スーツケースの鍵が開かないトラブルに遭遇したら、鍵業者や空港のリペアサービスを活用するのがおすすめです。
ご自分で解決できることもありますが、無理に自分で鍵を開けることによって鍵が故障し、スーツケース本体を壊さないといけない事態に発展するおそれもあります。
解決するための方法判断には注意しましょう。
当コラムでは、スーツケースが開かなくなったときにおこなう対処法を解説しています。
トラブルが生じた場所や、状況に合った適切な解決法を紹介するので、鍵が開かなくなってしまったときには、ぜひ参考にしてみてください。
スーツケースが開かない!4つの対処法
“スーツケースが開かない!“このようなトラブルが起きたとき、開ける方法として
- 自分で開ける
- 人の力を借りる
どちらかになるでしょう。
ここではまず、基本的な4つの方法をお伝えします。
対処1|自分で開ける
不正に解錠をする“ピッキング“という方法です。鍵を紛失して、合鍵もない場合はこういった手法をとる方もいるようです。
ピッキング方法
ジッパーではなくシリンダーで施錠されている種類の場合は、鍵穴にペアピンなどを差し込むことで解錠をおこないます。
シリンダー内にある突起部分(タンブラー)をヘアピンで抑えながら、もう1本のヘアピンで鍵穴を回すことで解錠が可能です。
注意!ピッキングはおすすめしない
ピッキング方法は、動画やブログで紹介しているサイトも多いです。そのため「簡単にできそうだ」と思われるかもしれません。
しかしピッキング方法を試して、よけいに状況が悪化し「解錠もできず、シリンダーを壊してしまった」という方もいます。ピッキングは、鍵屋でも最初は練習をします。素人の方が、簡単に成功する例は数少ないでしょう。
鍵の構造を知らない方や、状況をこれ以上悪くしたくない、スーツケースを壊したくないのなら、ピッキングはやめたほうが賢明です。
対処2|メーカーに問い合わせる
まだ旅行に出発していない、もしくは旅行まで日数がある場合では、スーツケースのメーカーに問い合わせをして対処してもらう方法もあります。
この場合、メーカーによっては、鍵開け作業が修理の一環として費用を請求されることがあります。
そのためメーカーに依頼をする際は、事前に鍵開けで費用がいくらかかるのかを確認しておくとよいでしょう。
またメーカーによってはスーツケースのレンタルが可能なところもあるので、一度確認してみてもよいかもしれませんね。
対処3|空港のリペアサービスを利用する
空港にはリペアショップが設けられている場合が多く、リペアショップでは合鍵の作製や鍵の交換、解錠などを依頼することができます。
しかしスーツケースの種類や鍵の種類によっては解錠ができないことがあるので、ショップに向かう前に電話で問い合わせをしておくと無駄足にならずに済みますね。
リペアショップが空港内にない場合は鍵の専門業者に連絡する、または宿泊予定のホテルなどで解錠を依頼しましょう。
対処4|鍵開け業者に依頼する
鍵のトラブルなら、鍵に詳しい鍵屋に相談するのが一番早く確実に鍵開けできます。
鍵屋は日々、さまざまな鍵トラブルと向き合い解決しております。
数多くある鍵業者の中でも、どこを選べばよいか迷ったときは、ぜひ弊社をご活用ください!おかげさまで弊社はリピート率も高く、お客様より高い評価をいただいております。
まずは無料相談、無料見積りをご利用ください。24時間365日、お困りのときはいつでもお気軽にご相談ください。
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鍵を壊さずロック解錠|状況別の鍵開け方法
スーツケースを開けようとしたが
- 暗証番号がわからない
- 番号が一致せず解錠できない
- 鍵が回らない
などのトラブルが発生することがあるかもしれません。
ここでは、スーツケースが開けられない状況に合わせた対処法を紹介していきます。以下の適切な方法を試してみてください。
パターン1|正しいはずの暗証番号で開かない
きちんと暗証番号を入れたのに開かない……。覚え違いということもありますが、手元がくるって“違う番号を設定しなおしてしまった”ということもあるようです。
ダイヤルシリンダーなどの暗証番号タイプは、解除している状態のときに新番号を設定しなおすことができます。番号の設定直しは、簡単にできてしまうため設定するつもりはないのにうっかり触って新番号登録の状態になっていた、ということもあります。
もしそうならひとつふたつ番号がズレているだけということもあります。本体の番号から、近い番号を試してみてください。
また番号を入れたあとボタンを押すタイプだったり、カチッと音がするまで番号をセットしないと開かないタイプだったりすることもあります。いま一度、ご自分のスーツケースの様式を確認してみてください。案外、微妙にずれていたなんてこともあるようです。
