家庭菜園をする方や、芝生を張っている方、木を育てている方など、ご自宅のお庭のお手入れに苦労してはいませんか?お庭のお手入れは、草取りや芝刈りなど庭の状態によって必要な作業が異なりますが、手間がかかる作業が多く重労働です。
しかし、なにもせずに放っておけば木や雑草は伸び放題で、見栄えが悪くなるうえに、虫が棲みつきやすい環境になってしまうおそれもあります。
そこで、本コラムでは庭のお手入れにおすすめの道具やお手入れのポイントを、草取り・菜園・芝刈り・剪定の作業別にご紹介いたします。
草取り・菜園の道具はコレ!
まずは草取りと菜園の作業におすすめの道具と、作業時期などのポイントをご紹介いたします。
基本の道具
お庭のお手入れに必要な基本の道具を、用途とともに以下にまとめました。4つの道具をそろえてキレイなお庭をつくりましょう。
・グローブ
ガーデニングや草取りであれば素手でおこなうこともできますが、草で手を切ってしまうおそれがあります。また、肌が弱い方は園芸用の土に含まれている成分で手が荒れてしまうことも考えられます。土の入らないような目の細かい生地のグローブを使用することをおすすめします。
・スコップ・シャベル
スコップは植物の移植や、プランターなどに土を入れる際に使用します。プランターに収まらないような大きさの植物の移植や、軽く土をほぐすときに便利です。
・園芸用ハサミ
果物や野菜の収穫、細い枝の剪定などに使えます。切れ味のいいハサミであれば、木や茎の組織が傷つきにくいので、木の成長を妨げることなくお手入れできます。
・ジョウロ・ホース
植物には水が必要です。水やりの範囲や場所に応じて道具を使い分け、植物ごとに適切な量の水やりをおこないましょう。
草取りを楽にする道具
お庭のお手入れで厄介なのが草取りです。基本的に雑草はどこにでも生えます。対策をしたつもりでも、いつの間にか生えてくることがあるのです。そして、雑草も育つためには栄養が必要です。
草取りをしなければ、大事に育てている植物が必要とする栄養を、雑草が奪ってしまいます。面倒な作業ではありますが、キレイなお庭を保つために、便利な道具を知って少しでも楽に草取りをおこないましょう。
・草取りフォーク
名前のとおり先端がフォークのような形をした道具です。草と根の間にフォークを差し込んで、テコの原理で草を抜きます。大きな力がいらないので、女性や子供でも簡単に使用できます。草取りフォークの形はさまざまあるので、雑草の種類に合ったものを選ぶとよいでしょう。
・ねじり鎌
刃先が三角に尖っていて、刃の部分が折れ曲がっている鎌です。切れ味がよければよいほど、力を入れずに雑草を土ごとかきとります。
・熊手
抜いた草を集めるのに使用する道具です。草取りで出た大量の草をかき集めることができるので、ゴミをまとめるのが簡単になります。
・移動式チェアー
草取りは腰をかがめて中腰かしゃがんだ状態でおこなわなければなりません。長時間その姿勢を続けていると腰を痛めてしまうことがあります。腰痛防止のため、座ったまま作業ができるようにするのが草取り用移動式チェアーです。
大きなタイヤがついていて安定感があり、多少デコボコした場所でも使用できます。
立ったまま作業できる道具
さきほどご紹介したとおり、草取りで苦労することのひとつは姿勢です。長時間、中腰もしくは座り込んでの作業になります。立ったまま作業できればいいのに…と思うこともあるでしょう。
そんなお悩みを解決してくれる道具があるのです。草取りのときの姿勢がつらいとう方は以下の2つの道具を試してみてはいかがでしょう。
・三角ホー
柄の先に三角形の刃がついた道具です。刃先で根元から草を刈り取り、刃の側面では草を削り取ります。根元から刈り取ってしまうことで、雑草がすぐに伸びてくるのを防ぐことができます。
・電動草刈り機
お庭が広かったり、雑草が多かったりする場所は、電動草刈り機を使用すると立ったまま楽に作業することができます。さらに、草刈りの時間も短縮することができるのです。
ただし、草刈り機の場合は根元から草を抜くわけではないので、こまめにお手入れする必要があるかもしれません。
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草取りを楽にするワザ
道具以外にも、草取りを楽にするワザがあるのです。草取りをおこなうタイミングや、雑草が再び生えてこないような対策などを知ることで、より効率的に草取りをおこなうことができます。
どうしても自分で草取りするのは面倒だという方のために、業者に依頼した場合のメリットや費用もお教えいたします。
草取りはいつおこなうのがベスト?
