防犯対策の甘い家を狙って忍び込み、大切な財産を盗んでいく空き巣犯。
「いつか自分の家にもやってくるかも」と、不安に思う方も多いのではないでしょうか?
家の防犯対策を高める方法といえば、防犯性能の高い鍵への交換です。
これだけでも防犯性を上げることができますが、より効果的に防犯性を高めるにはそれだけでなく「空き巣犯の侵入手口」に合わせた鍵選びも重要なポイントです。
そこで今回は、空き巣犯が手を出しにくい防犯性の高い家を作るために必要な、以下の情報をご紹介します。
- 空き巣犯の主な侵入手口
- 無締まり対策に有効な鍵
- ガラス破り対策に有効な鍵
- 防犯性を高められるおすすめの鍵
この記事を参考にして効果的な鍵を取り付け、空き巣犯が侵入を諦めるほどの防犯性が高い家を実現しましょう!
空き巣犯に狙われやすい場所は玄関と窓
※被害総数:一戸建て住宅16,316件、共同住宅(3階以下)4,083件、共同住宅(4階以上)1,900件
参照:警察庁|すまいる防犯110番
令和2年を対象にした警察庁のデータによると、空き巣犯の侵入手口の5割以上が「無締り(鍵の閉め忘れ)」と「ガラス破り」によるものとなっています。
さらに、一戸建て住宅の場合は無締り・ガラス破りの割合が合計8割以上となっており、被害総数も3階以下の共同住宅と比べて約4倍も多いです。
ここまで一戸建て住宅の無締り・ガラス破りが多いということは、それほど空き巣犯にとっては都合のいい侵入経路ということ。
つまり、効果的に防犯性能を上げるには、玄関の無締り・窓のガラス破りへの対策が必要というわけなのです。
玄関の無締まり対策は「後付け型のスマートキー」で解決
「うっかり鍵を閉め忘れて出かけてしまった……」その瞬間を空き巣犯は狙っています。
そんな鍵の閉め忘れを対策するなら、防犯のために「後付け型のスマートキー」の取り付けを考えてみましょう。
スマートキーとは電動で動く鍵のことです。
このスマートキーの機能には、鍵の閉め忘れを防止するオートロック機能があるため、正しく使っていれば鍵をかけずに出かけるうっかりミスをなくせます。
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スマホで開閉できるおすすめスマートキーを紹介
スマートキーで開け閉めをする時に使う鍵の代わりとなるものは、カードキーや指紋認証などいろいろとあります。
そのなかでもおすすめなのが、スマートフォン連動型のスマートキーです。
離さずに持ち歩くことの多いスマートフォンであれば鍵を落とす心配が少ないですし、少し離れた場所から鍵を開けられるのでスムーズに自宅に入ることができます。
そのため防犯性と利便性を同時に上げられます。
今回は、通販サイトAmazonで掲載されているスマートフォン連動型スマートキーの中から、評価数1,000件以上で平均評価3.5以上となっている人気の2商品をご紹介します。
SwitchBot
参考価格 | 9,980円 |
サイズ | 11.16×5.9×7.32 cm |
評価件数 | 30,205件 |
平均評価 | 4.1 |
※2022年2月時点の情報です。
SwitchBotは消費電力が少なくなるようにこだわって設計されており、リチウム電池2本使用時で1日10回ほど鍵の開け閉めをする場合、約180日間も電池が長持ちします。
アレクサなどにも対応しており、鍵を使わなくても声で指示して鍵を開けることもできるため便利です。
SADIOT LOCK
参考価格 | 9,980円 |
サイズ | 12.4×6.1×6.7 cm |
評価件数 | 1,127件 |
平均評価 | 3.9 |
※2022年2月時点の情報です。
SADIOT LOCKはセキュリティシステム総合メーカーが長年培ってきた技術により誕生したスマートキーです。
防犯機能にこだわりが強いのが大きな特徴で、セキュリティチップが搭載されているためハッキングにより情報が盗まれることを防ぎます。
さらに、スマートフォンから一定範囲外へ離れると自動で鍵がかかるシステムも搭載しており、家主が外出した直後を狙う空き巣犯の侵入も防ぎます。
スマートキーの注意点
鍵を使わなくても開閉でき、オートロックもあって便利なスマートキーですが、正しく使わないと防犯機能がうまく動作できなくなってしまいます。
スマートキーを取り付ける前に、以下3つの注意点を覚えておきましょう。
ドアが締めきれてないと鍵がかからない
