たった今、うっかりトイレに異物を流してしまい、このあとトイレが問題なく使えるのか不安になっていませんか?
「放置してもOK?」
「自分でも簡単に取り出せる?」
「最悪業者に依頼したら費用はどのくらいかかる?」
きっと今、あなたの頭に浮かんでいるであろうさまざまな疑問も、この記事を読めば解消できるはずです!
ここではあなたがこのあと取るべき行動を以下の順で解説していきます。
- トイレに異物を流したときにやってはいけない3つのこと
- 自分で安全に取り出せる唯一の方法を試す
- 自分で取り出せないなら水道業者を呼ぶ
最短解決に導く賢い対処法を紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
すでにトイレがつまってしまっている方は、こちらの記事で対処法をご確認ください。
トイレに異物を流したときにやってはいけない3つのこと
トイレに異物を流したあと、最短解決に導くために次の3つのことは避けてください。
- 流した異物を放置する
- 何度も水を流す
- ラバーカップ(スッポン)を使用する
これらはのちのち深刻なトイレつまりを招く原因になることや、工事業者に高額の修理費用を支払うことになるなど、より事態を悪化させる可能性があります。
大事なポイントですのでしっかりおさえておきましょう!
放置はNG!「水が流れればいい」は信用できない
トイレに流した異物を自己判断で放置するのはやめましょう。
「実際流れていくのを見たし……大丈夫だよね?」
と、放置したい気持ちはわかりますが、放置することが深刻なトイレつまりを引き起こす原因になりうるからです。
水に溶けない物はいつかつまる
実はトイレに流しても問題ないものは「排泄物・ペーパー・水」の3つのみで、流してはいけないものとの違いは水に溶けるか溶けないかです。
つまり、この3つ以外の水に溶けないものはすべて異物に該当すると考えてください。
以下に、「よくあるトイレにうっかり流したアイテム一覧」を記載しますので、心当たりのあるものがないかチェックしてみてください。
大事なことなのでもう一度伝えますが、すべて異物に該当します。
- 生理用品
- 検尿、検便カップ
- マスク
- タオル、雑巾
- 芳香剤
- 湿布
- カイロ
- おもちゃ
- ボールペン
- メガネ
- アクセサリー
- コスメ
- ライター
- ティッシュペーパー※
- ウェットティッシュ※
- 水に流せるタイプのお掃除グッズ※
- 嘔吐物※
- ペットの糞※
※は6章で詳細を解説しています
上記のアイテム以外でも、プラスチック、布、木、紙、金属製品はすべてNGです。
流したものは曲線を通って下水管にいく
水に溶けない異物がつまるのは、トイレの構造を見れば一目瞭然でしょう。
イラストのように、流したあとは重力に逆らう道を水圧に任せて上昇したあと、Uターンして曲線を通っていくものが一般的です。
水に溶けづらい物質は、特に「せき」と呼ばれる箇所や、赤丸地点でつまる可能性が高くなります。
つまっていないと断定できるチェック方法はない
残念ながら、トイレに流した異物を「つまっていない」と断定できる方法はありません。
トイレに限らず、水回りの配管つまりをチェックする排水テストがありますが、排水テストでチェックできるのは、配管がつまっている事実だけです。
トイレの排水テストの場合、ボール状に丸めたトイレットペーパーを流し「汚水桝(おすいます)」の位置まで流れてくるかどうかでチェックします。
このときトイレットペーパーが汚水桝まで流れてこなければ、トイレがつまっていると断定できます。
しかし、仮に排水テストで汚水桝までトイレットペーパーが流れてきても、汚水桝までの配管に異物がないことは確認できません。
このあとトイレつまりを引き起こさないと断定できる証拠がないため安心できません。
異物がつまると逆流を引き起こす
異物を放置しトイレがつまると、最悪の場合汚水や排泄物が逆流します。
便器内や下水管など、どこでつまるかにもよりますが、放置した挙句以下のように汚水桝でつまると悲惨です。
異物が邪魔をして水の行き場がなくなれば、先へ進めない水があふれ出てくることを想像するのは難しくないでしょう。
汚水桝から逆流した汚水が、トイレのみならず洗面所や浴室の排水口から溢れ出てくる可能性もあります。
また、小さな異物でも、次に流した排泄物やトイレットペーパーが絡まっていずれ大きな異物として配管につまりかねません。
これらのことから、小さなものでも放置するのは危険です。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
水を流すのはNG!
