防草シートの敷き方を解説!10年以上草刈りから解放されるための正しい手順

防草シートの敷き方

「防草シートで雑草対策をしたいけど自分でできるかな?」
「失敗せずに防草シートを敷きたい!」

自力で家に防草シートを敷くときは、失敗なくきれいに敷きたいですよね。
一度敷いた防草シートを敷きなおすのはとても手間がかかりますし、お金もかかりますし、間違った方法で防草シートを敷いて、あとから雑草が生えてきてしまったら意味がありません。
失敗を避けるためには、正しい方法で防草シートを敷かなければなりません。

この記事では、防草シートの正しい敷き方や必要なものについて解説します。
これを読めば、失敗せずに防草シートを敷いて効果的な雑草対策をすることができます。

この記事でわかること
  • 防草シートを敷くときに必要なもの
  • 防草シートを敷く手順
  • 防草シートを敷く失敗例とその原因
  • 防草シートの効果を高める使い方

草刈り、草むしり費用をラクラクお見積り
10秒で費用がわかる!
\草刈り110番はお見積りだけでもOK!/
次のページで実際にお見積りをご確認いただけます。

データ送信中...

利用規約 プライバシーポリシー に同意の上ご利用ください。
※弊社担当スタッフからご連絡させていただく場合がございます。

無料でご相談いただけます/

目次

防草シートを敷くときに必要なもの

まずは、防草シートを敷くために必要なものを揃えましょう。
防草シートを頑丈に敷くためには、4つのものが必要です。

  • 防草シート
  • 固定ピン
  • 補修テープ
  • 防草シート用接着剤

防草シート

防草シートにはさまざまな種類がありますが、選び方にはポイントがあります。

遮光率の高いものを選ぶ

防草シートは、日光を遮って雑草の光合成を防ぐことで防草効果を発揮します。
そのため、高い防草効果を得るには遮光率が高い商品を選びましょう。

耐久性のある不織布でできているものを選ぶ

長期間の使用での紫外線による劣化を防ぐため、不織布でできた耐久性の高いものを選ぶことも大切です。
不織布でできた防草シートは丈夫なので、耐用年数も長くなります。

耐用年数の長いものを選ぶ

不織布でできた防草シートは丈夫なので、耐用年数も長くなります。

透水性の高いものを選ぶ

防草シートを敷くと水はけが悪くなりやすいため、透水性の高いものを選ぶこともポイントになります。

この4つのポイントをあわせ持った防草シートを選びましょう。

商品名ザバーン防草シート350G
メーカーデュポン
参考価格Amazon:10,500円
楽天市場:7,890円
Y!ショッピング:8,490円
サイズ1×10m
耐用年数(曝露)約10~15年
耐用年数(砂利下)半永久

※参考価格は2023年8月3日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

おすすめの防草シートはこちらを参考にしてください。
すぐに購入できる防草シートのなかから厳選した商品をご紹介しています。

固定ピン

防草シートを固定するためのピンも必要です。
U字型ピン、J字型ピン、釘型ピンなど形はさまざまですが、U字型ピンを専用の押さえ板と組み合わせて使うのが強度が高くておすすめです。

必要な個数については次の章で詳しく解説しますが、ピンの数を少なくすると防草シートがめくれやすくなり、雑草が生えやすくなるため余裕をもって用意しておきましょう。

商品名Uピン杭 黒丸付き
メーカーDonext
参考価格Amazon:2,470円
楽天市場:4,319円
Y!ショッピング:3,130円
ピンの本数100本
ピンの長さ20cm

※参考価格は2023年8月3日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

補修テープ

補修テープは、破れた防草シートを補修したり、雑草が生えやすい部分を補強したりするために使います。
雑草は少しでも日光があたる隙間があれば簡単に生えてくるものです。
そのため、防草シートがめくれたり隙間ができたりするとその部分に大量に雑草が生え、防草シートを敷いたのに草抜きをしなければならなくなってしまいます。

