「蛇口とシャワーの切替がうまくいかない……」というとき、切替弁の不具合が考えられます。切替弁の不具合が起きている場合は、シャワーの切替弁を修理すれば、解消することが可能です。
ただし、切替弁を修理する前には、蛇口の状態もチェックしておく必要があります。なぜなら、劣化具合によっては、蛇口ごと交換したほうがよいケースもあるからです。
この記事では、シャワー切替弁の修理方法や、蛇口を交換したほうがよいケースについてご紹介します。蛇口のシャワー切替弁を修理したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
シャワー切替弁を自力で修理する準備
シャワー切替弁に不具合が起きているときには、新しいものと交換することで解消できます。そこで、まずはシャワー切替弁を交換する際の準備をお伝えしていきます。切替弁を自力で交換したい方は、以下の内容を参考にして必要なものを準備してください。
蛇口の型番を確認
切替弁を購入するときは、蛇口の型番に適合する切替弁を購入する必要があります。蛇口の型番は取扱説明書や、本体に貼られているラベルに記載されているので、確認してみてください。蛇口の型番を確認したら、メーカーのホームページを見たりお客様相談室に問い合わせたりして、ご家庭の蛇口の型番に適合する切替弁を調べてください。
蛇口に適合する切替弁がわかったら、切替弁をメーカー、ネットショップ、ホームセンターなどで購入しましょう。
必要な道具をそろえよう
シャワー切替弁を交換する際は、新しい切替弁以外に、工具が必要です。止水栓を閉めるマイナスドライバーや、部品を取り外すモンキーレンチを用意しておきましょう。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
シャワー切替弁を自力修理する手順
ここからは、切替弁を交換する手順をご紹介します。蛇口の種類やメーカーによって交換方法は異なりますが、一般的な方法をお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
止水栓(カランの下にある溝)を、マイナスドライバーで右回りに回して閉めてください。止水栓は左右に2つあるので、忘れずに閉めましょう。
もし、止水栓を閉め忘れた場合、蛇口を分解しているときに水や熱湯が出てくるおそれがあります。熱湯が出てくるとやけどをしてしまうおそれがあるので、止水栓は必ず閉めておいてください。
ハンドルは、側面にキャップがついていなければ、手で引き抜いて外すことができます。ハンドルの側面にキャップがついている場合は、マイナスドライバーをハンドルとキャップとの隙間に入れてキャップを外した後、ハンドルを引き抜いて外してください。
表示リングを外すとナット(金属製のリング)が出てくるので、外します。手で引き抜くのは難しいので、ナットにモンキーレンチを取り付け、左回りに回してゆるめてから外してください。
ナットを取り外せば、切替弁(プラスチック製の白い部品)を取り外すことができます。切替弁は、事前に外しておいたハンドルとキャップを取り付けて手前に引き抜けば、外すことが可能です。
切替弁の出っ張っている部分を、蛇口本体の凹んでいる部分に合わせて取り付けてください。
1~5 までの作業が終わったら、後は元の手順でナット・ハンドルを取り付け、止水栓を開ければ、シャワー切替弁の修理はすべて完了です。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
蛇口ごと交換した方がよいケースもある
蛇口の切り替えができない場合、蛇口ごと交換したほうがよいケースもあります。ここでは、シャワーと蛇口の切り替えができなくなる原因と、蛇口ごと交換したほうがよいケースをご紹介します。
シャワー・蛇口の切り替えができなくなる原因
シャワーと蛇口の切り替えができない場合、切替弁の不具合以外に、切替ハンドル部分のパッキンの劣化が原因のこともあります。
切替弁以外にも故障がある場合
パッキンの劣化など、切替弁以外にも不具合がある場合には、蛇口本体を交換することをおすすめします。
故障しているところが複数あるときには、蛇口本体が寿命を迎えている可能性があります。寿命を迎えている場合には、劣化した部品を修理しても、ほかの部分が劣化して再び不具合が起きることがあるのです。
蛇口交換の目安
使用頻度や使い方によって異なりますが、蛇口交換の目安は約10年だといわれています。「蛇口を10年以上使っている」という方もいらっしゃるかもしれませんが、長年同じ蛇口を使っていると不具合が起こりやすくなるのです。
切替弁以外に不具合がなくても、蛇口を10年以上使っているときは、交換したほうがよいかもしれません。
ここまで、蛇口交換をしたほうがよいケースについてご紹介してきました。ただ、中には「蛇口交換を自分でおこなう自信がない」「どの蛇口を用意すればよいかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。自分での蛇口交換が難しい方は、水回りトラブル解消の業者に依頼することをおすすめします。
自分でおこなうと、失敗して水漏れなどのトラブルが起きてしまうおそれがあります。その点、水回り修理のプロである業者に依頼すれば、確実に直してもらうことができるのです。
しかし、「業者に依頼すると、高額な費用がかかりそう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。そこで、以下からは蛇口交換を業者に依頼したときの費用についてご説明します。
蛇口交換にかかる費用相場
蛇口交換費用は、10,000円~15,000円程度が相場で、内訳は基本料金と作業費です。蛇口交換は、ほかにも材料費や出張料、夜間におこなう場合には深夜料金もかかる場合があります。
正確な費用を知るためには、水回りの修理業者から見積りを取ることをおすすめします。このとき、見積り無料の業者に依頼するとよいでしょう。なぜなら、見積り無料の業者に依頼すれば、費用を気にせずに見積り額を知ることができるため、予算内に収まる業者を見つけやすくなるからです。
弊社では、水回りトラブル解消の業者をご紹介します。弊社加盟店では、見積りは無料※でおこなっていて、追加料金もかかりません※。また、弊社では24時間365日電話受付をしているので、緊急の場合でもすぐにご相談していただくことが可能です。蛇口の交換にお悩みの方は、ぜひ弊社までご相談ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
まとめ
シャワーの切替弁を修理するときは、ご家庭の蛇口の型番を確認し、適合するものを購入してください。交換の際は、まず止水栓を閉め、ハンドル・ナットを取り外し、切替弁を新しいものと交換してください。交換後は、元の手順で部品を戻したら完了です。
また、切替弁以外にも故障している箇所がある場合・蛇口本体が寿命を迎えた場合には、蛇口本体を交換することをおすすめします。
蛇口本体の交換が難しいという方がいれば、水回りのトラブル解消業者に依頼して交換してもらうとよいでしょう。
弊社では、水回りトラブルを解消する業者をご紹介します。弊社加盟店では、全国に多数の加盟店があり、24時間365日電話受付をしていることから、スピーディーな対応が可能です。緊急の場合でも、水回りのトラブルが起きたときには、一度弊社までご相談ください。