夜、天井からネズミの鳴き声のようなものが聞こえてきて、ネズミが住み着いているんじゃないかと不安に感じていませんか?
ネズミが家にいるかどうかは鳴き声で簡単に判断できます。
ネズミの鳴き声といえば「チューチュー」という鳴き声を想像するかもしれませんが、実際は「キーキー」と高い声で鳴いています。
ネズミの鳴き声は特徴的ですので、実際の音声と比較すればネズミが家にいるかどうかすぐ判断できるでしょう。
しかし、ネズミの鳴き声ではなかった場合は、ネズミと鳴き声が似ている他の動物かもしれません。
この記事を読めば、本当にネズミの鳴き声かどうか自分で判断できるようになり、今後正体のわからない鳴き声に悩まされなくなるでしょう。
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麻酔の中でも術後鎮痛を専門として臨床研究をおこなう。医学教育への取り組みも積極的におこない、心肺蘇生の講習会のインストラクターやディレクターなどをこなす。本名および「あねふろ」の名前でAmazon Kindleにて電子書籍も出版。
※「ネズミが家にいることで起こる被害」のみ監修
ネズミの鳴き声は「キーキー」「チーチー」
ネズミは「チューチュー」ではなく「キーキー」「チーチー」と鳴きます。
実際のネズミの鳴き声を聞いてみましょう。
↓※ネズミの姿が映っています※
ネズミは基本的に夜行性です。
夜に天井からこのような鳴き声が聞こえたら、ネズミがいる可能性が高いでしょう。
ネズミは争いや繁殖のときに鳴く
ネズミが複数集まると、ネズミ同士が争って鳴くことがあります。
また、オスがメスに求愛するときや、子ネズミが母親を呼ぶときに鳴くことがあるようです。
ネズミは年中繁殖しますが、春(3~5月)と秋(10~11月)にピークを迎えます。
この時期に鳴き声が聞こえてきたら、子供のネズミもいるかもしれません。
ネズミの繁殖力はすさまじく、屋根裏に出没しやすいクマネズミは、生後約3ヵ月~2年で繁殖が可能になり、約21日間の妊娠期間で約6匹出産します。
クマネズミは、これを年間約5〜6回繰り返します。
子供のネズミも含めれば、たくさんのネズミが家の中に潜んでいるおそれがあります。
いずれにしても、ネズミの鳴き声が聞こえてくるということはネズミが複数いる可能性が非常に高いといえるでしょう。
ネズミの鳴き声は種類によって捕まえたときの反応が異なる
ネズミは争いや繁殖のときに鳴きますが、捕まえられたときも驚きや恐怖で鳴くことがあります。
ただし、ネズミの種類によって捕まえたときの鳴き声の反応が異なります。
家に侵入するネズミは「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」の3種類です。
それぞれの反応を見てみましょう。
- ドブネズミ
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よく鳴く
- クマネズミ
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あまり鳴かない(幼獣はよく鳴く)
- ハツカネズミ
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あまり鳴かない
ネズミを捕獲したときによく鳴いていたら、ドブネズミもしくは、クマネズミの幼獣の可能性が高いです。
また、遭遇する可能性は低いですが、欧米系のクマネズミも脅すとよく鳴くといわれています。
欧米系のクマネズミは体が大きく、250g以上もある(日本のクマネズミは100~200g)のが特徴です。
もし、捕獲したネズミの体が大きく、よく鳴くなら、欧米系のクマネズミである可能性が高いでしょう。
参考:東京都保健医療局|防除の基本
参考:福島県|避難指示区域におけるネズミ対応マニュアル~自治体版~
(最終閲覧日:2024年5月8日)
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ネズミじゃない?家に住み着く動物の鳴き声ごとの違い
ネズミだと思っていた鳴き声は、他の動物の鳴き声の可能性もあります。
家に住み着く動物は、おもに以下の5種類です。
- ハクビシン
-
- 通常時の鳴き声
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キーキー
- 威嚇時の鳴き声
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ガウッ
- イタチ
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- 通常時の鳴き声
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鳴かない
- 威嚇時の鳴き声
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キッキッキッ
- タヌキ
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- 通常時の鳴き声
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鳴かない
- 威嚇時の鳴き声
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キュウーン
- アライグマ
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- 通常時の鳴き声
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クルルル
- 威嚇時の鳴き声
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シャー
- コウモリ
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- 通常時の鳴き声
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人間の耳では聞こえない
- 威嚇時の鳴き声
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キィキィ、チチチチ…
「ハクビシン」と「イタチ」は高い声で鳴くので、ネズミの鳴き声と間違えてしまうかもしれません。
それぞれ、実際の鳴き声の音声とともに詳しく解説します。
ハクビシンの鳴き声は「キーキー」「ガウッ」
ハクビシンは、通常時は猿のように「キーキー」と鳴き、威嚇時は太い声で「ガウッ」と鳴きます。
ハクビシンの子供は大人よりも高い声で鳴き、なかなか鳴きやまない特徴があります。
イタチの鳴き声は「キッキッキッ」
イタチは普段鳴くことはめったにありませんが、威嚇するときに「キッキッキッ」と鳴くことがあります。
イタチの子供は、親を呼ぶときや威嚇をするときに大人より小さな声で「キーキー」「クククク」と鳴くこともあります。
イタチの鳴き声も高いため、ネズミの鳴き声と間違えやすいです。
タヌキの鳴き声は「キュウーン」
タヌキも普段めったに鳴きませんが、威嚇するときに「キュウーン」と子犬のような鳴き声で鳴くことがあります。
アライグマの鳴き声は「クルクル」「シャー」
アライグマは、通常時は「クルクル」と小刻みに鳴き、威嚇時は「シャー」と鳴きます。
また、アライグマは子供が親を探しているときや、空腹を知らせるときに鳴くこともあります。
コウモリの鳴き声は「キィキィ」「チチチチ」
コウモリの普段の鳴き声は超音波です。
とても高い音で人間の耳では聞こえませんが、危険を察知したときの「キィキィ」「チチチチ……」などの鳴き声は、聞こえることがあります。
これまで、ネズミやネズミ以外の動物の鳴き声をご紹介しましたが、鳴き声の正体はわかりましたか?