補修テープがあれば、雑草が生えやすい防草シートのつなぎ目に貼って雑草が生えるのを防げます
また、固定ピンの上から貼ってピンの耐久性を高めたり、固定ピンの打ち損じで開いた穴を塞ぐこともできます。
柱や木の周り、壁際に防草シートを敷く際は隙間ができやすくなるので補修テープで固定します。

商品名防草シート補修テープ
メーカー岩谷マテリアル
参考価格Amazon:886円
楽天市場:828円
Y!ショッピング:1,079円
サイズ8cm×10m

※参考価格は2023年8月3日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

防草シート用接着剤

防草シート用の接着剤もあると便利です。
補修テープ同様、隙間を塞いで雑草が生えるのを防ぎます
防草シートの重なる部分に接着剤を付けると隙間ができなくなり、防草効果が高まります。
コンクリートの壁際に防草シートを敷くときに、壁と防草シートを直接くっつけることもできます。

商品名GFボンド
メーカーデュポン
参考価格Amazon:5,100円
楽天市場:3,710円
Y!ショッピング:3,443円

※参考価格は2023年8月3日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

無料でご相談いただけます/

防草シートを敷く手順

高い防草効果を得るためには、正しい手順で防草シートを敷かなければなりません。
手順を間違えたり必要な準備を怠ったりすると再び雑草が生える原因になるため、正しい防草シートの敷き方を確認しましょう。

  1. 雑草を取り除く
  2. 地面を平らにする
  3. 防草シートを敷く
  4. 固定ピンを打つ
  5. 補修テープを貼る

雑草を取り除く

まずは、防草シートを敷く範囲の雑草をすべて抜きます。
この工程で雑草の取り残しがあると、防草シートを敷いたあとに雑草がシートを突き破ったり、隙間から雑草が生えやすくなったりする原因になるため、根元から丁寧に抜きましょう。

防草シートを敷く範囲が広くて草抜きが大変な場合は、除草剤を撒いて枯らしてから草抜きをすると抜きやすくなります。
防草シートがでこぼこになるのを防ぐため、石や障害物も取り除いておきます。

草むしりのコツについてはこちらをご覧ください。
効果的な草むしりの方法や便利な道具をご紹介しています。

地面を平らにする

次に、スコップやレーキなどを使って地面を平らにならします。
地面を平らにせずに防草シートを敷くと、土と防草シートの間に隙間ができやすくなり、雑草が生えてくる原因になるからです。

また、土を平らにならすときにスコップで叩いて土を固めておくと、防草シートを敷いたあとの地面の形が崩れにくくなります

防草シートを敷く

平らになった土の上に防草シートを広げます。
しわができないようにぴんと張り、大きさを合わせてマジックなどで印をつけ、ハサミやカッターで切ります

防草シートのつなぎ目は雑草が生えやすいため、複数枚の防草シートをつないで使用する際は、つなぎ目を10㎝以上重ねてください
壁際まで防草シートを敷く場合はギリギリの長さで切らず、余裕を持たせて長めにカットしましょう。

固定ピンを打つ

次は、防草シートを固定ピンで留めていきます。
約50㎝の間隔で防草シートを一周するようにピンを打ちます。
まわりを打ち終わったら、その内側に約100㎝の間隔でピンを打ちます

防草シート 敷き方

「まわりだけ留めれば、内側までピンを打たなくてもいいのでは?」と、ピンをたくさん使うのがもったいなく感じてしまいますが、ピンが少ないと防草シートがめくれやすくなり、あとから雑草が生えてくる原因になります。
固定ピンの数は惜しまず、たくさん用意しておきましょう。

補修テープを貼る

最後に、補修テープを使って細かい部分を補強していきます。
防草シートのつなぎ目や、固定ピンの上にテープを貼ります。
固定ピンの打ち損じでできた穴があれば、そこも上からテープを貼って塞いでおいてください。

