「ネズミ駆除を業者に依頼すると、費用はいくらが相場なの?」
「戸建てや集合住宅での、ネズミ駆除費用に差はある?」
いざネズミ駆除を依頼しようと思っても、インターネットの料金表は「◯円~」のように基本料金からの書き方が多く、戸惑いますよね。
「本当にそれくらいの価格でできるの?」「うちの建物でもその金額?」と思う人も多いはず。
結論からお話すると、ネズミ駆除を業者に依頼したときの相場は4万~6万円です。
「意外と高い!?」と不安になる方も多いとは思いますが、ご安心ください。
じつはネズミ駆除費用には、高くなる理由と安くするコツがあります。
そこでこの記事では、ネズミ駆除費用に関する情報を、プロのコメントも交えて解説します。
記事の全体は以下のとおりです。
ネズミ駆除業者に依頼する前にこの記事を読めば、費用に関する疑問がなくなることでしょう。
安心価格でプロにネズミを駆除してもらい、ネズミの足音もフンの心配もない平和な生活を取り戻しましょう!
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害虫駆除・害獣駆除のスペシャリストとして北海道内で実務に当たるほか、各市町村と災害時における消毒の連携協定を締結するなど、企業として地域の問題解決に取り組んでいる。その模様を東京農業大学の客員研究員として例年学会発表を行なうなど学術面においても貢献を行う。 会社としてペストコントロール優良事業者と環境省認定鳥獣等捕獲事業者(北海道009号)を取得しているからこその迅速・丁寧な害虫・害獣駆除で実績がある。
ネズミ駆除の費用相場は4万~6万円
費用帯 | 割合 |
---|---|
2万円未満 | 21.9% |
2万円以上4万円未満 | 27.6% |
4万円以上6万円未満 | 30.6% |
6万円以上8万円未満 | 7.6% |
8万円以上10万円未満 | 3.0% |
10万円以上 | 9.2% |
弊社にご相談いただいたネズミ駆除全体の相場は4万~6万円となります。
ただ、ネズミ駆除は被害の大きさや現場までの距離などによって施工内容が変わり、費用も大きく違ってきます。
ネズミ駆除の相場は4万~6万円とありますが、お客様のお住まいが遠方の場合、往復の移動時間を加味するとそれを上回る金額になってしまうかもしれませんので注意が必要です。
まずは平均金額を確認し、平均より高い場合は「なぜ高いか?」その理由を業者にしっかりたずねましょう。
では、より詳しく建物種別ごとの平均金額を解説します。
戸建てのネズミ駆除費用は平均57,475円
弊社の事例では、戸建てでネズミ駆除をおこなった場合、平均費用は57,475円となりました。
費用帯の内訳は下記のとおりです。
費用帯 | 割合 |
---|---|
2万円未満 | 17.2% |
2万円以上4万円未満 | 25.8% |
4万円以上6万円未満 | 30.3% |
6万円以上8万円未満 | 9.5% |
8万円以上10万円未満 | 2.7% |
10万円以上 | 14.5% |
集計期間:2021年11月~2023年10月(228件)
集計対象:弊社運営サイト全体における戸建てのネズミ駆除・予防の施工実績
集計方法:対象の平均値を算出(※)し、小数点第一位以下を四捨五入
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。
戸建てのネズミ駆除費用は、10万円以上かかる割合がやや高い傾向が見られました。
ネズミ駆除費用はお住まいの状況によって施工内容が大きく変わるため一概にはいえませんが、「坪数が多く広い家」や「隙間の多い古い家」が高くなる傾向にあります。
集合住宅(賃貸)のネズミ駆除費用は平均35,444円
賃貸集合住宅(アパート・マンション)のネズミ駆除は平均で35,444円かかる結果となりました。