パターン2|暗証番号を忘れた
生年月日、記念日、家族の誕生日など、思いつく番号を試してみましょう。それでも開かないときは、ひとつずつ試すしかなさそうです。
けれども3ケタ、4ケタの組み合わせの数字をひとつずつ試すのは根気のいる作業です。
スーツケースのメーカーホームページを見るとカスタマーセンターの連絡先が載っているかもしれません。一度そちらに相談をしてみるのもよいでしょう。
しかしメーカーだと、スーツケースをお店に持って行ったり、郵送したりで「いますぐ解錠する」ことは難しい可能性も高いです。
パターン3|鍵が回らない
鍵をシリンダーに差し込んでも回らない原因には、鍵穴にゴミなどがつまっている・鍵穴の部品で不具合が生じている・鍵が劣化していることが考えられます。
鍵穴の汚れつまりは、エアダスターで吹くのが一般的です。
詳しくは鍵が回らない際の対処法をまとめた記事をご覧ください。
また鍵の劣化、シリンダーの破損であれば鍵交換となります。この場合は、鍵業者でしか解決できないので、原因不明なときやご自分で解決できなそうなときは、初めから鍵業者へ相談したほうがよいでしょう。
パターン4|シリンダーの鍵を紛失した
暗証番号ではない鍵付きスーツケースの鍵は、小さいので落としたり紛失したりしやすいです。
さっきまで鍵があったと確信があるなら、歩いてきた道に落としているかもしれません。寄ったお店や道、ポケットなどいま一度確認してみましょう。
暗証番号リセットの方法と鍵交換のすすめ
暗証番号を設定しなおすこともできるので、暗証番号がわからないときはリセット機能で鍵開けができます。
もしくは思い切って鍵ごと取り替えてしまえば、鍵開けは解決できます。
鍵を紛失して開けられないときは、防犯上、新しく鍵交換したほうがよいでしょう。
解決法1|暗証番号をリセットする
番号で施錠するロック錠には、番号をリセットするスイッチ(丸や四角)があるタイプとないタイプがあり、そのスイッチを押すことでリセットができます。
ほかにも、ダイヤルの裏側に番号を切り替えるレバーがあるタイプもあるので、まずは鍵の種類を確認してみましょう。それぞれの解錠手順は以下のとおりです。
リセットスイッチがある場合
種類よっては、一度押せばOKなものもある
解除レバーやボタンがある場合は、「カチッ」と音がするまでスライドor押す
リセットスイッチがない場合
切り替えレバーがある場合
(例:Aに設定されている場合→Bに変更)
解決法2|スーツケースを荷物として送る
旅立つ前であれば、スーツケースだけ先に宿泊予定のホテルに宅配便で送り、向こうで鍵開けをする方法もあります。仮に空港でスーツケースが開かないと気づいた場合でも、空港から受託荷物として送ることも可能です。
しかしスーツケース内にパスポートやお財布などの貴重品が入っている場合は、早々に送ってはいけません。
もし貴重品が入っているのなら、やはりその場で鍵開けをする必要があります。
万が一のために、貴重品は最初からスーツケースには入れないでおきましょう。
解決法3|鍵を交換、または合鍵作成
鍵が開かないときは、鍵本体を交換する、もしくは合鍵を作成することで解決できます。
しかし鍵業者によっては、対応できるケースとできないケースがあります。スーツケースの場合、構造上、鍵のみ交換することが難しいときもあります。
どのような対処法が一番よいのか、知識と経験のある鍵屋であればみなさまに合った対応策を提案してくれるでしょう。
弊社に加盟するスタッフは、鍵開け、鍵交換、あらゆる鍵のトラブルに対応しています。知識と経験のある優秀な人材を揃えておりますので、安心してご利用ください。
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いざとなったら!鍵を壊す・買い替える
鍵を壊して解錠するのは避けたいが、どうしても開けられないときや緊急のときは“壊す”という選択をしなければいけないこともあります。
自分で鍵を壊す方法
鍵を壊すときは、バール・マイナスドライバーやペンチ、スパナといった道具を準備します。バールはスーツケースをこじ開けるときに使用します。鍵穴を壊すときは、マイナスドライバーやペンチなどを鍵穴に差し込み、力いっぱい回すことで壊すことが可能です。
壊したら防犯ベルトで補強しておく
鍵を壊して鍵開けはできても、次は鍵を閉めることができませんね。鍵が開いたまま、旅行へ行くのもなんだか不安です。
そんなときは「スーツケース用ベルト」を使いましょう。鍵付きのベルトを使えば、何もないよりかは安心です。
ベルトは空港の売店でもあるので、緊急なときは一度お店を見てみましょう。
スーツケースを買い替えよう
