バイクや原付の鍵を紛失したら、慌ててしまう方も多いでしょう。大切な移動手段が途絶えてしまうと、困ってしまいますよね。しかし、そんなときに取るべき行動がわかっていれば、慌てずに対応することができるのです。
この記事では、バイクや原付の鍵を紛失してしまったときの対応についてご紹介します。鍵をメットインの中に入れたまま閉めてしまったのか、完全に紛失してしまったのかによっても対応は異なります。業者へ対応を依頼するときの費用や特徴についてもまとめたので、自分にあった業者選びのために、ぜひ参考にしてください。
原付やバイクの鍵を紛失したらまず確認!
バイクの鍵を紛失してしまったら、慌てたり途方に暮れたりする前に、まずやっていただきたいことが3つあります。
- 鍵をもう一度よく探す
- メットインの中に入れていないか思い出す
- スペアキーの有無を確認する
落ち着いて考えることで、思いもよらない場所からバイクの鍵が出てくることもあります。バイクの鍵を紛失したときには、この章で紹介する“3つのこと”を順番に確認していきましょう。
まわりをしっかり探す
バイクの鍵を紛失したときは、落ち着いて自分の持ち物を確認したりバイクを降りたあとの行動を思い返したりしてみましょう。
- いった場所や立ち寄ったお店に置き忘れていた
- バイクのまわりや下に落ちていた
- カバンや衣服のポケット、財布の中にあった
落ち着いて探すことで、鍵が無事に見つかることもあります。すでに確認した場所でも、時間をあけてから丁寧に探し直してみましょう。本当にバイクの鍵を紛失してしまったのか、冷静になってもう一度考えてみてください。
メットインを確認する
バイクのまわりや立ち寄った場所などを確認しても鍵がないときは、メットインの中に鍵を入れていないか、よく思い出してみましょう。メットインとは、バイクや原付のシート下にある、荷物を入れるスペースのことです。
- 鍵を入れたカバンやポーチをメットインに入れて閉めてしまった
- 荷物の入れ替えの際に、誤って鍵をメットインに閉じ込めてしまった
バイクの鍵をメットインの中に入れたまま閉めてしまうことは、よくある鍵トラブルのひとつです。しかし、メットインの中に鍵があるのなら、他人に拾われて悪用されてしまう心配をしなくても大丈夫です。
メットインに鍵を閉じ込めてしまった方は、「バイクの鍵をメットインから取り出す方法」の章をご覧ください。
スペアキーの有無を確認する
鍵を紛失したとき最後に確認したいことは、スペアキーがあるかどうかです。スペアキーを自宅に保管していて、それを取りにいくことができれば、鍵紛失のトラブルを簡単に解決することができます。業者を呼ばなくて済むため、余計な費用はかかりません。
ただ、スペアキーを取りにいくためにバイクを離れるときは、U字ロックやチェーンロックなどで盗難対策しておくことをおすすめします。
また、紛失した鍵を使用してバイクを盗まれてしまうこともあります。U字ロックやチェーンロックなどの盗難対策を日ごろから徹底しておこなうとともに、鍵の交換も検討しましょう。
すぐに解錠が必要なら鍵屋に依頼する
バイクの鍵を紛失したときは、「バイク屋」「ロードサービス」「鍵トラブル対応業者(鍵屋)」のどれかを呼ぶ選択肢があります。それぞれの詳しい特徴や費用相場については、次章以降でご紹介していきますが、少しでも早い解決を希望であれば鍵屋がおすすめです。
鍵屋は、急な鍵トラブルに対応するスペシャリストです。「バイクの鍵を紛失したのでいますぐ来てほしい!」という依頼にも慣れています。
そのため、鍵解錠するための道具を持って現地まで駆け付けてくれるだけでなく、迅速に対応してくれる鍵屋が多いのです。
カギ110番では、日本全国にある加盟店の中から、あなたのもとに少しでも早く駆け付けることのできる鍵屋を手配いたします。ご相談は24時間365日いつでも受け付けておりますので、深夜や早朝のトラブルでも、遠慮なくお電話ください。
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探してもバイクの鍵がないときの対処法
バイクの鍵を紛失したとき、「メットインに入れて閉めてしまった場合」と「完全に鍵を紛失した場合」によって対処法が変わります。ここでは、完全に鍵を紛失した場合の対処法をご紹介していきます。
鍵屋を呼ぶ
出先での紛失や急用などで、できるだけ早くバイクの鍵が必要な場合は、鍵解錠や鍵作成のプロである鍵屋を呼びましょう。バイクの鍵を紛失して、スペアキーも手元にない場合でも、鍵穴から新しい鍵を作ってもらうこともできます。
解決のスピードよりも安さを優先したい方は、「鍵解錠・鍵作成の依頼先と料金」の章もご確認ください。
警察へ遺失届を出す
どこを探しても鍵が見つからない場合、警察へ遺失届を提出しましょう。遺失届は、どこの警察署や交番でも提出することが可能です。
遺失届を提出しておくことで、拾ってくれた人が届けてくれた場合、鍵が戻ってくることがあります。また、警視庁や各都道府県の警察本部が設けている専用サイトで落とし物を検索することも可能です。
鍵がなくてもエンジンはかかる?
