空き地の雑草対策はしていますか?
全国に多数ある空き地。自治体によっては、空き地の管理に関して条例を設けているところもあります。そのような条例が敷かれているところでは、空き地は所有者が管理しなければならない義務があります。
この記事では、管理の中でも「雑草対策」についてご説明していきます。雑草対策は定期的におこなう必要があるため、意外と大変な作業です。
自分では雑草対策ができない方のために草刈り業者の選び方についてもご紹介していきますので、空き地を所有している方はぜひ参考にしてみてください。
雑草を放置するデメリット
空き地に生えた雑草を放置すると、以下のようなことが起こります。
1.景観が悪い
長年空き地を放置してしまうと、雑草が伸びてしまっていたり壁や所有物などに落書きをされてしまったりして景観が悪化してしまいます。景観の悪化によっては、近所の方に不快感を与えてしまうこともあり、関係が悪くなってしまうおそれもあります。
2.害虫発生
雑草を放置すると毛虫ゴキブリなどの害虫の棲み家になってしまうおそれがあります。空き地だけにとどまらず、近隣へも被害が及んでしまうおそれもあります。トラブルの要因にもなってしまうので、雑草は放置しないようにしたいものです。
3.不衛生
害虫だけではなく、雑草を放置することでねずみのような害獣が棲みついてしまうおそれもあります。害獣の多くはたくさんの菌が付着していて、その菌が体内に入ると「腎症候性出血熱」や「レプトスピラ症」などの病気を引き起こしてしまいます。
「空き地だから大丈夫」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、害虫と同様に近隣の方に迷惑がかかってしまいます。
4.防犯面で心配
手入れされていない空き地には、たばこの吸い殻も投げ捨てられることも多く、また不審者による放火の危険性も高まります。つまり、空き地を放置しておくことで、火事になるリスクがあるのです。
雑草が伸びきっている場合、簡単に火が付き、被害が拡大して近隣にも火が移ってしまう場合があります。そうなると、近隣の方との関係が悪くなったり、修繕に費用がかかったりしてしまうのです。
空き地の所有者は管理をする義務がある
空き地を放置することで、さまざまな被害を及ぼすことがお分かりいただけたでしょうか。空き地の所有者はこういった被害を防ぐためにも管理する必要があります。
また、最初にも説明しましたが、自治体によっては空き地の管理についての条例を定めている場合もあります。空き地の管理がされてないと判断された場合、罰則が課せられる場合や、自治体が撤去してしまう場合もありますから、放置せずに管理する義務があるのです。
空き地が雑草だらけになる理由
空き地の雑草対策は義務があり、必要だとわかっていても、なかなか対策ができない場合も多いですよね。以下のようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
- 空き地の場所が遠方で管理できない
- 除草作業が大変
それに加え、ご高齢の方が所有しているともなると、さらに雑草の処理は大変なことになってしまうことでしょう。では、このような理由で雑草を除去できない場合にはどうしたらいいのでしょうか。
空き地の雑草対策が手に負えないなら業者の力を借りてみる
空き地の雑草対策が自分ではできない場合、業者に依頼してみることをおすすめします。業者に依頼すれば、手間をかけずに雑草を除去することができます。
草刈り110番では24時間年中無休で受付対応しており、お仕事などで忙しい方でもご都合のよい時間帯に相談していただくことができます。お見積りも無料でおこないますから、まずは一度草刈り110番までご連絡ください。
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空き地の雑草対策をするなら何をしたらよい?