鍵を壊したらできるだけ早めに新しいスーツケースに買い替えましょう。旅先や空港で新調してください。
スーツケースは約7,000~8,000円といったお手頃価格のものから、約20,000~30,000円まで費用に幅があります。種類によってスーツケースの品質や性能が異なるので、自分に合った種類を選んでみてはいかがでしょうか。
TSAロックとは?空港での解錠について
TSAロックとはアメリカ運輸保安庁が認定した、スーツケースやキャリーバッグなどの施錠方式のことです。
通常、アメリカに渡航するときにはスーツケースやキャリーバッグの鍵を施錠せずに荷物を預ける必要があるため、盗難や鍵の紛失、破損などのリスクがあります。
しかしTSAロックつきのスーツケースであれば、検査員が所持しているマスターキーによってそのようなトラブルが発生するのを防ぐことが可能です。仮に鍵が開かなくなった場合でも、自分でロックを解除することができます。
TSAロックの解錠方法
スーツケースや鍵の種類によって解除の仕方が異なるので、自分のスーツケースの種類に合った方法でおこないましょう。開け方については以下を参考にしてみてください。
フレームタイプ:キーロック式
鍵を鍵穴に挿し込み解錠できる位置まで回します。鍵を抜くとリフトレバーを引き上げることができますので、プッシュボタンを押しながら引き上げましょう。
ジッパータイプ:キーロック式
鍵を鍵穴に挿し込み解錠できる位置まで回します。鍵を抜いてプッシュボタンを押すと、固定されていたジッパーの持ち手を動かせます。ジッパーが避けてしまうなどの破損につながらないように、最後までジッパーを動かして開けるようにしましょう。
ジッパータイプ:ダイヤルロック式(このタイプに鍵は付属していません。)
使用する際に設定した暗証番号にセットし、プッシュボタンを押します。固定されていたジッパーの持ち手が外れますので、ジッパーが破損してしまわないように最後までジッパーを動かして開けるようにしましょう。
ジッパータイプ:ダイヤルロック式MAXPASS H2s用と360,360 SOFT用(このふたつのタイプに鍵は付属していません。)
使用する際に設定した暗証番号にセットし、スライドボタンをスライドさせます。そうすると固定されていたジッパーの持ち手が外れますので、ジッパーが破損してしまわないように最後までジッパーを動かして開けるようにしましょう。
空港で破損した場合、保証が適用されることも
自分で壊したわけではなく、スーツケースを空港に預けたときに鍵が破損されてしまった場合、海外旅行保険が適用されることがあります。
しかし元々鍵が劣化していた、サビていた、傷があったなどの場合は、保証の適用外となるので注意しましょう。
早急に鍵を修理したいなら、業者に任せよう
スーツケースの鍵が開かないときの対処法などをご紹介してきました。ご自分で解決できるときもあれば、鍵の業者に依頼したほうがよいケースもあります。
業者に鍵開けや鍵の交換を依頼した際にかかる費用の相場は
- 鍵開け 約8,000~15,000円
- 鍵交換 約7,000~10,000円
です。
これはあくまでもおおよその費用です。鍵の種類やトラブル内容、技術料の設定金額によって業者ごとに費用に差が出ます。
詳しくは鍵開けの費用相場と鍵交換の費用相場をまとめた記事をご覧ください。
鍵トラブルというのは、電話だけではなかなか業者スタッフもわかりづらく現場へいって直接確認してからでないと正確な見積書がだせないことが多いです。
そのため、現場へ来てもらい見積書をだしてもらってから“思っていたより高額費用だった!”ということも起きやすいです。
料金トラブルが起きないためにあらかじめ依頼前の電話で聞いておくべき2つのポイントをお伝えします。
- 最高でもどれくらいかかるのか
- キャンセル料はかかるのか
最高金額を聞くことで“それ以上かかることはない”とある程度、心構えもできるため見積書でびっくりすることもなくなります。
また、いざ調査に来てもらっても “費用やサービスに納得できない”ときはキャンセルしたいですよね。その場合のキャンセル料についても確認してください。解決していないのにキャンセル料だけ取られるとなんだかモヤモヤします。
弊社では、キャンセル料はいっさいかかりません。そして相場を知るには、2~3社から見積りを取ることが大切です。
まずは下記バナーより無料見積りを取ってみてください。他社との比較検討も大歓迎です。
弊社が人気の理由
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鍵でお困りのときはぜひご活用ください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。