費用帯の割合については次のとおりです。
費用帯 | 割合 |
---|---|
2万円未満 | 28.5% |
2万円以上4万円未満 | 29.2% |
4万円以上6万円未満 | 30.8% |
6万円以上8万円未満 | 6.9% |
8万円以上10万円未満 | 3.8% |
10万円以上 | 0.8% |
集計期間:2021年11月~2023年10月(130件)
集計対象:弊社運営サイト全体における集合住宅のネズミ駆除・予防の施工実績
集計方法:対象の平均値を算出(※)し、小数点第一位以下を四捨五入
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。
賃貸集合住宅でのネズミ駆除費用が極端に高くなりにくいのは、戸建てより住居面積が狭いことが多い、ネズミ被害が深刻化する前に業者に依頼している人が多い、といったことが考えられます。
店舗のネズミ駆除費用は平均35,672円
店舗のネズミ駆除の平均費用は、35,672円となりました。
費用の内訳は次のとおりです。
費用帯 | 割合 |
---|---|
2万円未満 | 36.6% |
2万円以上4万円未満 | 31.7% |
4万円以上6万円未満 | 19.5% |
6万円以上8万円未満 | 0.0% |
8万円以上10万円未満 | 4.9% |
10万円以上 | 7.3% |
集計期間:2021年11月~2023年10月(41件)
集計対象:弊社運営サイト全体における店舗のネズミ駆除・予防の施工実績
集計方法:対象の平均値を算出(※)し、小数点第一位以下を四捨五入
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
※価格はすべて税込価格です。
平均費用は集合住宅とほぼ同じものの、2万円未満の費用帯割合がもっとも高いのが特徴的ですね。
じつは店舗の場合、ビル内のテナントなど再発防止が難しい建物では保証がつけられないことがあります。
結果的に保証費用がなくなり、駆除作業のみの費用になるため、トータルの金額が低めになる傾向があります。
ただし、駆除費用は被害や建物の状況によって大きく変わります。
正確な費用を知りたい場合は、信用できる業者に現地見積りを依頼するのが早いでしょう。
もし「見積り無料の業者はどこ?」「高額請求してくる悪質業者は絶対避けたい」という方は、ぜひ一度ねずみ110番にご相談ください。
審査済みのネズミ駆除業者のみが加盟しているため、ぼったくりの心配なく無料の現地調査とお見積りをご依頼いただけますよ※。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 交通費、お客様都合でのキャンセル料は別途発生する場合があります。
ネズミ駆除費用の内訳と高くなる原因
前の章でも少し触れましたが、家の古さや保証の有無で費用が増減するとお伝えしました。
駆除費用が高くなる理由はさまざまですが、どの建物にもいえる共通した原因は被害の程度と家の広さです。
被害が軽いうちに業者に相談するほど安くなる傾向にあるため、気が付いたら早く対応しましょう。
この章ではネズミ駆除費用の見積りの内訳と、高くなりやすい家の傾向をお伝えします。
まずは基本的な駆除費用の内訳を見ていきましょう。
ネズミ駆除費用の見積り内訳
見積り時の項目名や詳細は業者によって異なるものの、おおむねネズミ駆除費用の内訳は次のようになっています。
- 作業費
-
薬剤散布や毒エサなどの駆除作業、侵入口対策などの再発予防作業、清掃・消毒作業などにかかる費用
ネズミに開けられた壁穴の修繕など修繕費用が含まれる - 保証費
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駆除・防鼠工事後に長期の再発保証などアフターサービスをつけた場合にかかる費用
