ネズミの死骸に触れないで！放置する危険性と正しい処理手順

「ネズミが死んでるんだけど……どう処理すればいい？」
「まわりに危険な菌が飛んでないか心配」

まず大前提、ネズミの体にはサルモネラ菌やレプトスプラ菌といった大量の病原菌が付着していることがあります。
安易に触れて感染症を引き起こした事例もあります。

「そんなに危険なら放置したらだめ？」と思うかもしれませんが、ネズミの死骸を放置すると腐ってウジやゴキブリがわいたりネズミに寄生していたイエダニなどが拡散したりしてしまうため厳禁です！

今すぐネズミの死骸処理をしようとしている方は、まず落ち着いて次の手順を確認してください。
それから、手早く安全に処理しましょう。

「手順がわかっても自分でやるのはやっぱり無理」という人は、自治体かネズミの専門業者に死骸処理してもらえるか聞いてみましょう。

ただ自治体によっては敷地内の死骸回収は受け付けていないところもあり、清掃消毒もしてくれないので、死骸回収・消毒まで確実にお任せできる専門業者のほうがおすすめです。

どの業者に頼めばいいかわからない方は、ぜひ一度ねずみ110番にご相談ください。

適正な価格で、死骸回収から清掃消毒まで確実にこなしてくれるプロをご紹介します。
ご相談は無料なので、お気軽にお問い合わせくださいね。

この記事ではさらにネズミの死骸処理について気になる疑問や不安を解消できるよう、詳しく解説していきます。

ネズミの死骸には直接触れてはいけない

ネズミの死骸を見つけたとき、どのような対応をしたらいいのかお困りだと思います。
「自分は免疫力があるから大丈夫だ」「いつも害虫を直接捨てているから大丈夫だ」そう思ってむやみに触るのはおすすめできません。

ネズミが保有する菌の種類は非常に多く、感染した菌の種類によっては人間に健康被害をもたらすこともあります。
実際に、ネズミが保有する菌により被害に遭ったという事例もあるため注意が必要です。

参考：国立感染症研究所|東京都で発生したレプトスピラ症の国内感染例の報告（2023年）（最終閲覧日：2023年12月5日）

ネズミに噛まれることで感染する病気以外にも、ネズミに直接触れなくても感染する病気やネズミに寄生するダニやノミから感染する病気などさまざまあります。

参考：東京都保健医療局｜ネズミ・生活害虫の対策（最終閲覧日：2023年12月5日）

ネズミの巣には吸血性のダニが寄生して繁殖していることもあります。
大量に発生したダニがネズミの巣から離れて家の中に侵入し、子どもがダニに吸血されることも考えられます。

若い女性や子どもなどの柔らかい肌にダニが噛みつき感染症を引き起こす恐れがあります。
死骸だから大丈夫だと思っていても、さまざまな角度から人間が感染症にかかるおそれがあるため、ネズミの死骸には直接触れずに処理する必要があります。

ネズミの死骸を見つけたときにすること

それではネズミの死骸を見つけたときにどのような行動をとればいいのか、順を追ってご紹介します。

手袋やマスクを身に着ける

ネズミの持つ病原菌がどこから人間の体内に入ってくるかわからないため、手袋とマスクは必須アイテムです。

「ネズミが死んでいるから菌は拡散しない」と思っていても、実際にはダニやノミは次から次へと新たな寄生先を求めて家じゅうに散らばってしまいます。

殺虫剤を使用する

ネズミを駆除しようとして、殺鼠剤（毒のあるネズミ用の餌）を使っても、ネズミが苦しんで暴れまわっている間に病原菌をたくさん含んだ糞や尿をまわりにまき散らしているおそれもあります。

そのためネズミの死骸を見つけたらまずは、ネズミの周辺に殺虫剤をスプレーしましょう。
ネズミが死ぬと、ダニやノミは新たに寄生する場所を求めて散らばりますが、その場合でも殺虫剤の効果で拡散を防ぐことができます。