「家にスペアキーがあるから、なんとか家までバイクに乗って帰りたい……」そんな思いから、鍵なしでエンジンをかける方法をお探しの方も多いです。
じつは、バイクや原付は鍵がなくてもエンジンをかけることができます。しかし、おすすめはできません。理由はバイクや原付の故障につながるおそれがあるためです。
バイクの鍵穴にドライバーやハサミを差し込んで、うまく回すことができれば、エンジンはかかります。しかし、鍵穴に正しい鍵以外を無理やり差し込んで回そうとすれば、鍵穴の内部を傷つけて壊してしまう可能性も高いです。
故障すれば修理に費用がかかり、修理費用のほうが高くなったということにもなりかねません。バイクの鍵を紛失したときには、プロに鍵解錠・鍵作成してもらうのが賢明です。
ヤマハ、ホンダ、原付…対処法に違いはない
バイクのメーカーごとに対処法を検索される方も多いです。しかし、メーカーが異なるバイクだとしても鍵を紛失したときの対処法に大きな違いはありません。まずは落ち着いて、本当に鍵を紛失してしまったのかを確認してください。
自分で対処できる?鍵をメットインから出す方法
バイクの鍵をメットインに入れたまま閉めてしまった場合、スペアキーを持っているかどうかで対処法が異なります。以下が、スペアキーを持っている場合と持っていない場合の対処法です。
スペアキーを持っている場合
急ぎでなければ、家に保管してあるスペアキーを取りに戻るのがおすすめです。スペアキーを使ってメットインを開けることで、費用をかけることなく簡単に鍵を取り出すことができます。
スペアキーを持っていない場合
バイクの種類によってはシートの材質が柔らかくなっているので、シートの横を持ち上げて鍵を取り出す隙間を作れることがあります。そこから鍵の取り出しができますが、無理に持ち上げて隙間を作ることで、シートが破損してしまうおそれもあります。
破損してしまうと余分に修理費用がかかってしまうかもしれないので、試すのであれば自己責任となる点にご注意ください。安全にトラブルを解決したいときは、この先も読み進めて適切な方法を探していきましょう。
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鍵解錠・鍵作成の依頼先と料金
バイクの鍵解錠・作成を依頼するとき、JAFやロードサービスが付帯している自動車保険に加入している方は、無料で利用できるロードサービスがおすすめです。しかし、JAFの会員ではない場合や保険にロードサービスが付帯していない場合は、バイク屋や鍵屋に依頼したほうが費用が少なく済むことも多いです。
ここでは、バイクの鍵解錠・作成の依頼先について、それぞれの特徴や費用相場などについてご紹介していきます。緊急度や費用面など、状況に合わせて最適な選択ができるよう、しっかり理解していきましょう。
ロードサービス
JAFに加入している、もしくは保険にロードサービスが付帯している場合、無料で鍵解錠を依頼することができます。
しかし、JAFやロードサービスでは鍵作成に対応していないため、依頼する場合は鍵解錠のみとなります。メットインへの鍵の閉じ込みならばよいのですが、鍵を紛失したので作成までしてほしいという場合は、バイク屋か鍵屋に依頼しましょう。
JAF会員であれば、鍵の閉じ込みは一般道路でも高速道路でも、昼間でも夜間でも無料で対応してもらうことができます。非会員の方は、以下の料金表をご覧ください。
鍵の閉じ込みにかかるロードサービス料金(非会員の場合)
場所 | 時間帯 | 料金 |
---|---|---|
一般道 | 昼間(8時~20時) | 13,130円 |
高速道路 (SA、PA内) | 15,230円 | |
高速道路 (SA、PA外) | 21,520円 | |