- 施工以外の経費
-
出張料や交通費など駆除作業以外でかかる費用
見積書には駆除で使う忌避剤や毒エサの薬剤費、捕獲用の粘着トラップや侵入口をふさぐ金網の部材費などが分けて記載されていることもあります。
どの費用も各家庭、建物によって異なるため確認が必要です。
見積りの際に「なぜ金網が必要なのか?」「高額に見えるけど本当に必要な作業なのか?」と気になったら細かい点でも質問しましょう。
ネズミ駆除費用は被害の程度と家の広さで高くなる
ネズミ駆除費用は、ネズミの被害がひどく、家が古く広いほど高くなります。
ネズミ駆除は、ネズミを退治して終わりではありません。
ネズミ被害がひどいと駆除自体はもちろん、清掃・消毒・修繕といった駆除以外の作業費が必要になります。
ネズミ駆除では、駆除した後に再発生を防ぐため、ネズミの侵入口をふさぎます。
この作業を防鼠(ぼうそ)工事といいます。
防鼠工事は家が広く、侵入口が多い建物ほど費用が高くなりがちです。
ネズミの侵入口になりやすい場所は、以下のとおりです。
また、家の隙間だけでなく、下の写真のように家周りの小さな穴が侵入口になっていることもあります。
建物だけでなく地面も注意深く点検し、施工をする必要があります。
家屋が大きく庭もあるような広いお住まいはネズミの侵入口も多いため、防鼠工事に手間がかかります。
さらに築年数の経った古い家は壁のヒビなど、ネズミの侵入口になる隙間も増えます。
結果、トータルのネズミ駆除費用が高くなるというわけですね。
駆除費用の内訳を解説しましたが「ネズミ駆除が高額になりそうで不安……」「断るのが苦手で、高額でもそのまま依頼しそう……」という方も多いでしょう。
次の章ではとっておきの、ネズミ駆除費用を安くするコツを解説します。
ネズミ駆除費用を安くする3つのコツ
ネズミ駆除費用を安くするコツは以下のとおりです。
- 必要な工事だけをおこなう
- 相見積りで比較する
- 異変に気が付いたらすぐにネズミ駆除・調査を頼む
ちなみに自治体による一般家庭向けのネズミ駆除費用の補助金は、基本ありません。
また自治体の取り組みは後半で詳しく解説しますが、まず補助はないためネズミ駆除費用を安くしたいなら上記のことを参考にしてください。
必要な工事だけにする
不要な工事をすすめてネズミ駆除の費用を釣り上げる悪徳業者もいるため、ネズミ駆除と関係のない施工を提案されても断りましょう。
業者に依頼すると、「ついでにシロアリ駆除もやろう」「床下換気扇を設置すれば湿気が取れる」などネズミ駆除以外の工事をすすめられる場合があります。
次から次へと追加の工事をおこなえば、それだけ費用はかさみます……。
提案された工事が本当にネズミ駆除に関係するのか判断できない場合は、複数の業者に見積りを依頼しましょう。
本当にその工事が必要かいろいろな業者に相談できるため、必要な施工を見極めやすくなります。
相見積りで比較する
複数の業者に見積りを出すことを、相見積りといいます。
相見積りをおこなうと、ネズミ駆除費用がいくらぐらいか平均的な金額がわかりやすくなります。
さらに複数の業者のなかから「作業費は平均だが、出張費が無料だ」「出張費はかかるが、薬剤の使用を抑えてくれる」など、安い業者や特別な施工をおこなってくれる業者を探すことも可能です。
「業者に契約を迫られたら断れるか不安……」という方も「相見積りしてから考えたいから、即決はできない」と伝えれば、たいていの業者は納得して見積書だけをおいて帰ります。
ゆっくり気になる業者を検討できるため、迷ったら相見積りをおこないましょう。
早めにネズミ駆除・調査を頼む
ネズミの存在に気付いたら、被害が軽い間に専門業者に頼むと結果的にかかる費用が安くなります。
大事なご自宅・店舗を大事に長く使うためにも、早めの相談をおすすめします!