トイレに異物を流したとき、実は水を流すのもNG行為です。
「水が流れれば問題ないかな?」と確認するために、慌てて何度も水を流してしまうのはやめましょう。
ここでは、なぜ水を流すのがNGなのか理解したうえで、すでに水を流してしまった人が次にすべきことにも触れていきます。
異物をさらに奥へ流してしまう
異物を流したときに水を流すと、実は手前に引っかかっていて自分で取り出せる可能性があるものをさらに奥へ押し込む危険があります。
先程の章でトイレの構造を理解された方なら容易に想像できると思いますが、曲がりくねったこの先の配管では、異物を取り出すことは困難になります。
すでに水を流してしまっている場合は自分で取り出す方法を試す
NG事項を見る前に水を流してしまった方は、これ以上水を流すことは控え、次の章自分で安全に取り出せる唯一の方法を試すに進みましょう。
ラバーカップ(スッポン)の使用はNG
トイレのつまり解消アイテムとして知られるラバーカップも、使用を控えたほうがよいでしょう。
他の呼び方で通水カップ、スポイト、スッポン、ガッポン、ギュッポン、吸盤なども同様です。
※名称を揃えるため以降はラバーカップに統一します
吸引する際につまる
ラバーカップは排水口にピッタリ押し付けて真空状態を作り、引き上げるときの吸引力でつまっているものを動かす仕組みです。
正しく使用できても、異物をものすごい勢いで引き上げた場合、湾曲した配管につまらせてしまう可能性があります。
このため、ラバーカップを使用してよいのはあくまで「排泄物・ペーパー・水」によるトイレつまり場合のみとされています。
※今回トイレに流した異物が「流せるタイプのお掃除グッズ」や「流せるタイプのペットの砂」で、用法を守ったのにつまってしまった場合などは一度試してみてもよいかもしれません。
ラバーカップを使用する際は以下の記事を参考にしてみてください。
自分で安全に取り出せる唯一の方法を試す
「唯一の」と述べたように、この方法が無理なら業者に頼んだほうがいいと思ってください。
逆にこの簡単な方法であれば、安全にかつ費用も時間も最小限で解決できるでしょう。
素手は厳禁!手で引っ張り出す4ステップ
自分で安全に取り出せる唯一の方法は、手で引っ張り出す手法です。
もちろん、素手を突っ込む人は少ないと思いますが、手袋をする以外にも注意点や具体的な手順があるので順番に説明していきます。
手をしっかり覆えるビニール製のものを用意する
ゴム手袋が理想ですが、常時家に持ち合わせていない方もいるでしょうから、ゴミ袋やポリ袋などでの代用もOKです。
- 肘まで覆うことができるか
- 滲みたり破れたりしないか
以上の2点を基準に、手を覆えるものを用意してください。
便器内の水を汲み上げる
ここでは便器内の水を汲み上げていきます。
あくまでこのあとの作業をしやすくするためのステップだと思ってください。
流した異物が目視できている方や、汲み上げるほど水が溜まっていないタイプの場合はこのステップを省いて次のステップへ進んでいただいてOKです。
手を覆っているとはいえ汚水に突っ込むのは抵抗がある方も多いでしょう。
便器内の水を、バケツや代用品で取り出し、手を入れやすい環境を作ります。
手を突っ込んで取り出す
いよいよ便器に手を入れて取り出す作業です。
この際に、流した異物が目視できている方はラッキーです。
ほぼ確実といってもいいくらい安全に取り出せるでしょう。
見えているものを引き上げて次のステップに進んでください。
目視できない場合でも、まずは一度手を入れてみましょう。
配管の1つ目の曲がり角に引っかかっている場合は手で触れる可能性があります。
もし触れた場合、軽く引っ張ったり回すなど向きを変えてみて、取り出せた方は次のステップに進みましょう。
※引っ張ったり向きを変えようとしてもびくともしない場合は、業者への依頼を推奨します。
便器は陶器でできていますから、無理やり引っ張り出すことでヒビが入るなど別のトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
かえって修理費用が高くついたりと、最短解決から遠のくため冷静に対処してくださいね。
取り出したものを処分し消毒する
異物を取り出すことができたら、異物自体は処分していただくことを推奨します。
便器内部や配管は不衛生です。
また、消毒しても一度便器に流した事実は消えません。感情的にも不潔なイメージが残るでしょうから、思い切って処分しましょう……。