ネズミかどうか確信がもてない方は、次にご紹介する鳴き声以外の判断方法をぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、家にいる生き物の正体がネズミ以外の動物だった場合は、勝手に駆除できません。
野生の鳥獣の多くは「鳥獣保護管理法」によって国に保護されているため、自分で駆除することはできないのです。
ネズミ以外の動物が家にいる場合は、害獣駆除業者に相談することをおすすめします。
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ネズミの鳴き声以外で家にいるかを判断する方法
ネズミが家にいるかどうかは鳴き声以外でも判断できます。
以下のネズミ発生のサインに当てはまるほど、家にネズミがいる可能性が高いです。
- 天井から「ガリガリ」「ドドドッ」などの音が聞こえる
- 家の中に小さいフンが落ちている
- 壁や床の隅に黒い汚れがついている
天井から「ガリガリ」「ドドドッ」と音が聞こえる
天井から「ガリガリ」「ドドドッ」などの生息音が聞こえる場合、ネズミがいる可能性があります。
ネズミの生息音は以下の特徴があります。
- ドドドッ
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天井で走り回っている音
- ガリガリ、カリカリ
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木をかじっている音
- カサカサ、ガサガサ
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断熱材がある場所を走っている音
夜中に天井から聞こえる「ドドドッ」といった足音でネズミの存在に気付く人は多いです。
天井や壁の中からこのような音が聞こえてきたら、ネズミを疑ってください。
家の中に小さいフンが落ちている
家の中に小さなフンが落ちていたら、ネズミのフンかもしれません。
ネズミのフンは以下の特徴があります。
ネズミの種類別のフンの特徴
■ ドブネズミ
- 大きさ10~20mm
- 焦茶・灰色
- まとまって落ちていて、太い
■ クマネズミ
- 大きさ6~10mm
- 茶・灰色
- 散らばって落ちていて、細長い。
■ ハツカネズミ
- 大きさ4~7mm
- 茶色
- 小さくて先がとがっている。
クマネズミのフンの写真
屋根裏にいるネズミはクマネズミの可能性が高いです。
クマネズミは高い場所に登るのが得意で、電線を伝って屋根裏に侵入します。
クマネズミはフンをしながら歩く習性があるため、家のあちこちにフンが散らばっています。
茶色・灰色の細長いフンが落ちていたら、クマネズミが家に入り込んでいる可能性が高いです。
クマネズミのフンは屋根裏を探すのが一番手っ取り早いです。
屋根裏は押入れの天井やクローゼットの天井などにある点検口から入れます。
屋根裏をのぞくのが怖い方は、ネズミが通りやすい柱や壁などの床、換気扇など高所にフンが落ちていないか確認してみましょう。
壁や床の隅に黒い汚れがついている
壁や床の隅に黒い汚れがついていたら、ネズミがいる可能性があります。
黒い汚れは、ネズミの体についている脂分と汚れが壁や床などにこすれてできた跡で、黒光りしているのが特徴です。
ネズミの通り道である柱や壁、床の隅についていることが多いです。
ネズミが体をこすりつけた跡
このようなネズミの痕跡のことをラットサインと呼びます。
ラットサインには、黒い汚れやフン以外にも、かじり跡、足跡などがあります。
ラットサインの詳しい内容や見つかりやすい場所はこちらの記事をご覧ください。
すべて確認してもネズミかどうかわからなくて不安な場合は、ネズミ駆除業者に屋根裏を調査してもらいましょう。
ねずみ110番では、ネズミの調査や駆除・対策がおこなえるプロの業者をご紹介しています。
ご相談いただければ、全国の加盟店から最適な業者をすぐにお探しいたします。
ご紹介するネズミ駆除業者は、屋根裏などを調査してネズミの生息を確認するため、自分では怖くて屋根裏をのぞけない方も安心です。
ご相談は24時間365日受け付けていますので、いつでもお気軽にご相談ください。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 交通費、お客様都合でのキャンセル料は別途発生する場合があります。
家にネズミがいたら追い出すのが基本
家にネズミがいることがわかったら、まず追い出しましょう。
ネズミの防除方法には3つあり、「環境的防除」「化学的防除」「物理的防除」があります。
- 環境的防除
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ネズミの生息しにくい環境を整える方法
