家や車の鍵を紛失してしまって、
「鍵を開けるにはどうすればいい?」
「誰に相談すればいいの?」
とお困りですね?
鍵をなくしたときには、まず適切な相談先を知ることが重要です。
適切な相談先に連絡することで、無料で解決できる可能性があります。
この記事では、家や車、自転車などの鍵を紛失してしまったときの対処法、注意点、費用などを解説しています。
この記事を読めば、できるだけ出費を抑えて鍵を紛失したトラブルを切り抜けられるでしょう。
鍵紛失時の対処の流れ
鍵をなくしてしまったときには、まず適切な相談先に連絡し、鍵を開けてもらいましょう。
適切な相談先は、鍵の種類や状況によって変わります。
下記の「鍵紛失時の対処診断」を使えば、質問に答えていくだけであなたが最初にするべきことが簡単にわかります。
鍵紛失の対処診断
鍵をなくしたときの適切な対処がわかる!
Q.紛失したのは何の鍵?
以下で、各相談先の詳細や対処の流れを解説します。
適切な相談先に連絡する
鍵を紛失したときには、無料で解決できる可能性がある相談先から連絡するのがおすすめです。
鍵紛失トラブルを無料で解決してくれる相談先は、以下の4つです。
- 管理会社
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賃貸住宅の管理会社や大家さんは、管理している物件のスペアキーを保管していることがあります。
連絡をすれば、スペアキーで鍵を開けてもらえる可能性があります。 - 保険会社
-
住宅にかける火災保険や車にかける任意自動車保険には、無料で鍵開けをしてくれるサービスが付帯している場合があります。
「30分の作業のみ」「1年に1回のみ」などの制限があることが多いですが、利用したほうがオトクです。 - JAF
-
車に関するトラブルを救援するロードサービスであるJAFに加入しているなら、車の鍵開けは無料で頼めます。
回数制限もないので、ぜひ利用しましょう。 - 交番
-
自転車の鍵を紛失した場合、交番に自転車を持ち込めば鍵を壊して開けてくれる場合があります。
無料ではないものの、鍵紛失に対応してくれるところは他に以下のようなところもあります。
管理会社や保険会社などで対応が難しい場合には、これらの相談先も検討してみましょう。
- 自転車店
-
自転車の鍵を紛失したときには自転車店でも、自転車を持ち込めば鍵を壊して開けてもらうことが可能です。
壊した錠は交換しなければいけませんが、自転車店ならそれも頼める可能性があります。 - メーカー
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ロッカーやスーツケース、金庫の鍵を紛失したら、その製品を製造しているメーカーに問い合わせてみましょう。
新しい鍵を取り寄せられる可能性があります。
鍵が届くまでには時間がかかってしまいますが、鍵を壊すこともなく安全に開けられます。 - 鍵業者
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出張対応している鍵業者は、鍵を紛失して困っている人のところへ駆け付けて鍵を開けてくれます。
住宅はもちろん、車や自転車、金庫など幅広く対応している業者も多いです。
24時間対応しているところもあり、他に頼めるところがないときには頼りになります。
夜中なら日中まで待つ
賃貸住宅で夜中に鍵を紛失し、管理会社が営業時間外で連絡が取れないときには、ひとまずホテルやインターネットカフェなどに宿泊して日中まで待つことをおすすめします。
管理会社の営業時間まで待って連絡すれば、無料で鍵を開けてもらえる可能性があるからです。
夜中に鍵業者を呼んで鍵を開けてもらうと、数万円の出費になってしまいます。
それに比べれば、宿泊費用のほうが安く済む可能性が高いです。
緊急で家に入らなければならない事情がある場合を除いて、日中まで待つのがおすすめです。
鍵交換を検討する
なくした鍵が見つからない場合は、鍵の交換を検討しましょう。
ひとまず鍵を開けることができたとしても、なくした鍵が見つからないならまだ安心はできません。
鍵を拾った人間に悪意があった場合、家に侵入されたり車を盗まれたりするおそれがあるからです。
安全を確保するには、錠前のほうを交換しておくのが確実です。
錠前自体を変えれば、なくした鍵で開けるのは不可能になります。
鍵交換は住宅なら鍵業者やハウスメーカー、車なら鍵業者やディーラーなどに依頼が可能です。
賃貸住宅なら、まずは管理会社に相談してみましょう。
鍵交換を依頼する鍵業者をお探しの際は、ぜひ当サイト【カギ110番】のサービスをご利用ください。
カギ110番は、鍵開けや鍵交換に対応している鍵業者をご紹介するサービスです。