防草シート同士を10cm以上重ねる

また、防草シート用接着剤も用意している場合は、防草シートのつなぎ目に接着剤をつけて固定しましょう。

防草シートを敷く際の失敗例とその原因

ここまで、防草シートの正しい敷き方を解説してきました。
この手順を間違えると、次のような失敗が起こる可能性が高くなります。

つなぎ目や隙間から雑草が生えてきてしまう

防草シート失敗例ver1
考えられる原因
  • 防草シートのつなぎ目や隙間を補修テープで覆わなかったため
  • 防草シートのつなぎ目を重ねなかったため

防草シートを敷いた人の中で多い失敗例は、防草シート同士のつなぎ目や隙間から雑草が生えてきてしまい、せっかく防草シートを敷いたのに部分的に草抜きをしなければならなくなってしまったというものです。
その原因としては、つなぎ目や隙間を塞がなかったことや、シート同士のつなぎ目を重ねなかったことが考えられます。

この失敗を防ぐためには、防草シートのつなぎ目は10㎝以上重ね、隙間や固定ピンの上から補修テープを貼りましょう。
接着剤でつなぎ目を貼り付けることも効果的です。

防草シートを突き破って雑草が生えてきてしまう

考えられる原因
  • 防草シートの耐久性が低かったため
  • 固定ピンが少なく、隙間ができたため
  • 施工前に雑草の取り残しがあったため

隙間ができないように防草シートを敷いても、葉先の尖った雑草が防草シートを突き破って生えてきてしまうこともあります。

防草シートの耐久性が低く破れやすいものを使っていたり、固定ピンの数が少なくて隙間ができやすくなっており、雑草の力で防草シートが押し上げられてしまったりすることが原因として挙げられます。
他には、防草シートを敷く前の草抜きの段階で雑草の取り残しがあり、それが成長してしまったという原因も考えられます。

この失敗を防ぐには、準備が重要です。
まず、防草シートは耐久性の高い不織布タイプのものを購入しましょう。
固定ピンの数は惜しまず多く用意し、間隔を広くあけすぎないように50㎝間隔で固定します。

そして防草シートを敷く前には、取り残しのないように雑草を抜き取ります。
葉や茎だけ取り除いても、根が残っていると再び成長する強い雑草もあるため、必ず根元からすべて抜いてください。

防草シートを敷く前の除草は草刈り110番におまかせ

失敗例とその原因から、防草シートを敷く前に雑草をすべて取り除いておかないと、後々雑草が再び成長してしまい、防草シートの効果が低くなってしまうということがわかりました。
しかしながら、広い範囲に防草シートを敷こうと考えている方や、雑草がびっしり生えている場所に防草シートを敷こうと考えている方にとっては、草抜きの作業がとても大変に感じてしまいます。

草刈り110番にご相談いただければ、弊社加盟店が1㎡あたり税込180円※1から草刈りや草むしりをおこないます。
現地調査や見積りは無料※2でおこなっているため、お気軽にご依頼ください。

※1:対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
※2:対応エリア・加盟店・環境状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。

無料でご相談いただけます/

防草シートの効果を高める使い方

防草シート単体の使用でも防草効果は得られますが、防草シートと別のアイテムを組み合わせて使うことによって、より高い防草効果を発揮できます。
黒い防草シートを剥き出しで使用するよりも見栄えもよくなります。

砂利を敷く

防草シートを敷いた上に砂利を敷くと、雑草の光合成を防ぐ効果が高くなります。
砂利を使って防草効果を高めるには、砂利を3~5㎝の厚さで敷きましょう

防草シートは紫外線や熱に弱いため、砂利を厚く重ねることで日光が防草シートに届かなくなり、防草シートが劣化して破れることも少なくなります
特に夏場は黒い防草シートに日光が当たり、その照り返しで高温になることがありますが、砂利で覆うことによってそれを防ぐこともできます。

砂利にはさまざまな色や形があり、庭のイメージに合わせたものを選べば見た目もおしゃれに雑草対策ができます。

人工芝を敷く

防草シートの上に人工芝を敷くことも、砂利と同様に雑草の光合成を防ぐ効果を高めることができ、雑草対策に効果的です。
人工芝を敷くことで雑草に日光が当たるのを防ぐ効果が高まり、より雑草が生えにくい環境を作ることができます。