死骸を片付けている間に、残っている虫に刺されるリスクを減らすことも可能です。

ネズミの死骸を放置してしまうと、猫や犬などの動物を飼っている家なら、気づかぬうちにダニやノミが寄生しているおそれもあります。
拡散を防ぐという目的で死骸の周りに殺虫剤を散布することが必要です。

ネズミの死骸を見つけたら、「手袋とマスクの着用」「死骸の周りに殺虫剤を散布すること」この2点を踏まえて対処しましょう。

ネズミの死骸を安全に処理する方法

これまではネズミの死骸の取扱いについてご紹介してきました。
しかし、最終的には死骸を処分しなければなりません。
むやみに処理してしまうとトラブルを招くおそれがあるため、適切な処理方法を確認していきましょう。

密閉して燃えるゴミへ出す

ネズミの死骸を処理するときに大切なのは、放置せずに燃えるゴミへ出すということです。

死骸はまわりのゴミや粘着シートと一緒に新聞紙に包んで、密閉しましょう。
密閉しないと、ネズミの周りに付着していた病原菌やダニ、ノミが拡散する原因となりかねません。

完全に病原菌は外へ出さない、被害を拡大させないという覚悟で密閉しましょう。

死骸の周辺を消毒する

もし死骸があった場所が室内であるならば、感染症などのリスクを抑えるために駆除後の処理も必要になってきます。

除菌用のアルコールなどを十分に吹きかけ、ネズミに潜んでいた菌もきれいさっぱり処理しておきましょう。

ネズミ駆除のプロに相談する

動物が苦手な方の中には、「どうしてもひとりで処理するのが不安だ」という方もいるでしょう。

そのようなときは、自治体やネズミ駆除のプロに相談してみることも有効な手段です。
自治体（役所や保健所）に問い合わせれば処理方法の簡単な相談には乗ってもらえるでしょう。

ただ、専門家ではないので細かい質問に答えてもらえるかはわからず、死骸を回収してほしくても対応してもらえるかは自治体によって違います。

一方、ネズミ駆除のプロなら死骸処理の手順や注意事項などより詳しく相談できます。
もちろん「ネズミの死骸処理だけしてほしい」「死骸があった場所の清掃消毒を完璧にしてほしい」といった要望も叶えてくれますよ。

相談先に迷われたときは、ぜひ一度お気軽にねずみ110番にお問い合わせくださいね。

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ネズミの死骸はどこにあるかわからない

ネズミ駆除のやり方によってはその場で死なないこともあります。

例えば、殺鼠剤は安価で手軽にネズミ駆除ができるとお思いかもしれませんが、人の目に届かない場所でネズミが死んでしまうことがあります。
人の目が届かない場所でネズミが死ぬと、天井裏などでネズミが腐敗し悪臭被害になるおそれがあります。

殺鼠剤を食べたネズミが窓から外へ出て、近所の家へ侵入してしまい近隣に迷惑をかけることもあります。

死骸から出る悪臭は天井裏や床下、断熱材の中など家のあらゆる場所でこびりつき、なかなか取れません。
知らぬ間に死んだネズミから病原菌が拡散してしまい、ペットにも被害が及ぶことも考えられます。

死骸を放置すると悪臭や虫が湧く

ネズミ駆除というのは、処理するだけが重要なのではありません。
死骸を放置しないこともとても重要です。
死骸を放置すると、悪臭が充満し、死骸に虫が群がることもあります。

また、死骸のにおいがなかなかとれず最悪の場合、家の一部のリフォーム（壁や床の除去）が必要になることもあります。
安価で対策できると思われる殺鼠剤の使用では、死骸を放置してしまう危険性がありますので注意が必要です。

ネズミの死骸処理でお困りの方はねずみ110番にご連絡ください

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そのような方はまとめて業者に依頼しましょう。

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