車の鍵を紛失した場合、今主流のイモビライザーキーやスマートキーは費用が高額になりがち。料金や対応の早さが気になるなら、ディーラー一択より他の依頼先も検討してみるのがおすすめです。
たとえば鍵業者であれば車種によってはディーラーより安く、その場ですぐ新しい鍵への交換と登録までしてもらうことができます。また、24時間体制の業者ならディーラーが対応できない時間帯でもスピーディーにかけつけてくれます。
時間に余裕があってスピードより手続きのラクさを重視したい場合は、鍵業者よりもディーラーのほうがよいかもしれません。また、加入している自動車保険によってはロードサービスを利用して解決できる場合もあります。
このように車の鍵を紛失してしまい、それがイモビライザーキーであっても解決の手助けをしてくれるサービスは何種類もあります。この記事でそれぞれのサービスの特徴をお伝えしますので、トラブル解決のためにぜひ参考にしてみてください。
お急ぎの方は、費用のご相談や業者探しからサポートできる弊社の24時間相談窓口をご利用ください。ひとりであれこれ調べているよりも早くトラブルが解決できるはずです。
車の鍵を紛失した際の対処法
車の鍵を紛失した場合、何をどうすれば?どこに助けを求めれば??と悩んでしまうと思います。そこで、そんなときにやるべきことを順にご説明いたします。
ディーラーや鍵業者に連絡する前にしておきたいことや、依頼時に必要となる情報についてご紹介しますので、「車の鍵が見つからない」「イモビライザーキーを紛失したかも……」とお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
あるある!鍵が見つかる場所5つ
車の鍵は、紛失したと思っても意外とすぐそこで見つかる場合があります。無意識のうちに「こんなところに!?」という場所に置いてしまっているケースは多いのです。もう一度だけ落ち着いて、これまでの行動を思い出しながら下記のような場所を確認すれば発見できるかもしれません。
- 車のシート下やドア収納のなか
- バッグ内のせまい隙間や荷物の間
- 衣服ポケットのすみ、普段使わないポケット
- お財布のなか
- 家のなか(トイレや玄関、キッチンなど)
また、立ち寄った場所(駅、電車、タクシー、コンビニ、スーパー)や、職場で見つかる可能性もあります。レシートやインターネットで電話番号を調べて、鍵が落ちていなかったか問い合わせてみましょう。
警察に遺失届を出しておこう
警察に遺失届を提出しておくと、鍵を拾った方が届けてくれれば警察から連絡が入りますので、ひとまずの安心につながりますね。地域によっては警察署まで出向かなくても、電話で受け付けてくれることもあります。届け出るときには、いつ・どこで・どのような形の鍵をなくしたのか、可能な限り細かい情報を提示すると手続きがスムーズです。
参考:警察庁遺失届情報サイト
また、警察に届けられた落し物は、都道府県警察における遺失物の公表ページに掲載されます。落とした鍵が載っている可能性もありますので、確認してみましょう。
紛失した車の鍵のタイプを確認
鍵業者に連絡する際には、伝えたい情報を事前にまとめておくとスムーズに話がすすめやすくなります。以下の情報を参考に、わかる範囲で構わないので、鍵の情報を集めておきましょう。
- 鍵の種類
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車のメーカーと車種、年式やグレードまでわかると搭載されている設備が判別しやすくなるのでよりよいですね。
- 鍵の形
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鍵にはさまざまな形があります。以下の種類からお持ちの鍵の形状がどれなのか、確認してみましょう。
■ 刻みキー
鍵穴に鍵を差し込んで使用するタイプのもので、鍵の先がギザギザした形をしています。
■ 内溝キー・ウェーブキー
刻みキー同様鍵を差し込んで使用するタイプで、鍵の中央に波(ウェーブ)のような溝が入っています。刻みキーよりもピッキングされにくく防犯性に優れた鍵です。
■ リモコンキー
エンジンをかけるときは上の2つと同様に鍵を差し込んで使用しますが、ドアの開閉はボタンを押すだけでおこなえる鍵です。
■ 内溝キー・ウェーブキー
ドアの開閉とエンジンの始動の両方がボタンでおこなえる鍵です。スマートキーのほとんどにイモビライザーが搭載されています。
- イモビライザーの有無
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鍵穴に鍵を差し込んで使用するタイプと違い、イモビライザーはスペアキー作成にあたり特殊な機械が必要であることは先述したとおりです。対応できる業者が限られるので、事前にイモビライザーの有無をあらためて確認しておくとスムーズです。