沓摺(くつずり)という、ドアの下部分の箇所に障害物があるとドアがうまく閉じず、オートロックが作動しないおそれがあるため注意しましょう。
ドアの下部分はホコリやゴミなどが溜まりやすいため、定期的に掃除しておくと安心です。
電池の残量に気を付ける
スマートキーは基本的に電池式であるため、電池が切れてしまうとドアの開閉ができなくなります。
電池の残量が少なくなってきたら、早めに交換しておきましょう。
多くのスマートキーでは電池残量が少なくなってきたときに音や光で知らせてくれます。
対応可能な扉の事前確認が必要
スマートキーを購入する前に、その商品が自宅の玄関ドアのサムターン(鍵を開閉するためのツマミ部分)に対応しているか確認しましょう。
サムターンの種類はおもに下のイラストの4種類であり、商品の形状によっては自宅のサムターンに合わない場合があります。
業者ならより便利なスマートキーの取り付けが可能
今回ご紹介したような後付け型のスマートキーは、工事不要で個人でも取り付けが簡単なものです。
これだけでも十分に防犯性能を上げられますが、もっと便利で高性能なスマートキーにしたい場合は、業者におまかせすることを考えてみてください。
業者であれば、電池の交換が必要ない電気式のスマートキーや、指紋を使って扉を開閉できる指紋認証キーの工事をしてもらうことができます。
また、便利で高性能なスマートキーを取り付けたい場合はぜひ【カギ110番】にご相談ください。
コールセンターは24時間365日いつでも受付対応!
カギ110番の加盟店が迅速に対応し、すぐに家の防犯性能を高められます。
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窓のガラス破りには補助錠のツーロックで防犯対策
空き巣犯に最も狙われやすいのは無締りですが、鍵をしっかりとかけていても窓ガラスを突き破って内側の鍵を開けて侵入してくる場合もあります。
窓のガラス破りの対策で一番効果的なのは防犯ガラスの張り替えですが、費用が高くつくのですぐに用意することは難しいでしょう。
そんな時にすぐできる対策が補助錠でのツーロックです。
鍵が2つに増えることによりガラス破りの手間が大きくなるため、空き巣犯に狙われにくくなります。
おすすめの窓用補助錠
窓用の補助錠には窓のサッシ部分に直接貼り付けて使う薄型タイプと、サッシの溝に取り付けて使う固定タイプがあります。
薄型タイプはかさばることなく固定が簡単で、固定タイプは半開きの状態で固定することもできるので換気用としても使えます。
どちらもしっかりと防犯性能を上げられるので、自分の好みに合ったものを選びましょう。
こちらでは、2022年2月時点でAmazonの評価数が一番高い窓用補助錠をご紹介します。
薄型タイプ:WAKI サッシ窓用ロック
参考価格 | 1,334円 |
サイズ | 25×80×35mm |
評価件数 | 1,080件 |
平均評価 | 4.3 |
※2022年2月時点の情報です。
WAKI サッシ窓用ロックは、ステンレス製の丈夫な窓用補助錠です。
ボタンを押すだけで簡単に鍵を開け閉めできるため、普段使うことの多い窓にとって相性が良いです。
また、両面テープの粘着力が高く、しっかりと鍵をかけていればこじ開けることは難しいです。
固定タイプ:ノムラテック ウインドロックZERO
参考価格 | 694円 |
サイズ | 63×37×23mm |
評価件数 | 795件 |
平均評価 | 4.2 |
※2022年2月時点の情報です。
ノムラテック ウインドロックZEROは「二重安全装置」というシステムを搭載した固定タイプの補助錠です。
窓サッシに固定するだけでなく、ハンドル部分を取り外せる作りとなっています。
ハンドルがないとロックを解除することがかなり難しいので、防犯対策効果が強いです。
カギ110番なら確実に家の防犯性能を高められます!
空き巣犯は玄関や窓をはじめとした、あらゆるところから侵入を試みます。
対策の甘いところを狙うため、一部分だけでなく全体的に防犯対策をすることが大切です。
不安に感じるなら、業者に依頼して自宅の状況を見てもらい、自宅の防犯対策が不足しているところを施工してもらうという選択肢もあります。
【カギ110番】なら、作業の前に加盟店がしっかりと現地調査をするだけでなく、自宅の防犯対策に甘いところがないかチェックしてもらうこともできます。
プロの目でしっかりと調査してくれるため、ご自身でおこなうよりも確実に自宅の防犯対策向上が可能!
スマートキーや補助錠の取り付けもおまかせできるため効率的です。