「空き地の雑草対策を自分でおこないたい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。では、自分で雑草対策をおこなう場合、何をしたらよいのでしょうか。この章では3つの方法をご紹介していきます。
草刈り・草むしりをする
雑草を取り除く代表的な方法として、草刈りや草むしりが挙げられます。
【使用する道具】
- ガーデニング用のゴム手袋
- ゴミ袋
- カマ
- 熊手
草刈り・草むしりをする際は手袋やゴミ袋を用意しましょう。軍手を使う方もいらっしゃるかもしれませんが、ガーデニング用のゴム手袋を使ったほうが滑らないので抜きやすくなります。
また、カマを使うことで根っこから引き抜くことができ、効率的に雑草除去ができます。抜いて放置しておいた雑草を集めるためのアイテムとして、熊手も用意しておくとよいでしょう。
作業内容
では、雑草を除去する手順について確認していきましょう。雑草を抜き始める前に、鉢植えなどの邪魔なものをどけておき、水を撒いておきましょう。水を撒くことで、土が柔らかくなって雑草が抜けやすくなります。
水を撒いたら、雑草を抜いていきます。このとき、雑草がまとまって生えているような目立つ部分からおこなうと見栄えが変わっていくのがよく分かります。
また、抜いた雑草はすぐにゴミ袋に詰めるのではなく、一旦そのまま放置しておきましょう。満足がいくまで抜き終わったら熊手を使って放置した雑草をかき集め、ゴミ袋にまとめてゴミの日に出してください。
防草シートを活用する
雑草対策として、防草シートを使う方法もあります。防草シートとは、草を生えてくるのを防ぐシートのことです。防草シートを敷くことで、日光が当たらなくなるので光合成ができなくなるため、雑草が生えてこないのです。
防草シートの選び方
防草シートを選ぶ際は、「遮光率が高いもの」を選ぶのがおすすめです。遮光率が高いものを選ぶことで、植物の光合成を防ぐことができ、雑草が生えてくるのを防止することができます。
また、「水はけのよいもの」を選ぶことも大事です。防草シートには、透水性と不透水性の2種類がありますが、不透水性は水を通さないのでカビが発生してしまうおそれがあります。カビの発生を防ぐためにも、透水性のものを選ぶとよいでしょう。
このほか、防草シートを選ぶには「耐久性の高さ」も重要です。耐久性が低いものを使ってしまうと頻繁に防草シートが劣化して買い替えなければならないからです。商品によって「耐用年数」が記載されていますから、確認してみてください。
敷き方
防草シートを敷く前には、シートにしわがよって砂ぼこりが溜まって雑草が生えてこないよう、整地と雑草の除去をおこないましょう。その後、少しずつ防草シートを敷いてください。
防草シートを2枚以上使う場合には、重なる部分を十分に確保しましょう。重なる部分が十分に確保できていないと、防草シートの隙間から雑草が出てきてしまう場合があります。だいたい10cm以上は重ねておくとよいでしょう。
さらに、防草シートの上に砂利やウッドチップを重ねておくことで、劣化を防ぐことができますから、ぜひ試してみてください。
除草剤を散布する
雑草対策として、除草剤を使う方法もあります。
1.除草剤の選び方
除草剤には、「茎葉処理型(液剤)」「土壌処理型(粒剤)」「ハイブリット(茎葉+土壌)」の3種類があります。茎葉処理型は既に生えてしまっている雑草を枯らしたい場合、土壌処理型は今後雑草を生やしたくない場合に使います。
また、既に雑草が生えてきてしまい、今後も枯らしたくないという場合には、ハイブリットの除草剤を使います。
茎葉処理型は一時的な効果はありますが、夏場のような雑草の育ちやすい時期にはすぐにまたすぐに生えてきてしまうかもしれません。そのため、何度も薬剤を散布する手間を省くためには、ハイブリットか土壌処理型のものがおすすめです。
2.注意点
除草剤を安全に使うために、以下の点に注意しましょう。
- 長袖・長ズボンを着用する
- 保護メガネやゴーグルをつける
- 風の強い日は避ける
除草剤が皮膚についてしまうおそれがあるので長袖・長ズボンを着用し、保護メガネやゴーグルもつけて目を守ってください。また、風の強い日に除草剤を使うのも避けてください。風によって除草剤が飛ばされてしまい、近隣の畑などにかかってしまうおそれもあります。
どれも一度おこなって終わりではない
空き家の雑草対策として「草刈り・草むしり」「防草シート」「除草剤」の3つについて見てきましたが、これらは効果がずっと続くわけではありません。
草刈り・草むしりは一時的な雑草防止、防草シートも劣化してしまうと、雑草は生えてきてしまいます。そのため、雑草の手入れは定期的におこなう必要があるのです。しかし、「定期的におこなうのはちょっと……」という方も多いのではないでしょうか。
ご自身の負担を軽減させるためにも、空き家の雑草対策は業者に依頼することをおすすめします。草刈り110番では、定期的に草刈りをおこなうことが可能です。
また、防草シート張りや除草剤などの雑草予防もおこなっております。自分では対策できないという方でも、まずは一度お電話ください。
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業者に雑草対策を依頼するとどうなの?