プロの方に話をうかがったところ、費用を安くするには早めの相談が重要とのことでした。
「本当にネズミ被害かな?」と不安な方も、気になったらすぐにネズミの調査をおこないましょう。
ネズミ被害は時間が経つほど拡大します。
ネズミのフン尿が溜まり清掃費がかさみ、ネズミが壊した建物の修繕費用がかかるなど、どんどん被害が広がるためです。
そのためネズミ被害が少ないうちに駆除をおこなえば、清掃費用や修繕費用が安く済みます。
ネズミ調査は無料の会社も多く、もしもネズミがいなければ駆除は不要です。
ネズミがいるかどうかわからない方は、まずはネズミ調査を依頼しましょう。
ネズミ被害に気づくと誰しもショックが大きいものです。
放置しておくとどんどん被害が大きくなるのですぐご対応なさるのをおすすめしています。
対応の仕方としてはお住まいの自治体に連絡するよりも、インターネットのサイトから相談するほうが早く手軽におこなえるという特徴があります。
しかしネズミ駆除はめったに頼まないため、どこに依頼すればよいか悩む方も多いと思います。
次の章でネズミ駆除業者を選ぶコツをご紹介します。
依頼前にわかる!ネズミ駆除業者を選ぶコツ
ネズミ駆除業者は依頼前に、よい業者を見分けることができます。
それは以下の3点を見ればわかります。
- ペストコントロール協会の会員である
-
業者のホームページやペストコントロール協会の公式ホームページで確認できます。
- 無料再施工の保証期間がある
-
業者のホームページや見積書で確認ができます。
- 点検商法、飛び込み・脅かし営業は避ける
-
点検商法は「無料で点検させてほしい」と家にあがりこみ、最終的に駆除費用を請求する商法のことです。
また脅かし商法は「今駆除しないと今後ひどくなる」と脅す商法のことです。
他の業者と比較がしづらくなるため、避けましょう。
日本ペストコントロール協会(JPCA)は、害虫・害獣駆除をおこなう業者の団体です。
「ペストコントロール優良事業所」であれば、なおよいです。
ペストコントロール優良事業所とは下記のサイトにて紹介されてますとおり、事業所専任のペストコントロール1級技術者や機器材や設備、その他各種保険の加入など全ての条件を満たした事業所に適用されます。
つまり、確かな技術力があるか、きちんと駆除道具がそろっているか、万が一、作業中にお客様のモノを破損させてしまった際に補償できるかなどに関して一定の基準を満たしている業者のことです。
駆除会社を創業したばかり等で優良事業所になっていなくても、ペストコントロール技能師などの資格を有している人が担当者として施工に来てるかどうかを確認するとよいと思います。
参考:公益社団法人日本ペストコントロール協会|ペストコントロール優良事業所認証制度(最終閲覧日2024年8月26日)
よい業者の選び方やおすすめのネズミ駆除業者は、下記の関連記事で詳しく解説しています。
業者選びでお悩みの方は、ぜひこちらも読んでみてください。
以下の絞り込み検索を使えば、簡単に自分に合う業者が見つかります!
使い方は項目に沿って希望条件を入力するだけです。
「どのような業者があるのか知りたい」
「いろいろな業者を見てみたい」
このような方はぜひ一度お試しくださいね。
条件を指定して検索ボタンをクリックしてください。(複数可)
ネズミ駆除は、自分でおこなえば費用を抑えられます。
しかし、自力での駆除はむずかしいでしょう。
その理由と、自力でおこなった際の費用を次の章で解説します。
自力でのネズミ駆除はおすすめできない
自力でネズミ駆除をおこなうと費用を抑えられます。
例えばネズミ駆除用の粘着シートは、インターネット通販サイトで1枚200円※程度で販売しています。
とある大手駆除業者では粘着シート100枚施工で2万円+施工費用がかかるため、施工費用がかからないぶん自分でやったほうが安いでしょう。
