春の雑草|春~夏にかけて増え続ける雑草!早めに除草・対策をしよう

春の雑草|春~夏にかけて増え続ける雑草!早めに除草・対策をしよう

春といえば何を思い浮かびますか?桜やチューリップ、つつじなど色とりどりのお花や植物を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

そんななか、春によく見るのは雑草です。春はさまざまな種類の雑草が育ち、このような雑草を見て春を感じるのもいいでしょう。しかし、このような雑草をずっと放っておくと後々後悔するかもしれません。

春の風物詩・エイプリルフールのように、嘘のような大きい雑草に育ってしまい、刈るのが大変になってしまいます。この記事では、春の雑草の種類、駆除方法について詳しくご紹介しましょう!

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目次

春にはどんな雑草が生えてくるの?

春の雑草に、どのようなものがあるかご存知ですか?この章では、春に生える雑草についてご紹介します。

春に生える一年草の雑草

【ブタクサ】

やわらかい土で育ち、全国で見ることができる雑草です。夏頃になると、黄色い花を咲かせます。ブタクサといえば花粉症のイメージを持つ人も多いでしょう。ブタクサは花粉を多く含み、花粉を散らすことによって来年に向けて子孫を残します。

【メヒシバ】

イネ科のメヒシバは、熱さにも寒さにも強く、生命力が高いです。そのため、北海道から沖縄まで全国に生えています。畑などの農地に生えているとメヒシバが養分を吸い取ってしまうことがあるので、注意が必要です。

メヒシバは、アキメヒシバ・コメヒシバの3種類がありますが、メヒシバが最も大きくなりやすいといわれています。

春に生える多年草の雑草

【スギナ】

スギナは全国に生えています。駆除をするには厄介な雑草です。「地獄草」とも呼ばれており、他の雑草に比べて、繁殖力が高いでしょう。また、料理などにも使われるつくしは、スギナの胞子を撒き散らしています。

こうして、さまざまな方法を使って幅広い場所へ子孫を残そうとするため、どのような場所でも確認することができるのです。

【ススキ】

ススキも全国で見ることができ、とくに平地や山間部でよく見られます。ススキと聞くと秋の七草のイメージが強いですよね。ススキは、穂をつけるのは秋ですが、発生するのは春ごろなのです。ススキも大きくなりやすい雑草なので、適度な管理が必要になります。

また、ススキは花粉が広い範囲で飛散されやすいため、花粉症の方は注意が必要ですが、ススキは8~9月頃がピークです。春はスギやヒノキなどの花粉が飛散されています。

一年草と多年草の違い

一年草と多年草をわけて紹介しましたが、この一年草と多年草では、大きな違いがあるのです。一年草とは一年以内に芽が出て枯れるものをいいます。一年草はすぐに育ち、管理がしやすいです。二年のうちに発芽から枯れるまでを終わらせるもの二年草と呼ばれるものもあります。

多年草は発芽から枯れるまでのサイクルを二年以上にわたりおこなうものをいいます。多年草は植え替えの必要がありません。多年草には2種類あります。葉っぱが枯れないものが「常緑多年草」、地上部が枯れるものを「宿根草」といいます。土のなかに栄養を残すため、根強く、一年草よりも駆除がしづらいことが多いです。特徴として、冬になっても葉は枯れない傾向にあります。

春に生えた雑草は育つスピードが速い!

春に生えた雑草は育つスピードが速い!

春は雑草をはじめとした、さまざまな植物にとって快適な季節です。結果、植物もぐんぐんと育ってしまいますよ。

雑草は春~夏にかけてよく育つ

人間にとって過ごしやすい気候・気温は雑草にとっても育ちやすいでしょう。そのため、春から夏にかけての季節は雑草が急激に伸びやすいです。お庭に雑草が生えていたら最も育ちやすい5月頃に雑草を刈るといいでしょう。

時に害虫が寄ってくることも…

ムカデやゴキブリなどといった害虫やさまざまな虫などは、伸びた雑草に隠れたり、雑草を食べたりします。お庭の雑草を伸ばしっぱなしにしてしまうと、お庭に害虫が住み着き、家のなかに侵入するかもしれません。雑草が伸びる前に刈る習慣をつけておくことで、害虫による被害を防ぐことができます。

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春の雑草は大きく育つ前に抜いておこう!

