お風呂の蛇口が劣化しているなどの理由で、交換をご検討中の方もいるかもしれません。
もしお風呂の蛇口を交換するときは、どのような種類があるのか把握しておく必要があります。なぜなら、お風呂の蛇口には、タイプや機能の違うものがたくさん存在しているからです。
この記事では、「お風呂の蛇口交換費用を確認してから取り付けの依頼を考えたい」という方に向けて、費用相場もご紹介しております。お風呂の水道蛇口を自分で交換する方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
また、水漏れでお困りの方はこちらの記事もお役に立つはずです。
お風呂の水道蛇口の交換費用相場
お風呂の蛇口の交換費用は、本体代と工賃の合計によって決まります。工賃は固定料金であることが多く、交換費用のみの場合、約8,000円~15,000円です。この価格に加え出張費用や部品代などが加算されます。お風呂の水道蛇口の種類は、メーカーや取り扱い先によって異なります。
依頼の前に、あらかじめ大体どのような種類が存在するのか知っておくとスムーズでしょう。お風呂に使われている水道蛇口の種類に関しては、次の章で詳しくご説明しておりますので、参考にしてみてください。
弊社の加盟店スタッフは、「お風呂の蛇口交換の費用が知りたい」という方に向けて、無料でのお見積り※をお出しすることができます。お風呂の蛇口交換費用について、なにかご不明・ご不安な点や聞きたいことなどがございましたらお気軽にお電話ください。
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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
お風呂の水道蛇口にはどんな種類があるの?
お風呂の蛇口は、大きく2つのタイプに分けられます。ここでは、蛇口を選ぶときに知っておくべきことについてご説明します。実際にお風呂の蛇口交換をするときに、どのようなタイプの蛇口かどうか知っておくことで取り付けの際に便利です。
1.壁付タイプ
名前のとおり、壁に蛇口を取り付けるタイプです。壁に設置されている水とお湯の給水管の距離が約105ミリ~225ミリであれば、ほとんどの蛇口と交換することができます。壁付タイプにはシャワーがついている蛇口と、浴槽にお湯をはるための蛇口の2種類があります。
2.台付きタイプ
取り付ける穴が2つある、浴槽の端などに取り付けられている蛇口です。互換性の高い壁付タイプに比べ、台付きタイプは給水管の取り付け穴の距離が85ミリ、105ミリ、120ミリの3種類とあるので、設置の際は注意が必要です。
水栓も2種類に分けられる
お風呂の蛇口の種類は壁付タイプと台付きタイプの2つに分けられることがわかりました。蛇口の種類だけでなく、水栓の種類も2種類に分けることができます。
「サーモスタット式」と呼ばれる水栓は、温度のメモリを合わせることにより適温のお湯を出すことが可能です。本来、水からお湯に変わるまでの間、無駄な水が発生してしまいますが、サーモスタット式によって常に安定した温度のお湯を吐水することができるというメリットがあります。
一方、「ハンドル式」の水栓は、水とお湯のハンドルをひねることで適温を調整するものです。2つのハンドルを使って温度調節をする必要があり、手間がかかり難しいため現在ではあまり使われていません。
壁付タイプは、サーモスタット式の水栓が主流となっています。台付きタイプはサーモスタット式と2ハンドルタイプのものがありますが、こちらも今ではサーモスタット式が主流です。
違う種類の蛇口に変えることはできる?
先ほどご紹介した壁付タイプ、台付きタイプの給水管の取り付け穴や位置に互換性があるものであれば交換することができます。壁付タイプから壁付タイプの交換など、同じタイプの蛇口であれば簡単に交換することが可能です。
しかし、万が一の場合もあるので、お湯が浴槽に届くかどうか吐水口の長さや位置を事前にチェックしておくようにしておくとよいでしょう。
どのような種類があるか知りたい、という方や蛇口本体はいくらなのかわからないという方は、お風呂の蛇口を取り扱っている業者へ相談してみましょう。弊社でもお電話にてご相談を受け付けておりますので、交換をご検討の際はご活用くださいませ。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
お風呂の蛇口を自分で交換する方法
これまで、お風呂の蛇口の種類や費用相場などについてご説明してまいりました。「業者へ依頼したことがなく不安だな」という方や「お風呂の蛇口交換費用を安く済ませたい」といった場合、自分で交換するという手もあります。ここでは、自分でお風呂の蛇口を交換する方法についてご紹介します。
お風呂の蛇口交換の際に準備するもの
お風呂の蛇口を交換する前に、準備しておくものはこちらです。
- 新しい蛇口の本体
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新しく設置する互換性を確認した蛇口を準備します。
- モンキーレンチ
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ナットなどの締め付け工具として利用します。
- シールテープ
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壁付タイプの水洗を設置する際に、水漏れ防止のために必須です。
- 歯ブラシ
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残ってしまったシールテープなどの汚れを取り除く際に使います。
お風呂の蛇口の交換方法
実際に、お風呂の蛇口を自分で交換する手順をご紹介しましょう。ここでは台付きタイプの蛇口を交換する方法について見ていきます。
お風呂の蛇口だけに関わらず、水回りの部品交換をおこなう際には、作業中に噴水状態になるのを防ぐために元栓を閉める必要があります。一軒家の場合は、庭などの地面にメーターボックスがあり、中に元栓が取り付けられています。
マンションなど集合住宅は、玄関の隣のパイプシャフトと呼ばれているスペースに設置されているため確認してみましょう。元栓を閉めると家中の水道が止まるためご注意ください。
古い蛇口と偏心管につながるナットを、モンキーレンチで外していきます。管から水が漏れる場合があります。
本体を支える役割を持つ偏心管は、手で左回りに回すことで取り外すことができます。固い場合はモンキーレンチで回しましょう。偏心管の接続部分にはシールテープが巻かれているため、同じものを使用する場合は、古いテープを取り外しておきましょう。
壁の穴の中にゴミが溜まっていることがあるため、歯ブラシでかきだしておきましょう。偏心管のネジ山に新しいシールテープを引っ張りながら7周ほど時計回りに巻いていきます。シールテープを巻き終えた後、偏心管を少し手前まで回して設置します。
偏心管を設置したら、蛇口を設置します。蛇口はパッキンを忘れずにつけましょう。左と右の偏心管を水平にしつつ、蛇口が傾かないように調整するのがポイントです。
最後に、元栓を開けて水を流しましょう。接合部分から水漏れをしていないか確認したら完了です。
上手くいかなかったときは……
蛇口の種類によって、必要な工程や作業は異なる場合があります。思いのほか力が必要だったり、蛇口が合わなかったり……作業をしている間に交換できなくなってしまうこともあるかもしれません。このような事態に陥った場合も、作業の途中でも構いませんので、弊社へお問い合わせください。
弊社の加盟店スタッフでは、お風呂の蛇口交換作業や費用相場のご説明、ご相談などを承っております。また、弊社は急な水のお困りごとにも、24時間年中無休でコールセンターにて対応をしておりますので、よりスピーディーな対応をとることが可能です。
初めて業者に依頼するので不安という方も、ていねいにご案内させていただきますので、ご相談お待ちしております。