※2024年8月時点のAmazonの価格を参考
しかし、ネズミ駆除は駆除だけでなく以下の作業も必要です。
- ネズミの処分と清掃
- 防鼠工事
- 家の修繕
ネズミの駆除は、ネズミの知識だけでなく建物修繕の知識も必要です。
もし建物修繕の技術・知識に自信がない場合は、プロに任せたほうがよいでしょう。
では「何をおこなうか?」「なぜむずかしいか?」それらを詳しく解説します。
ネズミの処分と清掃が必要
人によっては自力でネズミ駆除を考える方もいらっしゃいますが、完全に駆除するのは大変ですし、肉体的にも精神的にも疲れてしまうことが多いです。
捕まえたネズミの処分や清掃は慣れていないとむずかしいため、プロに任せましょう。
自分でネズミを駆除する場合、捕まえたネズミを処分しなくてはなりません。
死骸はもちろん、生きているネズミも自分で始末しなくてはならないため、慣れていないとかなり大変です。
またネズミを駆除できても、ネズミのフン尿はまだ残っています。
フン尿を放っておくとカビが発生したり、異臭が発生したりと健康被害につながります。
室内だけでなく床下や天井裏もくまなく確認、清掃しなくてはならず自力ではかなりむずかしいでしょう……。
そのため、駆除と清掃に慣れたプロに任せましょう。
防鼠工事が必要
防鼠工事とは、ネズミの侵入口を塞ぐネズミ予防の工事のことです。
ネズミを駆除しただけでは新たな被害が起きるかもしれないため、駆除と一緒に防鼠工事が必要です。
防鼠工事はネズミの知識はもとより、建物に関する知識・工事の知識も必要です。
例えば以下の知識・技術が必要です。
- 建物の隙間やヒビを建物の補修材を詰める
- エアコンダクトなどの穴の周りに穴埋めパテを詰める
- 排水管の出口に金属ブラシを詰める
- 通気口や換気窓に金網を張る
防鼠工事は屋根近くの電線取り込み口や換気窓から床下の通気口まで、くまなく施工が必要です。
上記の作業を慣れていない方がおこなうのはむずかしく、工事の場所によってはケガのおそれもあります。
ネズミ駆除業者はネズミを駆除するだけでなく、防鼠工事の知識、技術があるため安心して任せられます。
家の修繕が必要
ネズミに破壊された家の修繕が必要です。
しかし防鼠工事同様に、建物の知識・修理の技術が必要なためプロに任せましょう。
ネズミは巣を作る際に、家の断熱材をはがして巣を作る場合があります。
断熱材は家を温めるだけなく、結露の防止や防火など役割があるため、ネズミにかじられたら補修しなくてはなりません。
ただ断熱材の交換は、知識と技術がないと家を傷つける原因になります。
ネズミ駆除業者のなかには建物修繕をおこなう業者も多いため、プロに頼んだほうがよいでしょう。
ネズミ駆除は駆除して終わりではなく、清掃や予防工事が必要です。
駆除から清掃や工事をおこなうのは大変なため、ネズミ駆除業者に依頼しましょう。
ネズミがいることに気づいたら、まずは無料調査だけ業者に依頼するのをおすすめします。
被害の程度を把握できれば「自分で駆除するか?プロに頼むか?」の判断ができるためです。
もし「無料の現地調査はどの業者がしてくれるの?」とお悩みの場合は、ねずみ110番にぜひ一度ご連絡ください。
駆除や費用のご相談、現地調査の依頼についても承っております。
24時間365日受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 交通費、お客様都合でのキャンセル料は別途発生する場合があります。
ネズミ駆除費用に関する疑問と回答
最後にネズミ駆除費用に関するよくある疑問を解説します。
- 自治体はネズミ駆除に対応している?
- 火災保険でネズミ被害は補償される?
- 賃貸住宅のネズミ駆除費用は誰が負担するの?
自治体はネズミ駆除に対応している?