どうしても大切なものであれば、素材により適した消毒方法があるため以下を参考にしてください。
- ビニール、プラスチック製品
-
手洗い用液体石鹸で洗ったあと、水道水ですすぐ
※気になる場合は消毒用エタノールを振りかける - ぬいぐるみなどの布製品
-
洗濯し天日干しして乾燥する
参考:トイレの床や便器に物を落とした……どれくらい汚いの?(最終閲覧日:2024年2月6日)
異物が処理できたら、使用したゴム手袋等を処分し、便器や床を一般的な用具で掃除すれば問題ないでしょう。
最後に手をよく洗い、消毒用エタノールで消毒すれば安心です。
手で引っ張り出す以外の方法が推奨できないワケ
手で引っ張り出す以外の方法を推奨できないのには 「安全でない」「時間がかかるうえ結局取り出せない」といった理由があります。
つまり、最短解決から遠のく可能性が高くなります。
もちろん他の方法が存在しないわけではなく、ホームセンターなどで手に入れられる市販のトイレつまり解消グッズもあります。
試したい方は購入・使用前に以下を確認してください。
真空式パイプクリーナーはラバーカップと同じ仕組み
真空式パイプクリーナーと呼ばれるアイテムは、ラバーカップのグレードが高いバージョンです。
ホームセンターなどで購入可能ですし、名前がパイプクリーナーだけあって、試してみたくなる気持ちはわかります。
しかし、ラバーカップと仕組みは同様ですので、使用してよいのはあくまで排泄物・ペーパー・水によるトイレつまり場合のみとされています。
トイレプランジャー/ワイヤーブラシ(ワイヤートイレクリーナー)は異物を奥へ流すアイテム
トイレプランジャーやワイヤーブラシ(ワイヤートイレクリーナー)はイラストのように、配管の奥の異物に物理的に力を加えて奥に流す目的で作られたアイテムです。
もうおわかりでしょう。
トイレットペーパーや排泄物ならよいですが、水に溶けない異物への使用には向いていません。
排水管洗浄剤(薬剤系)はぬめりやヘドロ汚れを溶かす仕組み
水回りの排水口つまりを溶かすアイテムとして、薬剤もあります。
しかしこれらは油などのぬめりやヘドロ用で、主にキッチンや浴室、洗面所の排水口汚れの溶解が目的です。
商品の注意事項欄に「プラスチック・木・金属類によるつまりには効果が期待できない」「トイレのつまりには効果が期待できない」と明記されていることが多いでしょう。
また、これらは強いアルカリ性の薬剤です。
使用の際は手袋やメガネを着用するなど取り扱いには注意が必要ですので安全とはいえません。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
手で取り出せないなら業者への依頼が賢い選択
前の章で述べたように、安全に自分で取り出す方法で推奨できるのは手を突っ込む手法だけです。
取り出せなかった場合は、無理にあれこれ試すより、業者に依頼することが賢い選択でしょう。
トイレつまり工事の費用相場は約2万円
以下のグラフデータからわかるように、トイレつまり工事の費用は2万円程度が多いようです。
特に便器内や配管手前のつまりであれば、比較的費用はおさえられるでしょう。
最短3時間後にはトイレが元通り
業者に依頼した場合、最短で3時間後には元通りにトイレが使用できるでしょう。
編集部が水道工事業者5社を調査したところ、トイレつまり工事の作業にかかる時間は15分~2時間と紹介されています。
時間に幅があるように、ケースバイケースで断定はできませんが「電話で詳細説明→業者駆け付け→施工後の確認と支払い」まで加えても3時間程度で解決できます。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
集合住宅や戸建て賃貸なら管理者に相談する
集合住宅や戸建ての賃貸にお住まいの場合、自分で業者を探す前に管理組合や管理会社、オーナーに確認をとる必要があります。
なぜなら暮らしのお困りごと関連のサービスが管理会社側で用意されていたり、オーナーに業者を手配してもらえる可能性があるからです。
分譲マンションの場合も、購入時の契約内容により対応が異なるようです。
また、気になる「費用負担の責任がどちらにあるのか」も、お住まいのマンションや管理者、契約内容により異なります。
下手に動いて損をしないよう、まずは相談してから進めましょう。
ぼったくり被害への不安は吹き飛ばせる
業者の利用は「ぼったくられるのではないか」と不安になる方も多いと思います。