草取りはいつおこなっても同じと思っている方がいるかもしれませんが、じつは適したタイミングがあります。
・季節
草取りは年に3回おこなうのが理想とされています。1回目が6~7月、2回目が9~10月、3回目が11~12月です。
1回目の草取りは、草が勢いよく成長する前の時期です。なるべく小さいうちにおこなうことで、その後の草取りも楽になるでしょう。2回目は気温が下がって草の成長が鈍る時期です。
この時期に草取りをしておけば、残った根は成長しにくいので、その後は雑草が枯れるまで放っておいてもよいでしょう/p>
3回目はさらに気温が下がって草が枯れる時期です。枯れた雑草を取り払っておくことで、景観を保つだけでなく、暖かくなって草が成長する時期に残った根から雑草が伸びるのを防ぎます。
・天候
時節だけでなく天候も重要なポイントです。雑草の成長にも、ほかの植物と同様に水と日光が必要です。つまり、雨が降ったあと晴れの日が続くと雑草も成長するのです。
しかし、雨が降ったあとは土が柔らかくなっていて、雑草を根元から抜くにはちょうどいいタイミングです。雨上がりの土が乾ききって固くなる前に草取りをおこないましょう。
・時間
もうひとつは時間です。草取りをおこなう範囲が広ければ広いほど時間がかかります。そのため、晴れた日の昼間に長時間草取りをしていたら、熱中症になるおそれがあります。朝や夕方の明るいけれど涼しい時間帯の作業がもっとも体への負担が軽くなります。
草が生えてこないようにする方法
草取りを楽におこなうことも大切ですが、できれば何度もやりたくはありませんよね。それなら、雑草が生えてこないように対策をすればよいのです。具体的な方法を4つご紹介します。
・熱湯をかける
1番お手軽なのが、草に熱湯をかける方法です。お湯を沸かしてかけるだけなので簡単にできますし、熱湯がかかった草は燃やされているのと同じ状態なので死滅します。
お庭の広さによっては大量のお湯が必要になるので、多少の手間はあるかもしれません。やけどしないよう注意しておこないましょう。
ただし、この方法にはデメリットもあります。土の中の枯れ葉や生き物の死骸を分解し、植物の成長を助ける養分などに変えている微生物や細菌までも死滅させてしまうので、お湯をかけた土では植物が成長しにくくなります。育てたい植物が近くに植えられている場合はおすすめしません。
・除草剤を撒く
除草剤も頼れる味方です。お庭に撒くだけで雑草を枯らしてくれます。さらに、除草剤にはいくつか種類があり、根まで枯らすものや種から芽が出ないようにするものまでさまざまです。お庭の状態に合った除草剤を使用してください。
しかし、ほかの植物も枯れてしまうのではないかなどの不安がある方は別の方法を試してみたほうがよいかもしれません。
・防草シートを敷く
防草シートを敷くという方法もあります。地面に日光が当たらなくなるので雑草が成長しなくなります。熱湯や除草剤と違い、やけどや薬剤の影響などの不安もなく作業できるのがメリットです。しかし、効果は数年で薄れるので、定期的にシートを交換して雑草のないお庭を保ちましょう。
・砂利をまく
そもそも土が全面に出て日光に当たっているため、大量の雑草は生えてきます。お庭に砂利をまいて雑草の生えにくい環境をつくりましょう。砂利の量は少なすぎれば効果は薄く、多すぎれば足元が悪くなります。自分でお手入れがしやすいように量の調節をしてまきましょう。
また、防草シートを敷いたうえに砂利をまくとより効果的です。
草取り作業を業者に任せた場合の費用
草取りだけでなく、予防方法もおこなえば、お庭のお手入れは楽になるでしょう。しかし、作業をする時間がない方や、道具をそろえるのが大変という方もいるでしょう。そんなときはお庭にお手入れをおこなってくれる業者にお任せしましょう。
業者に依頼すれば、自分が体を痛めることはありません。植物や土に関する知識があるので、お庭の状態に合う作業方法でお手入れしてくれます。さらに、多くのお庭のお手入れをおこなってきた経験から、自分でおこなうより仕上がりもキレイでしょう。
ただ、費用面は気になります。いくらキレイに仕上がっても、料金が高ければ躊躇してしまうでしょう。実際に草取りを業者に依頼したらどの程度費用がかかるのか、まとめてみました。ぜひ参考にしてください。
手作業での草取りは、1平方メートルあたり約1,000円~です。それに加えて、作業後の草の処分費や除草剤を使用した場合は薬剤費などが必要になるので、実質1平方メートル約数千円~と考えておくとよいでしょう。