日本各地の自治体では、どの自治体でもネズミ駆除のアドバイスをおこなっています。
また団体向けのネズミ駆除の助成金制度などはありますが、一般家庭向けは2024年8月現在ほぼありません。
日本各地の自治体の取り組みをまとめると以下のとおりです。
- 【全国的】家主がおこなうネズミ駆除のサポート
-
パンフレットの配布や駆除グッズの貸し出しなどをおこなっています。
地元のネズミ駆除業者を紹介してくれることもありますが、費用は家主が支払います。 - 【全国的】団体がおこなうネズミ駆除の助成・補助金制度
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商店街や農業など、団体向けの制度です。
ネズミ駆除にかかった費用を助成してくれます。 - 【一部地域】一般家庭向けのネズミ駆除の助成金
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無料の防鼠工事などをおこなっています。
おこなっている地域は今のところ限られています。
ネズミへの対応は自治体によって異なるため、まずはお住まいの自治体に話を聞くとよいでしょう。
市区町村や都道府県のホームページに記載があることが多いため、まずは調べてみましょう。
参考:東京都中央区|地域ねずみ防除促進事業のご案内
参考:東京都武蔵野市|ねずみ侵入防止対策支援事業のお知らせ
(最終閲覧日:2024年8月26日)
一般家庭向けにネズミ駆除のサポートをしている自治体
基本的にどの自治体でも、保健衛生関係の窓口でネズミ駆除の簡単な相談に乗ってくれます。
ここでは、47都道府県の県庁所在地公式サイトを調べたなかから、ネズミ駆除のサポートの事例をご紹介します。
自治体名 | サポート内容 |
---|---|
北海道札幌市 | リーフレット配布 |
宮城県仙台市 | パンフレット配布 |
東京都中央区 | 無料講習会 |
神奈川県横浜市 | リーフレット配布 捕獲かごの貸出 |
愛知県名古屋市 | リーフレット配布 |
大阪府大阪市 | リーフレット配布 捕獲かごの貸出 |
徳島県徳島市 | 駆除薬の無料配布 |
※各自治体公式サイト内のネズミ駆除に関する記載を参考に作成(最終閲覧日:2024年8月26日)
地元のネズミ駆除業者を紹介してくれる場合もあり、業者選びの参考にもなります。
もし「誰かにネズミ駆除について相談したい」なら、自治体がよいでしょう。
火災保険でネズミ被害は補償される?
火災保険による、ネズミ被害の補償はむずかしいでしょう。
たいていの火災保険の約款(やっかん)には、保険料が支払われない例として「ネズミ食い、虫食いなど」と記載があるからです。
ただし保険金の支払いは、契約している保険の内容と保険会社の判断によります。
詳しくはご加入中の保険内容をご確認ください。
参考:損保ジャパン 個人用火災総合保険(最終閲覧日:2024年8月26日)
賃貸住宅のネズミ駆除費用は誰が負担する?
賃貸住宅の場合、基本的にネズミ駆除費用は管理会社や大家さんが支払います。
賃貸住宅は、管理会社や大家さんから家を借りている状態です。
ネズミ駆除はときに建物の工事や大規模な修繕が必要となるため、借り主の一存では決められません。
工事も含めて、建物を管理する管理会社などがネズミ駆除をおこないます。
しかし「管理会社の注意を無視して、生ゴミをベランダに放置したのでネズミが出た」など、借り主に原因があれば借り主が駆除費用を支払う場合もあります。
賃貸住宅のネズミ駆除はいきなり駆除業者に相談せず、まずは管理会社や大家さんに相談しましょう。
まとめ
ネズミ駆除の費用相場について、ここまでのお話をまとめます。
- ネズミ駆除費用相場は4~6万円
- ネズミ駆除費用は被害がひどく、家が広いと高くなる
- 費用を安くするには「早めに調査をする」「不要な工事をしない」「相見積りを取る」
ネズミ駆除費用を安く抑えるには、被害がひどくなる前に業者に依頼するのが一番です。
また、ネズミ駆除費用は被害によっては高額になるため、依頼前に複数の業者に見積りを取る相見積りをおこないましょう。
相見積りをおこなえば自宅の平均的なネズミ駆除費用がわかりやすくなる他、じっくり考える時間ができるため即決で依頼して後悔することも減らせます。
ネズミ駆除はネズミ駆除業者に相談し、見積りを取るところから始めましょう。
#ネズミ駆除