「最近鍵を抜き差しするときに引っかかる……」
「スムーズに鍵を操作できるように改善したい!」
「シリコンスプレーって鍵にも使えるのかな?」などとお悩みではありませんか?
毎日使う玄関の鍵が抜き差しで引っかかったり、回しにくかったりすると不便なうえ、少しずつストレスが溜まってしまいますよね。
そこで身近にある「シリコンスプレーを使えばスムーズに鍵を操作できるようにかもしれない」と思うかもしれません。
しかし鍵穴にシリコンスプレーは絶対に使用しないでください!
シリコンスプレーを使用すると鍵の回しにくさが悪化し、故障する原因になってしまいます。
この記事では鍵穴を傷めずに鍵のすべりをよくする方法や、鍵穴のすべりが悪くなる原因などについてご紹介していきます。
今すぐ実践できる簡単な改善方法もご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
この記事を読むことで、鍵穴が回りにくいときの応急処置の方法や、正しいメンテナンス方法がわかります。
シリコンスプレーとはどんなもの?
シリコンスプレーとは、シリコンオイルが主成分のスプレーです。スプレーした部分に薄い膜をはるようにシリコンオイルがコーティングすることで、物の動きをスムーズにします。
シリコンスプレーの使い道としては「家具」や「工具」、「自転車」などがあります。また、ホームセンターでも売っているので、簡単に手に入れることができることも魅力のひとつです。
ご自宅にもあるという方も少なくないのではないでしょうか。
鍵穴にシリコンスプレーをすると故障の原因になる
あらゆるものに使うことができる便利なシリコンスプレーは、鍵穴が回しにくくなったときにも使用できそうな感じがしますよね。
鍵穴のすべりが悪いときにシリコンスプレーを使用すると一時的には改善したように感じますが、鍵穴にシリコンスプレーを絶対に使用してはいけません!
回しにくい鍵穴の症状がさらに悪化し、故障の原因となってしまいます。
では、なぜシリコンスプレーを鍵穴にさしてはいけないのでしょうか?
鍵穴が回しにくくなる原因は、鍵穴の中に溜まったホコリや汚れ、異物などです。シリコンオイルを鍵穴の中にスプレーすると、鍵を使用するたびに少しずつホコリなどの汚れと混ざり、キッチン回りに発生するベタベタの油汚れのような状態になります。
そのため、ベタベタの油汚れになったシリコンオイルとホコリなどの汚れは鍵穴の中にこびりついてしまうので、スプレーする前よりもさらに鍵を回しにくくなってしまうのです。
鍵穴のすべりが悪いからといってシリコンスプレーを使うと、症状が悪化し故障の原因となってしまうので絶対にやめましょう。
シリコンスプレーの代わりに使えるもの
鍵穴にシリコンスプレーが使えないとなると、どのような方法ならすべりをよくできるでしょうか?
じつは「鉛筆の芯」や「鍵穴専用のスプレー」で簡単に鍵穴のすべりをよくできます。この2つの方法は普段からメンテナンスとしても使用でき、鍵穴の不具合の予防としても有効です。
それではすべりにくい鍵穴を「鉛筆の芯」、「鍵穴専用のスプレー」を使って改善する方法を詳しくご説明していきます。
鉛筆の芯をこすりつける
鉛筆の芯を使って鍵穴のすべりをよくする方法です。鉛筆の芯の成分である黒鉛が潤滑剤の役割を果たし、鍵穴の滑りをよくしてくれるのです。黒鉛は柔らかくて色の濃い鉛筆に多く含まれていますので、Bや2Bなどの鉛筆を使用してください。
気軽に試せるので、「今すぐ鍵穴のすべりをよくしたい」「簡単に費用をかけずに試したい」方におすすめです。
鍵が少し引っかかるなど軽度の場合
力がいるほど鍵が引っかかるなど重度の場合
専用の鍵穴スプレーを吹き付ける
鍵穴専用のスプレーを使って鍵穴のすべりをよくする方法です。シリコンオイルはスプレーした箇所に留まりますが、鍵穴専用のスプレーは速乾性がある潤滑剤なのでホコリなどの汚れと混ざりにくく、少量で鍵穴のすべりがよくなります。
鍵穴専用のスプレーはホームセンターやネットでも購入できるので、ご家庭にひとつ置いておくと便利でしょう。
「手間なく鍵穴のすべりをよくしたい」「再発しないように定期的にメンテナンスしたい」方におすすめです。
鍵穴専用スプレーの使い方は、0.5~1秒ほど鍵穴に直接スプレーし、鍵を抜き差ししたり回したりして鍵穴の中になじませます。鍵穴の周りや鍵についたスプレーはティッシュや布でふき取ってください。
大量にスプレーしてしまうと逆効果になる可能性があるので、ご注意ください。
以上の解決策を試してみてもすべりがよくならないとき、一時的に解決されるもののすぐにまた調子が悪くなってしまうときは、一度プロにきちんと原因を調査してもらったほうが安心です。素人にはわからない、思いもよらないところに原因があるのかもしれません。
その際は、弊社の無料の相談窓口や現地調査もお気軽にご活用ください。毎日使う場所の鍵の調子が悪いと、とくに不便なことと思います。なるべく早く解決できるとよいですね。