しかし、トイレつまり工事の正しい知識を身に着け、依頼時の注意点を抑えておけば怖くありません。
業者の利用に踏み切れない方は、この章で不安を吹き飛ばしましょう。
トイレつまり工事のぼったくりを見分けるコツ
適切なトイレつまり工事でも高額で時間を要するケースがあります。
いきなり不安になるかもしれませんが、正当な理由で高額になり時間を要するケースを理解しておくことで、それ以外のぼったくりを見分けることができます。
高額で時間を要するケース
- 専用器具の使用
-
主に高圧洗浄機
簡単な吸引で異物を除去できなかった場合、より強い力で異物を除去する必要があるため - 便器の取り外し
-
便器を取り外さないと取り出せない場所に異物があるため
異物によりヒビが入った便器を交換するため - 別の配管への逆流の発生
-
トイレだけでなく、キッチンや浴室、洗面所など別の配管を元通り使用できるようにする作業が増えるため
ご覧のとおり、これらはプロに依頼しなければ解決できませんし、半日~丸一日程度かかるとされている作業ですから、高額になるのも仕方ないでしょう。
内容と理由を見れば、トイレを元通りに使用するために必要な作業・費用であることを理解できますよね。
このような高額で時間を要するケースを念頭に置いておけば、必要以上に恐れることはありません。
相見積りを取れば納得した業者に依頼できる
業者を利用する際は、相見積り(複数の業者に見積りを依頼し、料金や内容を比較すること)をとって、費用や作業内容が妥当か否か判断しましょう。
仮に3社に見積りをとって、すべての業者で高圧洗浄機の作業が必要だと判断されたら、修理のために必要な作業だとわかり納得して依頼できるでしょう。
業者により判断が異なる場合は、それぞれの業者に「その作業が必要な理由」または「必要でない理由」を聞き、自身で比較できます。
また「もう一方の業者はこれくらいの費用でしたがどうですか?」と交渉もできます。
比較することで、作業内容や費用面で最終的に納得した業者に依頼できるでしょう。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
依頼の流れ順に解説!業者の見極めポイント
依頼の流れは次の4ステップです。
ステップごとに注意点を解説しますので、落ち着いて順番に進めましょう。
ステップ1:即日対応可能で無料見積りの近くの業者を探す
まずはインターネットで水道工事に対応可能な業者を検索します。
ポイントは、即日対応可能で無料見積りができる近くの業者であることです。
トイレに異物を流した場合、即日対応でない業者は避けましょう。
急ぎでなければ重視しなくてもよいですが、自宅のトイレが何日も使用できないと困りますよね。
電話をかけてからすぐに駆け付けてくれる即日対応の業者であれば、より早く解決できるでしょう。
また、トイレつまりの箇所が断定できない場合、電話だけでは状況がわからず現地で調査して見積りを出す可能性があります。
自宅から遠い業者や見積りだけで費用が発生する場合は余計な費用がかかってしまいます。
お住まいの地域に拠点がある、見積り無料の業者なら安心です。
ステップ2:電話でお問い合わせ
業者が見つかったら、電話で問い合わせをしましょう。
昨今メールやLINEなどさまざまな問い合わせ方法がありますが、より早くレスポンスがもらえる電話がおすすめです。
ステップ3:現状を伝え、5つの項目を確認する
電話で現在の状況を伝えたあとは以下の5つを確認しましょう。
- 1:訪問日
-
電話をかけている当日来てもらえるのか、翌日以降になるのか
- 2:どのような作業で作業時間はどのくらいか
-
簡単な吸引のみで済むのか、特別な器具の使用や便器の取り外しが必要になるか
- 3:概算費用
- 4:支払い方法
-
現金のみか、クレジットカードは使用できるか
- 5:作業以外に発生しうる費用
-
出張費・部材費・深夜早朝費用など
費用に関しては特に重要ですから、電話概算に加えてメールで見積り書を送ってもらうなど、やり取りをテキストで残す方法もあります。
ステップ4:施工・お支払い
作業が完了したら問題なく使用できるか確認し、支払いをします。
今後再度つまりが発生した場合や、アフターメンテナンスの必要性など、不安なことがあれば聞きましょう。
万が一の施工不良やトラブルに備えて領収書や内訳をもらっておくと、すぐに連絡ができるうえ施工内容を確認できるため安心です。