一般道路 | 夜間(20時~8時) | 15,230円 |
高速道路 (SA、PA内) | 17,320円 | |
高速道路 (SA、PA外) | 24,650円 |
※別途料金あり(救援に出動する車両の高速料金)
※消費税10%込み
※2020年12月時点の情報です
JAFのホームページより
JAFをはじめとしたロードサービスのスタッフたちは、さまざまな場所、さまざまな車両トラブルで出動しています。そのため、状況によっては対応してもらうまでに時間がかかるケースもあります。
鍵開けの依頼時に、どれくらいで来てもらえるのか、時間を確認しておくと安心です。対応に時間がかかりそうであれば、ほかの手段も検討しましょう。
バイク屋
鍵穴についているシリンダー番号がわかれば、バイク屋でも鍵の作成やメーカーから取り寄せをしてもらうことは可能です。メーカーからの取り寄せには1週間~2週間かかることが多いですが、費用は2,000円~4,000円ほどと、比較的安く鍵を手に入れることができます。
バイク屋によって対応は異なります。鍵の作成や取り寄せを受け付けていないお店もありますので、事前に電話で確認しましょう。
シリンダーの番号がわからないときは、バイク屋のスタッフに確認してもらいましょう。そのためには、バイクを自分でお店に持ち込む必要があります。バイクを押していける範囲にバイク屋がなければ、現場まで駆け付けてくれるロードサービスや鍵屋を頼りましょう。
※シリンダー番号について、詳しくは「シリンダー番号がわからない場合」の項目もご確認ください。
鍵屋
鍵屋であれば、鍵開けや鍵作成を依頼することが可能です。その場まで来てくれる業者も多いので、出張してくれる業者を選べば自分でバイクを持ち込む必要もありません。
鍵屋にバイクや原付の鍵開け・鍵作成を依頼した場合の費用は以下のとおりです。鍵屋5社のホームページの料金表を調査しました。
鍵開け | 鍵作成 | |
---|---|---|
A社 | 9,500円~ | 12,000円~ |
B社 | 8,000円~ | 12,000円~ |
C社(深夜料金あり) | 7,700円~ | 9,900円~ |
D社 | 7,000円~ | 11,000円~ |
E社(深夜料金あり) | 3,150円~ | 5,250円~ |
平均 | 7,070円~ | 10,030円~ |
※2020年12月時点の情報です
「すぐに、できるだけ安く対応してくれる鍵屋はないかな?」「予算内で依頼できるところがいい」そんなときは、当社にご連絡ください。
バイクの鍵開けや鍵作成が可能な鍵屋を手配いたします。24時間365日の電話対応となっておりますので、バイクの鍵でお困りの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
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費用を安く抑えるポイント
- JAFやロードサービス付き保険に加入していないか確認
- 業者の料金表や電話相談で、依頼前に費用を確認
費用を抑えたいときは、自分がJAF会員であるか、もしくは保険にロードサービスが付帯していないか、まず確認します。JAFや保険に加入していれば、鍵解錠は0円です。
会員ではない人や、鍵を開ける以外に作成も必要な人は、バイク屋や鍵屋を頼ることになります。鍵屋やバイク屋を選ぶときは、ホームページの料金表をしっかり確認してみましょう。WEB割引(電話で「ホームページを見た」と伝える)などでお得になることもあるからです。
さらに、気になる業者2~3社へ電話をしてみてください。その際は、以下の2点を聞いてみましょう。
- 最高でいくらほどかかるか?
- キャンセル料はかかるのか?