人工芝を敷くときには防草シートと同様に、U字型ピンで固定してずれないようにします。
防草シートは黒っぽい色の商品が多いため単体で使用すると庭の見栄えが悪くなりがちですが、防草シートの上から人工芝を敷けば季節に関係なくずっと緑色の芝を保てるので、庭の雰囲気を明るくすることができます。

防草シートの敷き方に関するFAQ

ここでは、防草シートの敷き方に関するよくある質問にお答えします。
細かい疑問の解消に役立ててください。

壁際に防草シートを敷くには?

コンクリートの壁に面した地面に防草シートを敷くときは、防草シートを形に合わせてカットする段階で、10㎝ほど余裕を持たせて長めに残しておきます。

壁際ギリギリの長さで切ってしまうと、壁との間に隙間ができやすく、雑草が生える原因になるからです。

そして固定ピンで防草シートを固定したあとで、余らせておいた端の部分を補修テープや接着剤で壁に貼り付けます。

防草シートの壁際対策

壁に接着しないでそのままにしておくと風でめくれやすくなるため、必ず壁際まで固定しましょう。
壁に砂や汚れが付いているとテープの粘着力が弱くなるので、タワシなどでこすって砂や汚れを落としておくことがポイントです。

木や柱の周りに防草シートを敷くには?

木や柱がある場所に防草シートを敷くときは、木や柱の直径を測り、カッターを使ってなるべく正確な大きさで防草シートを切り取ります。
切り取る前にチョークやマジックなどで下書きをしておくときれいな円の形に切り取ることができます。

切り取った防草シートを木や柱に合わせて敷いたあと、補修テープで木や柱の周りを一周するように覆い、隙間ができないようにします。
また、補修テープを柱に直接貼り付けるという方法もあります。

斜面に防草シートを敷くには?

斜面での作業をする際は、2人以上でおこなってください。
1人で作業しようとすると、防草シートに皺ができてしまったり、位置がずれてしまったりすることにつながりますし、平面での作業とは違って足場が悪いため怪我をする危険があります。

作業時は、先に防草シートをカットするのではなく、防草シートを敷いて固定ピンで仮止めし、長さや位置を整えてからカットします。
斜面への施工は重力で防草シートがだんだんずれていき、しわができたり想定していた位置からずれたりしやすくなるからです。

次に、補修テープや接着剤でつなぎ目や隙間を塞いでいきます。
斜面だと防草シートの端がめくれやすくなるので、壁際に防草シートを貼るときと同様にシートを10㎝ほど長く残して補修テープや接着剤で端を処理します。

全体に防草シートを広げて敷いてみて、見た目や位置などに問題がなければ、固定ピンを増やしてしっかりと固定します。

斜面への防草シートの敷き方はこちらを参考にしてください。

まとめ

防草シートの敷き方や失敗しないポイントを解説してきました。
防草シートの防草効果を高めるには、とにかく隙間を作らず、土に日光を当てないことが重要です。
防草シートの敷き方の手順は以下のとおりです。

防草シートを敷く手順
  1. 雑草を取り除く
  2. 地面を平らにする
  3. 防草シートを敷く
  4. 固定ピンを打つ
  5. 補修テープを貼る

防草シートを敷く前の草抜きにお困りの際や、自力での防草シートの設置に自信がない方は、お気軽に草刈り110番にお電話ください。
草刈りや防草シートの設置ができる経験豊富な業者をご紹介します。

無料でご相談いただけます/

草刈り、草むしり費用をラクラクお見積り
10秒で費用がわかる!
\草刈り110番はお見積りだけでもOK!/
次のページで実際にお見積りをご確認いただけます。

データ送信中...

利用規約 プライバシーポリシー に同意の上ご利用ください。
※弊社担当スタッフからご連絡させていただく場合がございます。

LINEでご相談・お見積り承ります
LINEでご相談・お見積り承ります

 

記事が気に入ったらシェア!
目次