水漏れで下の階に被害を与えてしまった場合は、すぐに管理会社や大家さんに連絡しましょう。
日ごろから建物の管理などをしっかりとおこなっている方であれば、業者を呼んで水漏れの原因を調べてくれるはずです。
水漏れの原因はひとつではありません。
原因によっては自分以外の人に責任があるかもしれないので、プロの目で調査をおこなうのがとても重要になるのです。
そして、調査結果によっておこなう対処は異なります。
自分に過失があった場合となかった場合、それぞれの対処法を覚えて、もしものときにお役立てください。
水漏れで下の階へ被害を与えた場合はまず何をすべき?
水漏れで下の階に被害を与えたら、まずは建物の責任者に連絡し、原因を確かめましょう。自己判断で対処すると、不要な責任まで負わなければならなくなるおそれがあります。損することなくトラブルが解決できるよう、必要な対処の流れを覚えておきましょう。
まずは管理会社や大家さんに連絡!
水漏れで下の階に被害があったり、下の階の住人から水漏れを訴えられたりしたら、まずは管理会社や大家さんに連絡しましょう。修理業者を手配してくれる可能性があります。
また、業者の手配などをしてくれなくても、下の階の住人と水漏れの修理などについて話し合う必要がある場合にも間に入ってやり取りしてくれるでしょう。
水漏れ発生が夜の場合や緊急の場合に、管理会社や大家さんに連絡がつかなければ、自分で業者に直接連絡をしてもかまいません。水漏れ修理業者や水道会社に連絡して、水漏れの原因を調査してもらいましょう。
その際、水漏れによる漏電が発生する危険性も考慮して、電気会社にも相談しておくと安心です。
「どこから水漏れしているのか」が重要です
下の階の水漏れ被害は、どこから水漏れしているかが重要なポイントです。マンションやアパートなどの集合住宅では、水漏れの原因によって責任の所在が変わります。
自分が責任を取らなければならないケースと管理会社や大家さんが責任を取らなければならないケース、下の階の住人が責任を取らなければならないケースがあるのです。
正しい原因を見極めて、責任の所在を明確にするためにも、水漏れの原因調査はプロの業者に詳しくおこなってもらいましょう。
下の階へのお詫びは早めにおこないましょう
水漏れで下の階に被害が発生すると、「自分が悪いのではないか?」と思うかもしれません。しかし、下の階への謝罪は原因が特定されてからおこなうのが正しい対応だといわれています。
水漏れの原因が特定されて、自分に過失があった場合は、早めに謝罪にいくようにしましょう。その際に多少のお詫びの品を持参していくと、印象もよくスムーズに水漏れトラブル解決につながるかもしれません。
管理会社や大家さんに連絡がつながらない場合、直接相談する業者を知らないと焦ってしまいます。弊社のサービスを利用して、落ち着いて業者選択をしましょう。
弊社では、お電話で状況をお聞きして、適切な対応が可能な業者をご紹介します。即日対応の業者もあるので、迅速な解決が期待できるでしょう。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
自分に過失があるケース
自分に過失があった場合、どのようなことが水漏れの原因になってしまうのでしょうか。自分の過失による水漏れに多い原因を知って、トラブルにならないよう対策をしましょう。
また、修理費用の負担も気になります。修理費用を請求されるかどうかや水漏れ修理に適用される保険について解説しますので、自分の加入している保険を確認してみましょう。
自分に過失がある場合に多い原因
自分の過失によって下の階に水漏れが発生するケースは、水回りの設備の使い方が悪いか不注意が原因であることが多いです。
洗濯機のホースが外れたり、お風呂を溜めているのを忘れて蛇口が開きっぱなしになっていたりといった状況をいいます。
上記のようなトラブルや不注意を完全になくすことは難しいでしょう。しかし、日常的に意識して注意したり水回りの設備は定期的に点検したりと、できる対策はあります。手軽におこなえることから水漏れトラブルを防ぐことをはじめましょう。
自分に過失がある場合は修理費用を請求される?
水漏れで下の階に与える被害として考えられるのは、天井のシミや傷み、家財を濡らすなどです。そして、自分に過失があった場合は、下の階の住人からは修理費用を請求されるでしょう。
なにをどこまで修理するのかは、自分と下の階の住人が加入している保険によって異なります。それぞれの保険の内容を確認して、適用される範囲で対応しましょう。
ただし、保険の適用範囲に関しての判断は、素人がおこなうと間違いがあるかもしれません。保険のプロに任せることをおすすめします。
賠償金を個人責任保険でまかなえる場合もある
修理費用を請求された場合に、適用されるおもな保険は個人賠償責任保険です。個人賠償責任保険とは、故意ではなく第三者に損害を与えてしまった場合に適用される保険のことをいいます。保険に水漏れへの補償が含まれていれば、修理に必要な費用はある程度保険から支払われるのです。
迅速に適切な対処ができるように、自分が加入している保険はなにか、その保険はどのような場合に適用されるものなのか、適用範囲がどの程度なのかを確認しておきましょう。
ただし、水漏れの被害者・加害者になった場合の保険適用は、おもに水漏れ箇所や家財に対する補償です。水漏れの原因となった水回りの設備の修理は別でおこなわなければなりません。
そのときは、弊社にご相談ください。水回りのトラブルに詳しい業者をご紹介します。水漏れがおさまり、修理をおこなうまでに時間の余裕があれば、複数の業者から見積りをとって料金やサービス内容の比較検討が可能です。業者選びに迷って修理を先延ばしにしないように、ぜひ一度ご相談ください。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
経年劣化など自分に過失がないケース
自分に過失がない場合でも、まれに一部の修理費用などが必要になるケースがあります。どのようなことが原因で水漏れが起こるのかと、責任の所在について覚えておきましょう。
自分に過失がない場合に多い原因
自分に過失がない場合は、建物自体の劣化や、配管などの設備の劣化や破損が原因で水漏れが発生していると考えられます。
築年数の長い建物は、普通に生活していても大雨や台風で天井から水漏れする場合があるでしょう。すぐに管理会社や大家さんに連絡して、必要な対処をとってもらいましょう。
自分に過失がない場合の責任は誰がとるの?
自分に過失がない場合、基本的には管理会社や大家さんが責任をとります。建物自体の所有者は管理会社や大家さんなので、傷んでいる場所の修繕や水漏れなどの対策は管理会社や大家さんがおこなう必要があるのです。
ただし、配管の故障による水漏れなどが、専有部分である自分の部屋で起こっていた場合は、自分で責任をとらなければならない場合もあります。共有部分と専有部分の線引きが難しい場合があるので、原因調査の際にプロの目で細かく調べてもらいましょう。
突然水漏れのトラブルに巻き込まれても、水漏れ修理の業者を知っていれば、対処に困ることはありません。
弊社には、日本全国に加盟店が存在します。どのような場所での水漏れ修理にも対応できるようになっていますので、気軽に頼れるものと思っていただいてよいでしょう。
また、水漏れの発生が夜中だった場合でも、ご相談は24時間対応しています。少しでも早くトラブルを解決させたい方は、すぐにご連絡ください。