駐車場に雑草が多く生えてきて、気になっていませんか?雑草を放置していると、そのまま増殖して、コンクリートが覆われてしまうことやと、虫が住み着いてしまうことがあります。そうするとタイヤに草が絡まったり、車の中に虫が入ってきたりしてストレスを感じてしまうことでしょう。
そこで本コラムでは、駐車場の雑草に悩まされている方に向けて、雑草の除草方法や除草剤の使用方法、撒くときの注意点などをご紹介していきます。最後まで読むことで、悩みを解決するためのヒントを得られるはずです。
駐車場の除草方法
ここでは駐車場に生えている雑草の除去方法についてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
手作業で草刈り
駐車場の雑草は、手作業で草刈りをすることができます。草刈りの際には、ゴム手袋やゴミ袋、ねじり鎌や熊手などを用意するとよいでしょう。しかし、雑草が大量に生えている場合は、手作業で草刈りをするのはかなりの重労働です。
さらに、雑草の量が多いと長時間の作業にもなります。暑い夏の時期であれば、熱中症や紫外線対策をしなければなりません。そのため、手作業で草刈りする場合は雑草が少ないときに涼しい環境でおこなうようにしましょう。
草刈り機で刈る
駐車場の雑草は草刈り機で刈ることで、手作業でおこなうよりも楽に作業をすることができます。しかし、草刈り機はかなり大きな音が出るため、作業をするときは近隣住民に注意を払いましょう。
また駐車場に砂利や小石があると、草刈り機によって周りに小石が飛んでしまい、車を傷つけてしまうおそれがあります。
そのため、草刈り機を使って作業をする前は、駐車場の砂利や小石などをあらかじめ拾っておくとよいでしょう。また、あまりにも砂利や小石が多いアスファルトの場合は、草刈り機を使って作業をすることは避けるのが無難です。
除草剤
自宅に草刈り機がない場合は、除草剤を使うとよいでしょう。しかし除草剤は、生命力の強い雑草を枯らしてしまうような成分が含まれているため、誤って皮膚に触れてしまうと肌荒れを起こすこともあり危険です。
そのため除草剤を使用するときは、周りに人がいないか、きちんと確認することが大事です。
もし、除草剤が皮膚に直接かかってしまった場合は、直ちに石鹸で洗い流しましょう。とくに、小さな子どもやペットが多い住宅街では、子どもたちがいつ飛び出してくるかわかりません。そのため、周りに人が多いときは除草剤を多くの水で薄めて使用するなど配慮して使用するとよいです。
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駐車場に除草剤を撒いても大丈夫?
駐車場に生えた雑草の処理は、手作業の手間や草刈り機を使用したときの危険性などを考慮すると、除草剤が一番安全に効率よくおこなうことができます。しかし、駐車場に除草剤を撒いてしまっても大丈夫なのでしょうか?ここでは、除草剤の種類や撒くときの注意点などをご紹介していきます。
除草剤は2タイプ
除草剤には大きく分けて2種類のタイプがあります。1つ目は土壌改善型、2つ目は茎葉処理型と呼ばれています。それぞれの特徴を簡単に説明していきましょう。
【土壌改善型の除草剤】
土壌改善型の除草剤は、おもに土にかけるタイプで、雑草がまだ生えていないところまでしみ込み、雑草の増殖を予防することができます。駐車場に生えている雑草を、これ以上増やしたくないと思っている方は、土壌改善型の除草剤を使うとよいでしょう。
土壌改善型の除草剤は、すでに生えている雑草を枯らす効果はありません。そのため、土壌改善型の除草剤は、あらかじめ雑草を刈り取ってから使用するようにするとよいでしょう。
【茎葉処理型の除草剤】
茎葉処理型の除草剤は、雑草に直接かけるタイプで、すでに生えている雑草を枯らす役割があります。土壌改善型の除草剤よりも速効性があるので、今すぐに雑草を除去したいなら茎葉処理型の除草剤を使ってみましょう。
タイミングに気をつけよう
除草剤は、タイミングを見計らって撒くことが重要です。除草剤には大きく分けて、粒状タイプと液状タイプの2種類があります。除草剤の種類によっては、雨が降ったあとに撒いたほうがよいものもあります。ここでは除草剤を撒くタイミングについてみていきます。
【粒状タイプの除草剤は雨上がりに撒く】
粒状タイプの除草剤は、地面の水分によってゆっくりと浸透して、雑草の成長を抑える効果があります。そのため、雨で地面にたくさん水分が含んでいる状態のほうが、除草剤を撒くのに適しているのです。