また、お庭の広さではなく作業時間で料金を決めている業者もあるので、どのような料金設定をしているかは、ご相談の際に業者に確認しておくとよいでしょう。
ご自身で草取りの業者を探すのが大変という方は弊社にご相談ください。お客様のお悩みをうかがい、多くの加盟店より解決に適した業者をご紹介いたします。
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芝刈りの道具8つ
芝刈りにも便利な道具がたくさんあります。ここでは8つの便利な道具とその用途をご紹介いたします。自分で芝刈りをおこなうのは面倒と感じる方は、業者に任せるメリットと費用についてもお伝えいたしますので参考にしてください。
芝刈り機
芝を管理するのに芝刈り機は欠かせません。種類は主に、数枚の刃が縦方向に回転するリール方式と、円盤状の刃が横方向に回転するロータリー式の2種類があり、ロータリー式は刃の枚数が多いがほうがキレイに芝を刈ることができます。
芝刈り機には手動・電動・充電式のものがあります。手動は価格が比較的安いですが、性能は電動・充電式には劣ります。また、コード式の電動芝刈り機は、作業中にコードが引っかからないよう気をつけなくてはなりません。お庭の広さと価格を考慮して最適なものを選択しましょう。
芝用バリカン
芝刈り機が入らないような狭い場所やお庭のキワなどは芝用のバリカンを使用することをおすすめします。バリカンにも、コード式電動バリカンと、充電式のものがあります。お庭で使用できる電源の場所に応じてどちらのタイプにするかを決めるとよいでしょう。
エアレーター
芝生を張ったら、あとは適度に刈るだけということではありません。芝生に穴をあけて、古い根を切って成長を促し、固まった土の通気性をよくするエアレーションという作業が必要です。そのために使用するのがエアレーターです。
エアレーションをおこなうのに適した間隔に穴が開くようにつくられています。体重をかけて穴をあけるタイプと、足に履いて歩くだけで穴をあけるスパイクのようなタイプがあります。
レーキ
レーキとは、芝刈りのあとのカスや、そのカスが蓄積したサッチというものをかき集めるための熊手です。竹製のものと金属製のものがありますが、芝生の隙間は狭いので、先の細い金属製がおすすめです。
ターフカッター
ターフカッターは芝を切る道具です。エアレーションと同様、芝の根を切り土の通気性をよくする効果があります。
土が固まってしまっているところは、ターフカッターが入りにくいかもしれませんが、そのような場所でこそ芝を切る必要があります。体重をかけて左右に振るなどしてしっかりと切れ目を入れましょう。
目土散布器・焼砂散布機器
キレイな芝生を保つためには目土入れも必要です。目土入れはふるいを使って手動でおこなうこともできますが、広いお庭全体に手作業でおこなうのは重労働です。
そこで役に立つのが目土散布器や焼砂散布機器です。大きな箱に車輪がついていて、手押しで使用するものです。その大きな箱の部分に目土や焼砂を入れて散布します。散布器を使用することで目土を均等に入れることができるのもメリットです。
肥料散布機器
植物を育てるうえで、肥料選びは重要なポイントです。芝にいい肥料を与えることによって芝の成長スピードだけではなく、色にも影響を与えます。
肥料散布機器も目土散布器と同じ形で肥料を散布します。散布器を使用することでお庭全体に均等に肥料がいき渡り、芝の色ムラ防止になります。また、目土と肥料どちらにも使用できるものがあるので、両用のものを持っておくと便利かもしれません。
散水道具
最後は水やりに必要な道具です。芝生を張っている範囲が狭ければ、ジョウロでも構いませんが、広いお庭でジョウロでの水やりは大変だという場合はホースを使用するとよいでしょう。
お庭の広さによっては、そもそも手動で全体に水やりをすることが難しいかもしれません。そのときはお庭にスプリンクラーを設置することをおすすめします。
芝刈りをプロに任せるメリット
芝生の管理に役立つ道具をご紹介しましたが、やるべき作業が多いですよね。定期的に管理しておかないと、芝に色ムラができてしまったり、芝が枯れて剥げてしまったりすることもあります。
また、上記の道具をすべてそろえようと思うと費用もある程度かかりますし、芝刈り機のような大きな道具を置いておく場所も必要です。スペースが確保できないと困りますよね。
「自分では管理する時間がない」「道具をそろえるのが面倒」という方は芝刈り業者に依頼することをおすすめします。
芝刈りをプロに任せた場合の費用
芝刈りを業者に依頼した場合、費用はどの程度かかるのでしょうか。