見積りは無料で対応していますので、ぜひお気軽にご相談ください。※
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 交通費、お客様都合でのキャンセル料は別途発生する場合があります。
賃貸の鍵紛失は管理会社に連絡が必須
賃貸住宅で鍵を紛失した場合は、必ず管理会社に連絡しましょう。
鍵を開けてもらえること以外にも、管理会社に連絡したほうがよい理由が2つあります。
それぞれ詳しく解説します。
勝手に合鍵作成や鍵交換はできない
鍵を紛失したら合鍵作成や鍵交換が必要になることが多いですが、賃貸住宅では許可なく合鍵作成や鍵交換はできません。
賃貸住宅の鍵は物件と同じく、借りているものだからです。
管理会社に断りなく合鍵作成や鍵交換をすると、契約違反になるおそれがあります。
鍵を紛失したことを伝え、事前に相談して合鍵作成や鍵交換をしましょう。
業者選びで失敗しにくい
鍵開けや鍵交換を鍵業者に頼まなければいけない場合、管理会社に業者を紹介してもらったほうが失敗しにくいです。
インターネットなどで自分で探した場合は、悪質業者を選んでしまうおそれもあります。
対して管理会社が紹介する業者なら、悪質業者である可能性は低いです。
管理会社が業者を紹介するときには、信頼性などをしっかりと精査するはずです。
入居者からのクレームなどのトラブルを避けたいからです。
業者のほうも、ぼったくりやずさんな施工をすることは少ないでしょう。
管理会社との信頼関係を維持することで、今後も仕事をもらえるなどメリットが大きいからです。
このように自分で探すよりも安全なので、賃貸住宅で鍵業者を呼びたいときはまず管理会社に相談してみましょう。
管理会社を通して鍵業者に依頼した場合も、費用は基本的に自己負担になります。
鍵業者の費用については、このあとの家の鍵をなくしたらかかる費用もぜひ参考にしてください。
鍵紛失時にやってはいけないNG行動
鍵をなくしたときにやってしまいがちな、以下の2つの行動はしないよう注意しましょう。
それぞれなぜNGなのか解説します。
SNSで発信する
鍵をなくしてしまった状況を、X(旧Twitter)などのSNSに投稿するのは危険です。
もしもその投稿を悪意のある人間が見たら、犯罪の被害に遭うおそれがあります。
先に鍵を見つけられて盗まれたり、その鍵で家に侵入されたりといった被害です。
SNSの過去の投稿にあるささいな情報から、地域や家の住所を特定されることもあります。
身を守るために、鍵に関する投稿は控えましょう。
鍵穴に異物を差し込む
鍵をどうにか開けようとして、鍵穴にピンやつまようじなどの異物を差し込むのはやめましょう。
鍵穴内の部品が破損するなどして、壊れてしまうおそれがあります。
鍵開けだけで済んだかもしれない鍵を壊してしまうと鍵交換が必要になり、かえって出費が増えることになります。
無理に自分で何とかしようとはせず、鍵業者などのプロにおまかせしましょう。
家の鍵をなくしたらかかる費用
鍵紛失時に鍵開けや鍵作成、鍵交換を鍵業者に依頼した場合の費用は、それぞれ3万円前後になることが多いです。
当サイト【カギ110番】編集部が所有する自社データをもとに、それぞれの費用相場を解説します。
鍵開けの費用は3万円前後
鍵開けの費用は、3万円前後になることが多いです。
料金は鍵開けの方法によって変わり、それぞれの平均料金は以下のとおりです。
鍵業者がおこなう基本的な作業であるピッキング開錠なら、3万円以内に収まるでしょう。
錠前を破壊して開ける破壊開錠は交換が必要になるため、他の方法に比べて料金が高くなります。
できるだけ破壊開錠は避けることをおすすめします。
鍵開け方法の種類や費用については、以下の記事でより詳しく紹介しています。
鍵作成の費用は2~3万円程度
鍵作成の費用は、2万円~3万円が多い価格帯です。
鍵作成の料金は鍵の種類によっても変わり、構造が複雑で防犯性の高い鍵は料金が高くなる傾向です。
ただ、5万円を超えるケースはごくまれだと考えてよいでしょう。
鍵作成の費用については、以下の記事でも詳しく解説しています。
鍵交換の費用は3~4万円程度
鍵交換の価格帯は、3万円~4万円が多いです。
防犯性の高い鍵や電子錠などの特殊な鍵に交換する場合は、費用が高額になることがあります。
とはいえ、8割のケースで5万円未満で収まっています。
鍵交換の費用や安く抑えるポイントは、以下の記事で解説しています。
鍵紛失時にかかる費用を抑える方法
鍵業者に依頼するときには、以下の方法で費用を抑えられる可能性があります。
それぞれ詳しく解説します。
シリンダーのみ交換する
鍵交換の際には、シリンダーのみを交換するのがおすすめです。