【液状タイプの除草剤は晴れた日に撒く】
液状タイプの除草剤は、晴れて乾燥した日に撒くのがベストです。もし雨上がりに撒いてしまうと、地面に含まれた水分と液体の除草剤が混ざってしまい、効果が薄れてしまうおそれがあるのです。そのため、液状タイプの除草剤は、乾燥して晴れた日に撒くとよいでしょう。
【強風が吹いている日は撒くのを避ける】
強い風が吹いている日に除草剤を撒くと、周りに飛び散ってしまうため、作業をおこなうのは避けましょう。とくに液状タイプの除草剤の場合、風によって顔などにかかってしまうことがあります。除草剤を撒くときは、できるだけ風が吹いていない日にしましょう。
除草剤を撒くときの重要ポイント
ここでは、除草剤を撒くときに注意すべきポイントをいくつかみていきます。除草剤は薬剤ですので、安全に使用することが大切です。
【除草剤が肌や顔にかからないようにする】
除草剤は薬剤のため、皮膚に直接かかってしまうと非常に危険です。除草剤が直接皮膚にかかってしまうと肌がかぶれてしまうおそれがあります。除草剤が肌にかからないようにするためにも、長袖の着用や、マスクや手袋をして、細心の注意を払って作業をしましょう。
【除草剤を撒いたあとは立ち入らないようにする】
駐車場に除草剤を撒いたあとは、その場所に立ち入らないようにしましょう。立ち入って、もし除草剤が皮膚に触れてしまうと健康に被害を及ぼすおそれがあるからです。
とくに小さな子どもがいる方やペットを飼っている方などは気をつけましょう。ペットは除草した雑草を食べてしまったりすることも考えられます。また、手足に除草剤が付着すると体に悪い影響が生じるかもしれません。
除草剤でもムリな場合がある
雑草の種類によっては、除草剤でも除去できない場合があります。たとえば竹やササ、スギナなどは、生命力が強いため、枯らすのがむずかしくなるでしょう。
このような雑草は、根が地面深くにあるため、除草剤が届きにくいのです。そのため、駐車場に生えている雑草の除去がむずかしいと思ったら業者に依頼してみるのもひとつの手です。
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除草作業をプロに任せてみては?
これまでみてきたように、除草剤はさまざまな種類があり、撒くタイミングや、服装にも気をつけなければならないなど、なにかと面倒なことが多いです。そんな時は除草作業を業者に任せてみることをおすすめします。わからないことはプロに任せて、時間を有効に活用しましょう。
プロはどんな作業をするの?
除草作業を業者に依頼すると、手作業で草を引き抜いてくれることはもちろん、電動の草刈り機を使用して、きれいに雑草を処理してくれます。広い駐車場の場合であっても、電動の草刈り機を使用することで、短時間で作業をおこなってくれるため、時間の節約にもなるでしょう。
業者に任せた場合の費用は?
業者に除草作業を依頼した場合の費用相場は、1坪あたり500~2,000円程度となります。また手作業で除草作業をおこなう場合や、草刈り機で作業をする場合とで、料金が異なることがあるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
業者は比較して決めよう!
もし駐車場の雑草が多くて、気になっているようであれば、業者に依頼してみましょう。弊社にお電話していただければ、優良な業者を紹介することができます。雑草にお悩みであれば、まずは一度お電話ください。
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まとめ
駐車場に生えている雑草を取り除くには、手作業でおこなうことや草刈り機を使って除去することができますが、除草剤を使うと楽で便利です。除草剤を使うときには、周囲環境に気を遣って撒く必要があります。
また除草剤を撒くタイミングや、体にかからないように適した服装で作業をおこなうことも重要でしょう。
自分では除草作業をすることがむずかしいと感じたり、作業をする時間がとれなかったりする方は、業者に依頼してみるとよいです。駐車場の雑草に悩まされている方は、まずは一度弊社にお電話をして、複数の業者から相見積りをすることをおすすめします。
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