イモビライザーが付いているか確認
ご自身がお持ちの車にイモビライザーが付いているものかわからないという方もいるでしょう。そこで、どこを見ればイモビライザーの有無を確認できるのかお伝えします。
- 車に貼られたステッカー
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イモビライザーを搭載した車には、それを表すステッカーが貼られていることが多いです。車と鍵のマークが窓ガラスのどこかに貼られていないか、確認してみましょう。
- インジケーターランプ
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メーター付近に鍵のマークもしくは“SECURITY”という文字のインジケーターランプがある車には、イモビライザーが搭載されています。
このランプは、周囲に防犯システムが付いている車であることを認知させるため、エンジンを切ったときに点滅します。インジケーターランプを確認する際は、エンジンを切りましょう。
イモビライザーキーを紛失しても解錠、作成できる
イモビライザーとは車の防犯装置のことで、その装置が組み込まれている車の鍵をイモビライザーキーといいます。トランスポンダというICチップのなかに、事前に登録されたIDが書き込まれており、このIDが車側に登録されたIDと一致しない限りエンジンが作動しないという仕組みになっています。
この仕組みにより防犯性を高めているため、トラブル時の対応においても難易度が上がります。しかし、イモビライザーキーを紛失してディーラーがすぐ頼れない場合であっても、鍵のプロであれば解錠や合鍵の作成は可能です。
ただ、紛失した鍵は戻らないことが多く防犯上の問題が残るため、スペアキーの作成よりも新しい鍵に交換することをおすすめします。
車種については基本的に、トヨタ・ホンダ・ニッサン・マツダ・スズキ・ダイハツ・ミツビシ・スバルなど、国産車はどのメーカーであっても手配可能と考えて大丈夫です。
ベンツやBMWといった海外産の車については受け付けていない業者もあります。事前によく問い合わせて、対応可能な業者が見つからない場合はディーラーに対応してもらいましょう。
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車の鍵を紛失したときの依頼先3つを比較!
車の鍵は、最近の普及率を考えるとほとんどの場合がイモビライザーキーであることが多いです。そのため紛失してしまった場合、解決に時間や費用がたくさんかかるのではと気になる方は多いでしょう。
イモビライザーでない鍵だったとしても、やはり依頼先によって費用は大きく変わってきます。ケースごとに最適な方法を選べるよう、各サービスのメリット・デメリットをお伝えします。
【1】ロードサービス
加入している自動車保険によっては、ロードサービスで解決できる場合があります。イモビライザーキーを紛失してしまった際の解錠や、スペアキーの作成がロードサービスの内容に含まれているか確認してみましょう。
なお、スペアキーの作成を請け負っていないロードサービス業者もあります。その場合は、ロードサービスに連絡しても鍵業者を紹介してもらうだけなので、二度手間になってしまいます。ご自身が加入している自動車保険のロードサービスが対応可能な内容について、あらかじめ把握しておきましょう。
また、事故などのトラブルが多発している場合、ロードサービスの到着まで時間がかかることもあります。迅速な対応が必要であれば、別の方法も視野に入れて検討しましょう。
【2】ディーラー
対応を急いでいないならディーラーに連絡するのも確実な方法です。購入した店には車や鍵の情報もそろっているので、キーナンバーや鍵の形などの詳細も把握しているはずです。スムーズな手続きで新しい鍵を作成が可能です。また、紛失した鍵が悪用されないよう、車の鍵をまるごと交換することもできます。
ただし、ディーラーでは即日対応ができません。鍵が手元に到着するまで数週間かかることもあるので、すぐに新しい鍵が必要という方には不向きな方法です。
【3】鍵業者
すぐに鍵がほしいという場合は、即日対応可能な鍵屋を頼るのがおすすめです。費用面でも利点があり、車種や条件によってはディーラーより大幅に安くなることがあります。得意な車種など業者ごとに強みがあるため、気軽に問い合わせて見積りを出してもらうと対応や費用を他の方法と比較することができます。
ただ、なかにはイモビライザーキーのトラブルは受け付けていない業者もあります。イモビライザーキーの鍵開けや作成には特殊な技術が必要であるため、対応できないことも少なくないのです。鍵業者に依頼する前に、対応可能かどうか必ず確認するようにしましょう。