なぜなら、鍵解錠や鍵作成の費用は、バイクの車種(原付・中型・大型やメーカーなど)や、国産車か外車か、鍵の種類などによって異なるからです。また、作業費用のほかに部品代や出張料、深夜早朝の加算料金などがかかることもあります。
鍵屋やバイク屋に問い合わせた際、トラブル状況や車種、鍵の形などいくつか質問されることもあるので、わかる範囲で伝えましょう。
また、現地に来てもらっても見積りに納得できないときはキャンセルということもあります。そのときキャンセル料や出張費が発生することもあるため、事前に確認しておくことで無駄な費用を抑えることが可能です。
鍵解錠・鍵作成を依頼する際の注意点
バイクの鍵解錠・鍵作成を依頼するとき、いくつかの注意点があります。この注意点を知っておくことで、スムーズにバイクの鍵解錠・鍵作成を依頼することが可能です。以下に、バイクの鍵解錠・鍵作成を依頼する際の、おもな注意点についてご紹介します。
イモビライザー付きの場合
イモビライザーキーとは、ICチップが組み込まれている防犯性の高い鍵のことです。車体と鍵のICチップが一致しないとエンジンをかけることができないため、盗難などに対して高い防犯性を発揮します。
イモビライザー付きの特殊な鍵の場合でも、基本的に鍵屋で対応してもらうことができます。しかし、イモビライザー付きの鍵は、鍵の作成のほかにICチップを適合させなければならないため、鍵屋によっては対応できないことがあるのです。
そのため、事前にイモビライザー付きの鍵に対応しているかどうか、鍵屋へ依頼する前に問い合わせてみるとよいでしょう。イモビライザーキーのような特殊な鍵を紛失した場合の対処法については、「イモビライザーキーを紛失しても大丈夫!すぐに対応してくれる3つの依頼先」もご覧ください。
シャッターキーを紛失した場合
シャッターキーとは、防犯対策としてバイクの鍵穴を守るためについているフタを開けるためのものです。簡単に開くように思われますが、専用のシャッターキーでないと開けることができません。
そのため、イタズラなどでフタが閉まってしまい、エンジンをかけることができなくなったというトラブルも多くあります。シャッターキーを紛失してしまった場合には、バイクの鍵と同様、解錠や作成を依頼する必要があります。
鍵屋であれば基本的に作成してもらうことができますが、シャッターキーの取り扱いのないところもあるので、依頼する前に確認しましょう。
シリンダー番号がわからない場合
シリンダー番号とは、鍵穴に記載されている番号のことです。この番号がわかれば、スムーズに鍵を作成することができます。
シリンダー番号はキーシリンダー(鍵穴)の裏に書いてあることが多いです。そのため、シリンダー番号を確認したいときは鍵穴を外す作業が必要になります。
バイクの種類によっては、ドライバーなどを使って自分で鍵穴を取り外すことが可能です。しかし、バイクの鍵穴は特殊なボルトで固定されていることが多いため、専用の工具を使って取り外す必要があります。そのため、自分で取り外すのは困難です。
その場合は、バイクごとお店へ持ち込んでスタッフに確認してもらいます。自分で持ち込むことが可能であればよいですが、難しければ、その場で対応してくれる業者や、引き取りに来てくれる業者に依頼しましょう。
当社では、どんな場所で起きたどんな鍵トラブルにも対応できるよう、日本全国の鍵屋と提携して、お困りごとを速やかに解決するための準備を整えています。
- 山奥や都会から離れた不便な場所だから他社に出張を断られた
- イモビライザーキーやシャッタキーは対応できないと言われた
こんな場合でも、あきらめずに一度ご相談ください。
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鍵を紛失しただけでなく、「スペアキーがない……」「鍵がうまく回らない……」というような困ったことはありませんか?『カギ110番』では鍵にまつわるすべてのトラブル、悩みをお聞きし、対応いたします。ここからは、具体的にどのようなトラブルが解決できるのか紹介していきます。
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- スペアキーが1本もない
- U字ロックの鍵紛失
- 鍵が折れてしまった
- 鍵穴にイタズラされてしまった
- 鍵を差す際に動きが鈍い
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