春の雑草は成長が早いのですぐに育ってしまいます。ですから、大きく伸びてしまう前に、草むしりをしてしまいましょう。この章では、草むしりに準備するものコツなどをご紹介しましょう。

準備するもの

草むしりをするときは長袖・長ズボンを徹底します。汚れてしまうのもありますが、刺されると危険な害虫などがいるかもしれません。また、紫外線・熱中症対策のために帽子をかぶるようにしましょう。

雑草はスコップや鎌で根っこから掘り起こします。どれも、ホームセンターなどどこでも買えるものばかりですよ。

草むしりのコツ

草むしりをする前に地面を濡らしておくと、土が湿るため、雑草が抜きやすいです。自分で濡らすのもいいですが、雨の日の次の日にやると効率よく草むしりをおこなうことができるでしょう。

ちなみに、熱湯をかけると数日間のうちに雑草が枯れますが、表面の雑草が枯れるだけなので根本的な解決にはなりません。雑草が枯れた後は、また同じところから生えないように除草剤を撒いておきましょう

雑草が春に大量発生しないようにするには…?

雑草が春に大量発生しないようにするには…?

では、春の雑草が大量に生えてこないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。これより、春の雑草を生えてこないようにするための対策をご説明します。

除草したら次の雑草が生える前に予防をしよう!

草むしりを一通り終えたからといって、安心してはいけません!草むしりは終えてからが肝心なのです。草むしりを終えたら、除草剤などを撒いて、次に生えてこないようにすることが大切です。

また、雑草を抜くときは根っこから抜く必要があります。根っこが土のなかに残っていると再度、芽を出してしまうからです。

雑草を生えさせない予防策

その他、除草シートの活用や、芝生を植えるなどが考えられます。除草剤は雑草が生える前に撒いておくものや、伸びている雑草にかけて使うものなどさまざまです。 土に除草剤を撒いておくことで新たな雑草が増えるのを防ぐことができますね。

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すでに雑草だらけ……どうしたらいい?

自分で草むしりをしていると、「伸びきった雑草が厄介!」「お庭が広く、どこから手をつけたらいいのかわからない…」といった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。雑草は定期的に生えてくるため、しっかりと対策しておく必要があります。

しかし、あまりにも広い範囲の草むしりは体力的に余裕のない方やお年寄りの方には厄介ですし、時間にゆとりがないとしっかりと対策をすることはできませんよね。そんなときは、草刈りに詳しい業者に依頼すると安心ではないでしょうか。

業者は草刈りなどに関する知識・経験に長けているので、自分で草むしりをして草刈りをおこなうよりも徹底的に、きれいなお庭を目指すことができるでしょう。

大体は、草を刈りたい土地の面積で費用が違ってきますが、業者によって費用に差があります。業者に依頼するまえにさまざまな業者で相見積もりをしておくことをおすすめします。

まとめ

これまで、春の雑草の特徴や草むしりのコツなどについてご紹介してきました。春はさまざまな植物が育ちやすい季節です。

その結果、春の雑草も多くあり、伸びるのが早い傾向にあります。雑草を抜くときは雨の日のあとなど、地面の土が湿っているタイミングを狙うと根っこが掘り起こしやすいでしょう。

雑草を抜くことは大切ですが、雑草を抜いた後もきわめて重要です。次に生えてこないよう対策しておく必要があります。雑草が育ちすぎてしまい自分で何ともならない場合は、業者を依頼してみましょう。

【雑草の種類に関する記事はこちら】

この植物は雑草?野草? 知っておきたい雑草の定義と判断のポイント
よく見る白い花の雑草 8種|”ただしい除草”でキレイな庭を維持

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