シリンダーは、鍵穴の内部にある部品です。
一部の部品交換なので、錠前全体を交換するよりも安く済みます。
なくした鍵で開けられないようにすることが目的なら、シリンダー交換だけでも十分です。
シリンダーの中には高さの違うピンがいくつも並んでいて、このピンの高さと鍵のギザギザがかみ合うことで鍵を開けられる仕組みです。
シリンダーを変えればなくした鍵では合わなくなり、開けられません。
鍵交換を依頼するときにはシリンダー交換ができないか、鍵業者に相談してみましょう。
補助錠を使う
鍵交換をするのではなく、追加で補助錠を取り付けるようにすれば費用が安く済みます。
補助錠は、ドアに追加で取り付けられる錠前です。
万が一鍵を拾った誰かがドアの鍵を開けても、補助錠が付いていればドアを開けられません。
いつも2つの鍵を開け閉めしなければいけないので手間は増えますが、鍵交換費用を抑えたいときは検討してみましょう。
相見積りをする
鍵業者に鍵開けや鍵交換を依頼するときには、複数の業者から見積りを取りましょう。
鍵開けや鍵交換の料金設定は業者によって違います。
そのため、複数の業者の料金を比較することでより安い業者を選べます。
相見積りをするときには、見積り料金が無料の業者を選びましょう。
見積り料金とは別に、出張料やキャンセル料が発生しないかも要チェックです。
当サイト【カギ110番】では、見積り無料の鍵業者をご紹介しています。※
相見積りの際には、そのうちの1社にぜひご検討ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 交通費、お客様都合でのキャンセル料は別途発生する場合があります。
以下の業者検索機能を使うと、ご希望の条件にあったお近くの業者を簡単に見つけられます。
「どこの業者に頼めばいいのかわからない」というときには、ぜひご活用ください。
条件を指定して検索ボタンをクリックしてください。(複数可)
鍵紛失に関するよくある質問
鍵を紛失したときに不安なことやよくわからないことなど、よくある疑問にお答えします。
- 鍵を落としたら家がバレる?
- 鍵紛失は警察に相談できる?
- 鍵の紛失を防ぐ対策は?
- 鍵を落としたら家がバレる?
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家がバレる可能性は低いです。
落とした鍵を誰かが拾っても、鍵だけで家の住所や個人の特定はできません。
鍵には特有の番号が刻印されていますが、それはただの製造番号で、家の住所とは関係ありません。
ただし、以下のような場合には鍵以外の情報から家の住所や個人を推測されるおそれはあります。
- サイフなどと一緒に落とした
- 鍵に個人情報を書いたタグが付いている
- 鍵に特徴的なキーホルダーが付いている
このような場合には、防犯のため早めの鍵交換をおすすめします。
- 鍵紛失は警察に相談できる?
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落とし物の届け出ができます。
鍵に限らず落とし物をしたときには、警察署や交番に遺失届を提出できます。
遺失届を提出しておくと、鍵を拾った人が警察に届けてくれたときには連絡してもらえます。
遺失届は、オンラインでも提出が可能です。
また、各警察署の公式サイトから、警察に届いている落とし物を閲覧することもできます。
参考:警視庁|落とし物をした方(最終閲覧日:2024年11月22日)
- 鍵の紛失を防ぐ対策は?
-
紛失防止タグや電子錠がおすすめです。
紛失防止タグは、鍵に取り付けることで鍵紛失を防止するタグです。
スマートホンと連動して、スマートホンとタグが一定距離以上離れるとアラームで知らせてくれます。
電子錠は、暗証番号や指紋認証で解錠ができる錠前です。
物理的な鍵がそもそも必要ないので、なくす心配はありません。
従来の錠前よりも高額ですが、便利さや防犯性の高さを優先したい人にはおすすめです。
まとめ
鍵を紛失したときには、以下の流れで対処しましょう。
- 適切な相談先に連絡する
- 夜中なら日中まで待つ
- 鍵交換を検討する
賃貸住宅なら、朝まで待ってでも管理会社に連絡することをおすすめします。
鍵業者を呼ぶよりも安く済む可能性が高いです。
鍵業者に依頼するときには、複数の業者から見積りを取る相見積りがおすすめです。
料金などの条件がもっともよい業者を選びましょう。
鍵業者をお探しの際には、ぜひ当サイト【カギ110番】にご相談ください。
見積り無料で対応しているお近くの鍵業者を、素早くご紹介します。※
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。