落ち葉を使った腐葉土を肥料にすることがありますが、それが草刈りを終えた後の草にも応用できないかと考える方もいらっしゃるようです。確かに草刈りを終えた後には刈った草が大量に出てきます。これを再利用できないかと考えるのは良いことですが、肥料にすることは止められた方が良いでしょう。まず第一に雑草を肥料にするためには1年近く時間が必要です。発酵をさせるのにそれだけ時間がかかります。米ぬか、石灰窒素、水などを刈り終えた草と混ぜて発酵を早めても時間がかかるのです。その間に発酵したことで出た臭いや、それに寄せられた害虫が発生します。その弊害を考えると、草刈りを終えた草で肥料を作るのはあまりオススメできません。再利用は良いことではありますが、そのために多くの時間をかけたり弊害を出したりするくらいでしたら市販の肥料を購入した方が良いかと思います。それでは草刈り後の草をどうすれば良いのかといえば、処分してしまいましょう。後片付けなどは業者がしっかりとやってくれますので、皆さまの庭の草刈りを担当した業者におまかせしてしまうことがオススメです。ただし草の処分だけを請け負う業者はあまりありません。どうせなら草刈りも一緒に頼みましょう。
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