芝刈り作業のみであれば1平方メートルあたり約500円~受け付けている業者が多数あります。そのほかに目土入れやエアレーションなどのオプションの追加や芝の処分まで依頼する場合は追加料金がかかります。
芝の種類によって適した環境が異なります。その点も含めて、芝生に詳しいプロによるメンテナンスを受けておくことは、キレイなお庭を維持するために有効な手段だといえるでしょう。
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剪定には専用の道具が必要です。
お庭のお手入れは足元だけキレイにしても仕方ありません。庭木を整える剪定も重要な作業です。剪定に必要な道具もさまざまなものがあるので、いくつかご紹介いたします。
ハサミだけでも10種類
剪定に必須なのがハサミです。じつはハサミだけでも多くの種類が存在します。それぞれの用途とともに10種類のハサミをご紹介いたします。
・植木バサミ
刃がまっすぐになっていて、庭木の比較的細い枝や生け花を切るのに使用します。
・刈り込みバサミ
高さの低い木や生垣の形を整えるのに使用します。長めの柄がついていて、両手で使います。
・片手刈り込みバサミ
通常両手で使用する刈り込みバサミを、片手で使用できるよう柄の部分の形を変えたものです。
・剪定バサミ
刃がカーブしていて、多少太い枝でもテコの原理で切り落とすことができるハサミです。
・芽切りバサミ
刃が細く、小枝や細かい部分の剪定に使用します。
・太枝切りバサミ
ほかのハサミでは切れない太い枝をテコの原理を利用して切るハサミです。
・きりばし
細かい枝先の剪定や根切り、柄の部分で土を落としたりするときに使用します。
・生け花バサミ
生け花やフラワーアレンジメントの際に使用します。茎の組織を潰さずに切れるようになっています。
・盆栽バサミ
盆栽の際に枝や葉を切るハサミです。小石などで刃が傷むため、根を切るには不向きです。
・左利きバサミ
剪定バサミはテコの原理で使用するものが多く、利き手によって力の働き方が異なるため、左利きの力の働き方に合わせてつくられたハサミです。
作業に必要な道具
ハサミのほかに作業に必要なものは以下の5つです。
・剪定用ノコギリ
片手で持てる小さめのノコギリです。剪定をおこなう際は、残すべき枝に傷がついてはいけません。そのため、片刃のタイプのノコギリを使用します。ケガ防止のため、先が丸くなっています。
・脚立
自分の身長よりも高い木や枝を切るときに使用します。脚立を使用する際は、ストッパーが壊れていないか、脚立を立てる場所が安定しているかを確認しておきましょう。
・金属やすり
枝を切り落とした箇所に残ったささくれを削り落とすのに使用します。切り口が整っていないと見た目も悪くなりますし、ケガをするおそれもあるのでしっかりと削り落としましょう。
・傷口癒合剤
枝を切った際に切り口から水や樹液が出ることで、木が成長する養分が不足してしまいます。このため、木が枯れやすくならないように切り口を保護するのです。
・ブルーシート
作業場所にブルーシートを敷いて、まわりの木や花などに、切り落とした枝や葉がかからないようにしましょう。作業する敷地内で、ほかの建物が近くにあるときは、建物にブルーシートをかけて枝がかからないように配慮するのにも使えます。
・掃除道具
落とした枝を処分するまでが剪定です。手早くお庭を片付けられるようほうき・ちりとり・などの掃除道具も事前に用意しておきましょう。
自力での剪定はほどほどに
庭木の剪定を自分でおこなうときは、ケガなどにも注意が必要です。どういったことに注意すべきなのかをまとめました。ご自身で作業する際の参考にしてみてください。
・熱中症
作業に夢中になるあまり、日中長時間に渡って剪定をおこなうと熱中症を起こすおそれがあります。帽子をかぶるなどして直射日光に当たらないようにし、適度に水分補給をしましょう。
・高所作業
高さのある木を剪定するときは脚立を使用しますが、足元が不安定だと脚立が倒れたり、脚立に乗りながらの作業で手元が狂ったりするおそれがあります。作業前に足元をしっかり確認し、使い慣れた道具を使用して剪定をおこないましょう。
・剪定失敗
風通しを考えて枝を落としすぎたり、木の成長するタイミングと剪定時期がずれていたりすると、木を弱らせてしまうことがあります。庭木の剪定時期や正しい剪定のバランスは、あらかじめ調べたうえでおこないましょう。
・バランスが悪い
剪定する枝の数や場所を確認しながらの作業ができないと、見栄えが悪くなってしまいます。剪定する木だけでなく、お庭全体のバランスも考えて剪定しましょう。
大事な庭木の剪定はプロに相談!