イモビライザーキーに対応できる鍵業者は鍵に関する知識と経験が豊富で、鍵開けから鍵の作成までさまざまな要望に素早く対応してくれることが多いです。
もし「いろんな鍵業者があってひとつに選べない……」「イモビライザー対応の業者はどう探すの?」とお困りなら、現地調査と見積り無料の弊社にお気軽にご相談を!全国に抱える加盟店のなかからあなたにぴったりの業者をお探ししますので、選択肢のひとつとしてご活用ください。
「イモビライザー対応可能か?」「すぐに対応してもらえるか?」「一番早くてお得な業者はどこだろう?」とあちこちの業者に問い合わせる手間を省き、トラブルをスピーディーに解決できますよ。
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鍵開け・作成の費用は?イモビライザーキー紛失時の場合
必要な情報を確認し、依頼先を探す段階に入ると気になるのが実際の費用ではないでしょうか。ここではイモビライザーキー紛失時にかかる費用相場と、必ず知っておくべき業者選びの重要ポイントをご紹介いたします。
車の鍵紛失でかかる費用と内訳
- 技術料(鍵開け、特殊キーの作成、登録料など)
- 部品代金
- 出張費
- 深夜料金 状況によりレッカー代金など
鍵開け
イモビライザーキーであっても、鍵を開けるだけなら特殊な機器は必要ありません。鍵業者に依頼しても4,000円~12,000円くらいで対応してもらえるケースがほとんどです。
新しい鍵の作成
鍵を作成する場合は、イモビライザーに関する知識や情報を持っていなければなりません。さきほどご紹介したように、車に搭載されているIDと一致する鍵を作成しなければならないので、専用の機器も必要です。そのため、費用は13,000円~50,000円くらいになることが多いです。
どちらを依頼するにしても、車種や鍵の形状などによって、かかる時間と費用は異なります。さらに、業者や技術者によっても結果が大きく変わってくるのがイモビライザーキーでの特徴です。家の近くだからとよく調べず依頼することは避け、事前に以下の点を確認しましょう。
イモビライザーキー紛失時の業者の選び方
依頼先の業者を選ぶときには次のような点をチェックしてみてください。
- 出張費の有無
- 現地調査や見積り後のキャンセル料の有無
- 正式な見積り後の「追加料金」の有無
- 経験値の高い技術者の層が厚いかどうか
イモビライザーキーはその特性から対応の可否・作業方法・金額にも差が出やすく、見積り後にキャンセルせざるを得ない場合も想定しておく必要があります。そんなときのためにも、キャンセル料を取らない良心的な業者を選んでおくことは費用を抑えるうえで大切なポイントです。
さらに、イモビライザーキーを紛失した際、スペアキーがなければ鍵開けだけでなく鍵作成も必要です。また、どこかに落としてしまった鍵を使い続けるのは防犯の点から望ましくないため、鍵交換を希望する方もいます。
そんなとき、鍵開けから鍵作成・鍵交換まで一度に同じところで頼んでしまったほうがラクですよね。そのため各作業に幅広い対応力を持った実績ある業者を選ぶのがおすすめです。
弊社では、無料相談窓口へのお電話にてお近くの優良業者をお探しするサポートを24時間体制で受け付け中です。現地調査から見積りまで無料でご提案することが可能で、もちろん見積り後のキャンセル料も無料の業者を手配できます。イモビライザー関連のトラブル解決のため、経験豊富な技術者を多くそろえておりますので安心してご相談いただけます。
車の鍵紛失時の見積りは一社だけで決めず、相見積りをとって比較してみることでより安心感を持ってご依頼できます。その際には、弊社の無料現地見積りもお気軽にご活用ください。
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イモビライザーキー紛失でよくある質問とトラブル解決法
イモビライザーキーは特殊なシステムゆえに疑問が多く、紛失以外のトラブルも少なくありません。ここでは、よくある質問やトラブル解決法をご紹介しましょう。
「スペアキーもないけど解錠・作成はできる?」
イモビライザーキーに対応している鍵業者であれば、経験値の高い技術者と専門機材を使って作業にあたるため、破錠せずに解錠、作成が可能です。もし現場が山奥であったり状況的に困難であれば、レッカーなどで対応可能な場所まで移動するという最終手段もありますので、ご心配はいりません。
「イモビを探すアプリがあるけど、どうなの?」
「キーファインダー」というアプリと連動させたキーホルダーからの発信音や、スマホ画面上の地図によってキーを探すことができる専門アプリがあります。これはイモビライザーキーの紛失予防に有効ですが、設定する前に紛失してしまった場合、このアプリで捜索することはできません。
