ディンプルキー紛失をすぐに解決！なくした際の対処法と業者の費用相場

ディンプルキーをなくしてしまい、不安やパニックになっている方は、この記事に書いてある順番通りに手続きを進めることでトラブルが解消されるかもしれません。

あわてていると、思いもよらないミスをしてしまいがちです。
ひとまずこの記事にそって行動し、大きな失敗を回避しましょう。

記事の後半では、ディンプルキーの鍵開けにかかる費用や、鍵をさしても回らないトラブルの解決法もご紹介しています。
「ディンプルキーをなくした！」「なぜか開かない！」などの鍵トラブルに役立つ情報を幅広くまとめましたので、参考にしてみてください。

「一刻も早くトラブルを解決したい！」という方は鍵業者に相談してみましょう。
自分で対処法を調べたり試したりするよりも、ずっと早く解決できるはずです。

ディンプルキーを紛失したらやるべきこと

家の鍵をなくしたら、落ち着いて次の手順で確認や連絡をしていきましょう。

鍵をよく探す

カバンやポケット、コートの中、車の中、会社の引き出し……その日の行動を思い返しながら、探してみましょう。

立ち寄ったお店があれば、鍵の落とし物がなかったか聞いてみてください。
通ってきた道を引き返しながら、落ちていないか確認してみましょう。

賃貸住宅の大家さん、管理会社へ連絡をする

賃貸住宅にお住まいの場合は、管理会社（大家さん）へ鍵をなくしたことを正直に伝えてください。

内緒にすると契約違反になってしまうこともあります。
管理会社によっては退去命令が出ることもあるので、できるだけ早めに連絡をしましょう。

警察へ遺失届を出す

もしかしたら警察へ落とし物として届いているかもしれません。
見つかったときにすぐに連絡がくるように、警察へ遺失届を提出しておきましょう。
届け出の書類や書き方は警察で教えてもらえます。

鍵業者へ連絡する

鍵業者に連絡し、鍵開けや鍵交換などの対応をしてもらいましょう。

鍵を紛失していたら、とにかく危険です。
もし免許証や保険証など入ったお財布と一緒に落としていれば、住所が特定され不審者に狙われます。
住所がわかるものを一緒に落としていなくても、落とした瞬間を見られてストーキングから住所が割れてしまうこともあります。

鍵を紛失するのは防犯面でとても危ういため、悪用される前に早めに鍵の交換をしてもらってください。

鍵紛失時の詳しい対処法はこちらの記事もご確認ください。

業者を調べたり比較したりする時間や心の余裕がない方は、鍵業者を紹介してくれるサービスを使ってみてはいかがでしょうか。
きっとスムーズに手配を進められるはずですよ。

カギ110番の業者絞り込み検索で対応業者を探そう

カギ110番では相談窓口による受付の他、業者絞り込み検索を展開しています。
ディンプルキーの鍵開けに対応した業者も絞り込めるため、ぜひご活用ください。

業者絞り込み検索とは、希望の条件を入力すると条件にあった業者が表示されるツールです。
条件は業者の営業日時・場所の他、合鍵の作成やディンプルキー対応業者も絞り込むことができます。

むずかしいディンプルキーの解錠ですが、業者絞り込み検索を使えば希望の業者がきっと見つかるはずです。
ぜひ業者絞り込み検索をご活用ください。

業者がおこなうディンプルキーの玄関解錠方法

ディンプルキーの解錠方法は、のぞき穴（ドアスコープ）からおこなうことが多いです。
ドアスコープを外し、特殊な工具を使って室内側から鍵開けします。

もしドアスコープがない玄関だと、破錠（壊して解錠する）することもあります。
ドアの取っ手を外し、鍵穴にドリルを突っ込み、削っていき、ある程度の穴が開いたら工具を挿して、ロック解錠します。

鍵開け（破錠含む）に時間がかかる場合や緊急性が高いときは、窓ガラスを割ったりドアごと壊したりすることもあります。

ディンプルキーの玄関の鍵開けは自分で対処はできません。
なぜなら、空き巣犯でさえピッキングできないほどの頑丈な仕掛けだからです。
ディンプルキーの玄関の鍵開けはプロに依頼しましょう。

「もしものときのために合鍵を作っておこう」と考えているかたもいるでしょう。
しかし、ちょっと待ってください！
空き巣犯でさえピッキングできないほどの頑丈な仕掛けであるディンプルキーの合鍵作成は、どこの業者でも可能ではありません。

ディンプルキーの合鍵作成が容易にできない理由について、次の章で解説します。

ディンプルキーの合鍵作成は費用も時間もかかる

ディンプルキーはピッキングの難易度が高いだけでなく、合鍵の複製が難しいことも防犯性が高い理由です。
合鍵の複製が難しい理由は、細かなくぼみの再現が難しく、技術が高い業者しか複製できないためです。

また、ディンプルキーは他の鍵に比べて複製に費用と時間もかかります。
ディスクシリンダーやロータリーシリンダーのようなギザギザの鍵に比べて、ディンプルキーの複製制作費用は約5倍になることもあります。
作成時間についても、他の鍵なら数分～数時間なところ、ディンプルキーは2週間から1ヵ月近くかかることもあるようです。

合鍵作成の費用と時間の詳細についてはこちらの記事もご覧ください。

ディンプルキーの作成は、セキュリティーの関係で登録制であることもあります。
そうなると登録カードがないと合鍵を作成してもらえません。

また、わずかなゆがみやズレも許されないディンプルキーでは、合鍵から合鍵の複製は断られるケースが多いです。
マスターキーのみでしか合鍵作成を受け付けていないこともあるため、ディンプルキーの合鍵作成のときには、対応している鍵屋を探さないといけません。

ディンプルキーに限らず、鍵を紛失した際に備えて相談できる鍵屋を探しておくことをおすすめします。