芝を元気に育てるためには、芝刈りや水やり、目土などのお手入れが必要です。とくに芝刈りは、生長した葉を短くすることで、密度のある芝にすることができるため大切なお手入れです。
しかし、時期を間違えてしまうと芝の生長が遅くなってしまいます。場合によっては枯れてしまうこともあるのです。元気できれいな芝を育てるためのお手入れについてご紹介します。
冬の芝刈りは必要?
きれいな芝を保つためにお手入れは欠かせません。しかし、日本芝も西洋芝も冬の芝刈りはおこなってはいけないことなのです。なぜなら冬は、芝にとって休眠する期間だからです。冬に芝刈りをおこなうと芝にとってダメージが大きく、生長が遅くなるため、枯れてしまうことがあります。
芝をきれいに育てるためには、おさえておきたいポイントがあります。ここからは、芝の種類ごとのお手入れについてご紹介します。
日本芝の場合
日本芝は、気温が10℃以下になると芝が茶色に変わり枯れてしまいます。冬に芝が茶色になっている場合は、日本芝です。日本芝を刈るなら休眠期に入る前の10月までにおこないましょう。
西洋芝の場合
西洋芝は、涼しい気候に適しているため冬に枯れることはなく、きれいな緑色のままです。しかし西洋芝も日本芝と同様に、12月ごろになると仮休眠期に入ります。そのため芝刈りをおこなうなら10月、11月にしましょう。西洋芝の芝刈りについては、後ほど詳しくご紹介します。
芝刈りは、なかなか大変な作業です。もし自身でおこなうことが無理だと感じたら、草刈り業者に相談してみましょう。
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芝をはったらきちんと手入れをしよう:基本的な育て方
芝をきれいに育てるには、水やりや芝刈り、雑草対策をおこないましょう。ここでは、必要なお手入れについてご紹介します。
水やり
水やりはとても大切です。しかし芝の種類によっては、水やりにも少し違いがあります。
日本芝は、乾燥に強い性質をもっているため、基本的に冬の水やりは必要ありません。水やりは、夏だけおこなえばよいでしょう。しかし西洋芝は、乾燥に弱い性質があるため、水やりは欠かせません。冬でも乾燥しているなら必要に応じて、水やりをしましょう。
また芝の状態を見て、水が不足していないかを確認することも忘れてはいけません。芝の葉が細くなっていたり、人の足跡がいつまでも残っていたりするなら水不足のサインです。たっぷりと水をあげましょう。
芝刈り
芝刈りは、芝が上に向かって生長できないように葉を刈ります。そうすると上に向かって生長できない葉は、芽の数を増やそうとします。その結果、密度のあるきれいな芝が育つのです。
日本芝を刈る時期は、春から秋にかけてです。月に1~3回程度おこなうとよいでしょう。西洋芝の芝刈りは、秋に数回おこないます。まず10月は、芝の高さを25ミリ程度になるように週に1度、刈ります。11月は、月に2回程度、おこないます。
このように芝の種類によって、時期や回数が違います。芝刈りは、それぞれ種類に適した時期におこなうようにしましょう。
雑草対策
雑草は生長が早いため放っておくとあっという間に増えてしまいます。せっかくの芝も雑草が生えてしまうと、見栄えが悪くなるだけでなく、雑草の強い生命力に負けてしまうかもしれません。そうならないように、冬場でも雑草をみつけたらこまめに抜きましょう。
しかし雑草はどんなに抜いても地下茎が残っていると、すぐに生えてきます。そんなときは、除草剤をおすすめします。除草剤を選ぶときは、芝も一緒に枯れてしまわないよう芝生用のものを選びましょう。
芝生の生長を邪魔する雑草は、早めに対策をおこなわなければなりません。もし自身でおこなうことに不安な場合は、雑草処理の専門家に相談してみることをおすすめします。
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春と秋には目土を!
目土とは、土や砂を芝にかぶせることです。休眠期入ると、人が歩いて芝が踏みつけられても再生することができません。しかし目土をすれば、芝の新芽や茎が、直接踏まれて折れてしまことがなくなります。
そのため休眠期に入る前の目土は、芝を守ることができるのです。また、目土をおこなうことで地面の凸凹を平らにしたり、土壌を整えたりすることもできます。
目土のポイントは、散布機やふるいを使用して、まんべんなく土や砂をまくことです。一度におこなう目土は、5ミリまでを目安にするとよいでしょう。
目土の量が多すぎると、葉が目土の下に隠れてしまい光合成することができなくなります。かえって生長の邪魔してしまうことになるのです。目土をおこなうときは、量に注意しましょう。
エアレーションで土壌を活性化
年月とともに、土壌も水はけや通気性が悪くなってしまいます。そのままの状態では、芝が元気に生長することができません。通気性や水はけをよくするためには、エアレーションがおすすめです。
エアレーションには2つの方法があります。ひとつめは、土に穴をあけ通気性や水はけをよくする方法。ふたつめは、穴をあけた部分に新しい土を入れる方法です。穴をあける道具は、ローンスパイクという道具が便利です。
しかし靴底につけるスパイクでもおこなうことができます。これらは、ホームセンターやインターネットで購入することができます。
サッチングも欠かせない
枯れた芝や古い根が重なり、地面の上で層のようになっているものを「サッチ」といいます。サッチングは、その「サッチ」を取り去ることです。サッチをそのままにしておくと通気性が悪くなったり、水はけが悪くなったりして病原菌が発生してしまいます。
方法は、サッチングマシンという専用の機械を使用するだけでなく、熊手でもおこなうことができます。
きれいな芝を保ちたいけど、なかなか手間をかけられない……とお困りなら、弊社におまかせください。弊社では、お電話によりご相談を24時間年中無休でおうけしています。お気軽にご相談ください。
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芝刈り機なら作業も楽ちん!
芝刈りを楽におこなうには、芝刈り機が欠かせません。しかしたくさんのタイプがあり、どれを選んでいいかわからない方も多いのではないでしょうか。芝刈り機の種類を知り、最適なものを手に入れましょう。
芝刈り機の種類
芝刈りには、手動式と電動式があります。手動式は、手押し車のようにコロコロと押すことで刃が回転し芝を刈ることができます。電動式は、コード式、充電式があり、電気によって刃を回転させ芝を刈ります。大きさは、ハンディタイプのものから手押し車のようなものまでさまざまです。
選びかた
ポイントは、芝刈りをする面積です。狭い場所なら、手動式やハンディタイプがおすすめです。30坪を超えるような広い場所なら、電動式のものが効率よく刈ることができるでしょう。充電式を選ぶ際は、1回の充電でどれだけの面積を刈ることができるか、充電に必要な時間を確認しておきましょう。
芝刈りをするには、道具が必要です。せっかく道具を購入してもメンテナンスが必要なため手間がかかってしまいます。また保管場所についても考えなければなりません。なかなか大変ですよね。
しかし業者に依頼すれば、道具の購入や保管場所を確保する必要もなく手軽です。もし芝刈りについてお困りなら、弊社にご相談ください。
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まとめ
芝刈りは、きれいに芝を育てるためには大切なお手入れです。しかしいつでも刈っていいわけではありません。とくに冬の芝刈りは、休眠期のためおこなってはいけないのです。また芝を育てるうえで、目土やエアレーションといったお手入れも、とても大切です。
芝生をきれいに育てたいなら、こまめにお手入れをおこないましょう。もしお手入れ方法がわからない、時間をかけられないという場合は、無理せず業者に依頼することをおすすめします。
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