自分で雑草対策をおこなう方法のほかに、業者に依頼する方法があります。この章では、業者に依頼する方法についてご説明していきます。
業者に依頼するメリット
業者に依頼するメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
- 時間や手間がかからない
- 体力的な負担がない
- 高い効果を期待できる
業者に依頼することで、時間や手間をかけずに雑草対策ができます。また、雑草を抜いたり、防草シートを敷いたりすることは体力を使うので、身体的な負担が大きいです。業者に依頼すれば、身体的な負担をかけずに雑草対策をおこなうことができます。
また、雑草対策を初心者がおこなうと、処理が甘くなって「また雑草が生えてきた……」なんてことになるかもしれません。一方、プロに任せると専門的な知識や道具を用いて対策をおこなってくれるので、より高い効果を期待できるのです。
このように、業者に依頼することでさまざまなメリットがあります。費用はかかりますが、「雑草対策をしている時間がない」「体力的につらい」という方は、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。
気になる費用は?
業者に依頼した場合の費用相場は、除去する面積が50平米で「7,500円~25,000円」程度が一般的です。
「料金にかなり幅があるな」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、草の高さ、機械・手作業のどちらでおこなうのかなどによって料金は変動します。そのため、正確な費用を知りたい場合は業者に見積りを取るのがベストです。
業者に見積りを依頼した際は、「内訳」についても確認しておきましょう。総額だけ記載されている業者は何にいくら使っているか依頼者はわからないですよね。そのため、余分に料金を取られてしまうおそれもあるのです。
草刈り業者では、以下のような内訳になっているところが多いです。
・内訳=基本費+作業費+ゴミ処理費
基本費の中には、出張費や燃焼費が含まれることが多いです。また、見積り費や調査費も基本費の中に含まれる場合もあります。
また、作業費は先ほどご説明したとおり面積や草の高さなどによって異なります。また、ごみ処理費は自分で処理すればカットすることができます。
業者の選び方ポイント
業者を選ぶ際には、以下のようなポイントをチェックしておきましょう。
- 見積書が内訳まで記載されている
- 実績・良い口コミが多い
- どんな作業をするのか事前に説明してくれる
- こちらの要望や希望をきちんと聞いてくれる
- 雑草防止もおこなってくれる
- 丁寧に対応してくれる
- 対応が早い
- お手入れ法など相談にのってくれる
- 見積りからの追加料金なし
上記のことを確認することで、業者の信頼度や技術力をはかることができます。複数の業者に相談をしてサービス内容を比較することで、よりよい業者を選ぶことができます。まずはできるだけ多くの業者から相見積りを取りましょう。
草刈り110番では、上記のすべてを心がけております。まずは、無料でお見積りだけおこなうことも可能です。草刈り110番では他社との相見積りを歓迎しておりますから、「見積りをしたら契約しなければならない」というわけではありません。
また、無料の電話相談も受け付けておりますので、「業者に依頼しようかまだ迷っている」という方でもまずはご連絡ください。
【場所別の雑草対策に関する記事はこちら】
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