自分で対処するのが難しいと感じたら、お気軽にカギ110番の無料相談窓口にご連絡ください。24時間365日いつでもご相談いただけます。
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鍵穴の動きが悪くなる原因
そもそも、鍵穴はなぜ動きが悪くなるのでしょうか?鍵穴のすべりが悪くならなければ、このような対処をする必要がありません。
ここでは、鍵穴の動きが悪い場合に、考えられる原因を2つお伝えします。
- 汚れが詰まっている
- 鍵穴、鍵が壊れている
汚れが詰まっている
鍵穴に汚れや異物、ゴミが詰まっていると、鍵穴の動きが悪くなります。鍵穴はとても複雑な構造をしていますので、少し汚れや異物が溜まるだけで、すぐにすべりが悪くなってしまいます。そのため鍵穴の汚れや異物を取り除くことが大切です。
鍵穴・鍵が壊れている
汚れも詰まっていない、潤滑油も減っていないのに鍵穴のすべりが悪いという場合には、鍵穴や鍵の故障を疑ったほうがいいかもしれません。
鍵穴や鍵が壊れている場合は、自分で直す方法もありますが、あまりオススメできません。なぜなら、鍵の修理には専門的な知識が必要ですし、鍵を修理しようと作業をしても、結果的に悪化させてしまうおそれがあるからです。
悪化させてしまった場合、余計に直すのが大変になってしまいます。そのため、「鍵穴や鍵が壊れてしまったかもしれない!」という場合には、無理にさわらずに業者に相談してみましょう。ひとりで解決しようとするより、スムーズに失敗なく直すことができるはずですよ。
弊社でも鍵のトラブルに関するご相談を受け付けております。
24時間365日鍵トラブルのご相談を受け付けていますので、お気軽にご相談していただければ幸いです。
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鍵のメンテナンスは自分でもできる
鍵の修理は自分ですることはオススメできませんが、鍵のメンテナンスは自分でも定期的に行うことが可能です。
鍵の汚れを落とす
鍵穴のすべりをよくするには、鍵穴に汚れや異物を付着させないことが重要です。そのため鍵の汚れを日ごろから落とすように心がけましょう。
鍵の汚れは、歯ブラシ等で鍵をこすって落とすことができるので試してみてください。
エアダスターや、掃除機を使うことも効果的です。
鍵穴のゴミを掃除機で吸い取る
鍵だけではなく、鍵穴の汚れやゴミも取ることも重要です。鍵穴の汚れは、掃除機で吸い取ったりエアダスターで吹き飛ばしたりすることで取り除けます。
鍵穴に汚れやゴミが溜まるのは避けられないことなので、鍵穴の掃除は定期的におこないましょう。
鍵のお手入れの詳細については鍵が回らない際の対処法をまとめた記事をご覧ください。
改善しない場合は鍵交換する
鍵や鍵穴のメンテナンスをおこなってもすべりが悪いままの場合は、鍵の寿命かもしれません。この場合は、業者に依頼して鍵交換してもらうのをオススメします。
自分で鍵を交換することもできますが、鍵の修理や交換にはより専門的な知識が必要になります。状況を悪化させてしまうおそれもありますので、業者に頼むほうが無難です。
しかし、業者に依頼したことない方は、とても不安になるかもしれません。そこで、ここからは業者の選び方をご説明します。
業者選びのポイント
業者を選ぶ際は、まず「実績」を確認しましょう。実績が多い業者は経験豊富な業者ということになりますので、より安心して任せることができますよね。実績は業者のホームページなどで確認できますので、ぜひ調べてみてください。
また、相見積りを取ることもオススメです。相見積りによって、複数の業者の料金を比較することができます。そのため、相場を知ることができたり、不当に高額な請求をしてくる業者を避けることができるのです。
詳しくは鍵屋の選び方をまとめた記事をご覧ください。
鍵の交換・修理はカギ110番にお任せください!
【カギ110番】では日本全国を対象に、鍵の修理・交換の専門業者をご紹介しています。あなたからご連絡をいただければ、お近くの鍵業者をすぐに手配。プロの鍵業者があなたの元に駆けつけ、鍵トラブルを解決いたします。
「最近鍵の調子が悪いな……」
「鍵穴のすべりをよくする方法を試したけど、改善しなかった」
上記のような方はお気軽に【カギ110番】までお電話ください。
【カギ110番】では相見積りのご相談も承ります。「色々な業者を見てから決めたい」という方はぜひご活用いただき、他社のサービスとじっくり比べて後悔のない業者選びをしてくださいね。また、ご不明点があればお気軽にお問い合せください。
24時間365日全国受付対応のため、いつでもお好きなタイミングでご相談いただけます。毎日使う鍵ですので、安心して快適に使える状態を保っておきましょう!