上記で挙げたように、ご自身で剪定をおこなうには、さまざまなリスクがあります。その点、剪定のプロに任せれば、安全にキレイな剪定をおこなってくれるでしょう。
お庭のお手入れ方法に詳しい業者なら、剪定をおこなう木だけでなく、植物の特徴についても知識があるため、どのようなお手入れが必要なのか適切に判断できるはずです。費用は庭木の種類や大きさ、本数などで大きく異なるため、事前に業者に確認する必要があります。
弊社にお電話いただければ、現地での無料見積りをおこなっております。無料相談窓口は、24時間365日対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
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要注意!庭のお手入れは重労働です
ここまでご紹介してきた作業内容で、お庭のお手入れは重労働だということはご理解いただけたのではないでしょうか。
そして、ご自身で作業をおこなう場合、作業内容ばかりに気を取られていてはいけません。服装・虫対策・熱中症対策・作業後のゴミの処分なども考えておきましょう。
まずは重装備で身を守る
服装は肌の露出を減らし、直接日光を浴びないようなものを選んでください。また、作業中に草や枝などでケガをするおそれもあるので、長袖長ズボンを着用するとよいでしょう。
ほかにも、手足のケガ防止に滑り止め付きの手袋や長靴の着用をおすすめします。手袋が滑り止め付きなのは、道具を使用する際にすべって道具を落としたりすることのないようにするためです。
草取りや芝刈りの場合は、草や小石などの飛散物から身を守るために防護メガネも着用しておくとよいでしょう。
虫刺され・熱中症を予防
お庭のお手入れは日が落ちる前におこなうことがほとんどでしょう。また草木のある場所は虫も好むため、虫刺されや熱中症対策も忘れてはいけません。
虫よけスプレーや日焼け止めをつけたうえで、帽子をかぶって作業しましょう。また、タオルと飲み物を用意して、すぐに汗を拭いたり水分補給をしたりできるようにしておくのも大切です。
万が一気分が悪くなったり、家で処置できないようなケガをしたりしたときのために、すぐに救急車を手配できるよう携帯電話はなるべく近くに置いておきましょう。
大量のごみはどうする?
草や枝など、一度の作業でもお庭が広ければ広いほど大量のゴミが出ます。ゴミを処分する準備もしておかなくてはなりません。
必要なのはゴミ袋です。草や枝は主に可燃ゴミとして処分します。お住まいの地域の指定ゴミ袋を用意しておきましょう。ただし、ゴミの量や大きさ、種類によっては可燃ゴミとして出せない場合や、指定の場所に持っていかなければならないこともあります。
また、不要になった土がある場合、少量であればゴミとして回収してくれる自治体もありますが、基本的にゴミとしては出せません。別で処分が必要です。土の処分方法を2つご紹介いたします。
・ホームセンターに持っていく
ホームセンターの中には、不要になった土を回収してくれるところがあります。回収ボックスがあったり、新しい土の購入と引き換えだったり方法はさまざまです。しかし、土の回収をおこなっているホームセンターは多くないので、お近くのホームセンターに土を回収するサービスがあるか確認して持参しましょう。
・土の回収業者に回収してもらう
土を有料で回収してくれる業者があります。ゴミとして出すこともできず、近くに土を回収してくれるホームセンターもない場合は、回収業者に依頼するのが確実です。
作業後のゴミは、ゴミとして出せるものや処分場などへ持参するもの、専門の業者に依頼が必要なものなど、ゴミの種類や量によって、また地域によっても異なります。お住まいの地域のゴミ回収ルールをあらかじめ調べてから処分するようにしましょう。
無理せずプロに任せることも大事
お庭のお手入れも、そのために必要な道具を用意することも、作業後のゴミの処分も手間がかかります。お庭をキレイに保つためには必要なことですが、自分だけでおこなうのはとても大変なことでしょう。
作業の時間が取れない方や、道具をそろえることが難しい場合には、無理をせず業者に任せましょう。安全で丁寧な作業をしてくれることはもちろん、日頃のお手入れで困っていることを相談することもできます。
しかし、自分で業者を探そうと思ってもどうやって探せばいいかわからないという方もいるでしょう。そんなときは弊社にご相談ください。全国各地の加盟店より、お客様のお悩みを迅速に解決してくれるお庭のお手入れのプロをご紹介いたします。
「費用が気になる」「経験豊富な業者がいい」「希望の作業内容がたくさんある」など、お客様のご要望に合わせて業者をご紹介いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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