今何も対策できていないのなら、今後こういったアプリやリール式ストラップなどを使って紛失防止をしていきましょう。
「イモビの再登録はできる?」
紛失したイモビライザーキーのIDを再登録することは可能ですが、中古のイモビライザーキーの場合は再登録できないケースが多いようです。例としてトヨタは一度登録されたものは初期化する必要があり、ディーラーでも対応不可能となっています。
しかし、一部の業者では中古でも対応できる機材を持っているケースもあるため、一度問い合わせてみるとよいでしょう。
「スマートキーのスペアは作成できる?」
スマートキーのスペア作成はディーラーか鍵業者に依頼できます。ディーラーよりお得な業者に依頼したいという場合、メーカーや車種、年式、現場状況によって対応の可否や値段が変わってきますので、まずは問い合わせてよく確認してみるのが一番でしょう。
また、スマートキーとは総称であり、各メーカーごとに呼び方は異なりますので、以下で確認しておくとよいかもしれません。
- 各メーカーごとのスマートキーの呼び方
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- トヨタ・レクサス/ホンダ
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スマートキー
- ニッサン
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インテリジェントキー
- マツダ
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アドバンストキー
- スズキ
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キーレススタート
- ダイハツ
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キーフリーシステム
- ミツビシ
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キーレスオペレーション
- スバル
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キーレスアクセス
「エンジンがかからない!」
普段と同じようにエンジンを始動させようとしたとき、鍵の電池切れもしくは故障により、エンジンがかからないということがあります。
電池切れの場合は、対応する電池を確認して交換しましょう。電池交換をしてみても反応がなければ故障した可能性が高いです。無理に直そうとせず、保険内容をチェックの上、ディーラーや鍵業者に連絡しましょう。
「イモビライザーキーをインロックしてしまった!」
コンビニに少し立ち寄るときなど、「少しの間だからいいだろう」と車の中に鍵を置いたままロックをかけてしまうケースがあります。
家や会社など、すぐにスペアキーを用意できれば問題ないですが、出先では難しいでしょう。その場合は契約のロードサービスや鍵業者に連絡し、鍵開けを依頼してください。
「鍵が反応しなくなった」
いくらボタンを押してみても反応しなくなってしまうということもあります。考えられる原因は、エンジンがかからない場合と同様電池切れか故障です。
電池切れの場合は、対応する電池を確認してすぐに交換しましょう。詳しくはスマートキーの電池交換方法をご覧ください。それでも反応がなければ故障した可能性が高いので、保証内容を確認の上、ディーラーや鍵業者に連絡しましょう。
車の鍵を紛失したとき一番早くお得に解決するには
車の鍵を紛失しても、あまり解決を急いでいなければ、ディーラーに連絡することで正規の新しい鍵を作成したり、悪用防止に鍵をすべて交換したりすることができます。
しかし出先や、深夜早朝にイモビライザーキーを紛失したときなど、その防犯性から難易度が高くても「今すぐ鍵を開けてもらいたい」という状況もあるでしょう。そんなときは、出張料や見積りキャンセル料が無料の業者を探して、すぐ来てくれる2~3社に現地見積りをしてもらうのがおすすめです。
とはいえ選ぶ時間がない、最終的にいくらになるのか不安……という方は、追加料金なしの明朗会計が好評の弊社加盟店をお近くでお探しできますので、お気軽にご相談ください。無料相談窓口は、24時間365日受け付けていますので、深夜や早朝でもお問い合わせいただけます。
「依頼すべきか迷っている、少し質問したいだけ」という方も、ご要望に合わせて対応させていただきますので、納得の選択肢を見つけるための足掛かりとしてどうぞご相談ください。