつでも受け付けておりますので、鍵開けのことでご相談がございましたらぜひご利用ください。