業者依頼時の詳しい説明はこちらの記事で解説しています。
迷ったら水110番がおすすめ
自分で業者を探して依頼するのが不安な方は水110番の業者紹介サービスの利用をおすすめします。
水110番は暮らしのお困りごとの業者紹介のサービス
水110番は、トイレつまりのような水回りのお困りごとにお悩みの方に、提携業者を紹介する仲介サービスです。
利用時は水110番への仲介料を支払う必要はなく、以下のフリーダイヤルに電話をかけると水110番が業者を手配し、提携業者から電話がかかってくる流れです。
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業者選定時の注意点を満たす業者をご紹介
水110番は、24時間365日自社のオペレーターが電話で対応いたします。
まずはお電話で状況を説明いただき、お困りごとの内容やお住まいの地域に合わせて対応可能な提携業者をご紹介します。
お客様ご自身で業者を探す時間が省けるうえ、無料の電話概算や現地調査、クレジットカード支払いやメール対応など、ご要望に合わせて対応可能な提携業者をお探ししお手配いたします。
「近くに水道業者がいるけど、1社だけじゃ不安……」といった場合は、相見積り先としてご利用いただくことも歓迎いたします。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
もう二度と、うっかりトイレに異物を流したくない人へ
今回のように、トイレに異物を流したくない方は、うっかりミスを防ぐ対策をしましょう。
費用をかけずとも、少し意識するだけで異物を流す確率をぐんと減らせるはずです。
トイレには物を置いたり持ち込んだりしない
自宅のトイレには、小さなものを置いたり飾ったりしないようにしましょう。
「飾り場所に困ってついトイレに……」
「お気に入りグッズをどうしてもトイレに飾りたい」
このような方は両面テープなどで固定して、うっかり流さないような工夫が必要です。
また、指輪、ブレスレットなどのアクセサリー、ライターなどもできるだけ持ち込まないよう気をつけましょう。
異物になりうる要注意アイテム
ここでは水に溶けると思われがちなアイテムや、水に溶けるけど異物になりうる要注意アイテムを一覧にまとめましたので紹介します。
水に溶けると思われがちなアイテム
- ティッシュペーパー
-
トイレットペーパーより長い繊維で編みこまれているため、水の中でほどけにくくつまりやすい
- ペットの糞
-
人間の排泄物とは性質が異なり、糞に混入している毛が配管の中で絡まる可能性があるため
- 嘔吐物
-
身体の中で消化・吸収の過程を経て水に溶けやすくなった排泄物と違い、質量が多く排泄物と同じ水量では配管を流しきれないため
水に溶けるけど異物になりうるアイテム
- 大量のトイレットペーパー
-
水に流れるとはいえ、一度に大量に流すと、溶け切らず配管に溜まるため
- 大量の排泄物
-
一度に大量に流すと、水の勢いで押し流せず、配管に溜まるため
このように、異物だと知らずに流し続けるとトイレつまりを引き起こしかねません。これらのアイテムは異物になりうることを頭の片隅においておきましょう。
外出先のトイレで気を付けるべきこと
余談ですが、外出先のトイレでも「ついうっかり」はありえます。店舗などでは荷物をかけるフックがあるでしょうから、フックや荷物棚の使用をおすすめします。
ボールペン、コスメ、ハンカチなど細かいものは一度カバンにしまうか、便器から離れた場所に置くよう意識しましょう。
まとめ
トイレに異物を流した際は、次の3つのことはしないようにしましょう。
- 流した異物を放置する
- 何度も水を流す
- ラバーカップを使用する
そして、次のように対処しましょう。
- 手で取り出す
- 手で取り出せなければ業者を呼ぶ
昨今、少し検索すればさまざまな自力解決アイテムグッズが出てきますし、ホームセンターなどで手軽に手に入れることができます。
しかし、それらの使用は正しい用途、正しい使い方を理解する必要があります。
特にトイレに異物を流した場合は、手を入れて取り出せなければ、業者への依頼が解決への近道になります。
業者に依頼する際は相見積りをとり、事前に費用や作業内容を確認すれば、トラブルを防げるでしょう。
業者選びに迷ったらお気軽に水110番にお電話ください。
あなたのトイレが不安なく元通りに使えるよう尽力します。ぜひご検討ください。