人や環境にもっとも影響が少なく効果が持続する - 化学的防除
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殺そ剤や忌避剤など薬剤を使用する方法
- 物理的防除
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粘着トラップ、かごトラップ、はじきワナなどで捕獲する方法
このなかで、すべてのネズミに効果があるのが「環境的防除」です。
一般住宅で被害の多いクマネズミは警戒心が非常に強く、毒餌への耐性が強い個体もいるため、「化学的防除」や「物理的防除」が効きにくいといわれています。
環境的防除は、以下の3つが基本です。
- 餌になるものを片づける
- 巣を作らせない
- ネズミが出入りできる穴をふさぐ
順番に解説していきます。
エサになるものを片づける
まず、ネズミのエサとなるものを片づけましょう。
ネズミは、エサがないと寒いときは1日以内、暖かいときは4~5日で餓死します。
家の中にある安定したエサ場を排除すれば、ネズミは自然と餌を求めに屋外へ出てくれるでしょう。
ネズミは雑食性なので何でも食べます。
ネズミのエサとなるものは出しっぱなしにせず、以下のように保管しましょう。
- 食べ物は常に冷蔵庫や戸棚の中に入れる
- 生ごみは蓋つきの容器に入れる
- ペットの食べ残したエサは放置しない
- 仏壇のお供え物は夜片づける
また、家の中でかじられている食べ物がないか探してみてください。
食べ物がかじられている場合、ネズミの仕業であることが考えられるため、発見したら排除しましょう。
ただし、ネズミは家の中にエサ場がなくなったからといって完全に追い出せるわけではありません。
家の周りでエサを調達し、家に持ち帰って屋根裏などに住み着いてしまうこともあります。
エサ場の排除はネズミを追い出すひとつの過程だと考えてください。
巣を作らせない
ネズミの餌場を排除したら、巣を作らせない対策をしましょう。
家の中に巣材があると、寝床や繫殖場所に使われるおそれがあります。
巣材になりやすいものと、ネズミが巣を作りやすい場所は以下のとおりです。
■ 巣材になりやすいもの
■ ネズミが巣を作りやすい場所
- ビニール袋
- チラシ、新聞紙
- ティッシュペーパー
- 雑巾
- 衣類、タオル、シーツ など
- 屋根裏
- 壁の中
- テレビ、冷蔵庫の裏
- 家具の裏
- タンスの中
- 押入れの中 など
ネズミは、紙くずや布切れなどを人目のつかない暖かい場所に集めて巣を作ります。
家の中は整理整頓をして、巣材となるものを運ばれないようにしましょう。
ネズミが出入りできる穴をふさぐ
最後に、ネズミが出入りできる穴をふさぎましょう。
ネズミはずっと家にいるイメージがあるかもしれませんが、近くにエサがないと屋外と屋内を出入りします。
ネズミが出入りできる穴があると、たとえ家の中に侵入したネズミを毒餌や粘着トラップで駆除しても、また別のネズミが侵入できてしまうため、根本的な解決にはなりません。
ネズミは、10円玉大の大きさのすき間があれば通り抜けてしまいます。
まずは、ネズミを屋内に入れないように、屋内にあるすき間からふさぎましょう。
ネズミが侵入しやすい場所(屋内)
以下は、東京都の目黒区役所のホームページに記載されていた、令和2年度に保健所が相談者の家を調査したときの「ネズミの侵入口となりうる要注意箇所と指摘した割合」です。
見るとわかりますが、壁や床の穴やすき間、流し台まわりが侵入口となるケースが多いようです。
要注意箇所と指摘した割合(屋内)(令和2年度)
室内への侵入口 | 指摘した割合(55件中) |
---|---|
壁・床の穴・すき間 | 32.7% |
流し台まわり | 27.2% |
かまち下(玄関土間の奥) | 12.7% |
エアコン裏(配管穴) | 10.9% |
換気扇 | 7.3% |
配電盤(ブレーカーボックス) | 5.5% |
押入れの中 | 5.5% |
参考:東京都目黒区|ネズミの被害を防ぐために!(最終閲覧日:2024年5月8日)
屋内のすき間を見つけたら、加工しやすいやわらかい六角形の網目がある金網(きっこう金網)を丸めてつめこんでふさいでおきましょう。
台所用のステンレスたわしをちぎって穴につめこんでも大丈夫です。
侵入口かどうか迷ったら、ガムテープを貼ってみてください。
後日確認したときにガムテープが剥がれていたら、ネズミがそのすき間を通っているおそれがあります。
ネズミが通った形跡のあるすき間は、ふさいでおきましょう。
屋内のすき間をふさいだら、次に屋外のすき間をふさぎます。
ネズミが侵入しやすい場所(屋外)
要注意箇所と指摘した割合(屋外)(令和2年度)
屋外からの侵入口 | 指摘した割合(105件中) |
---|---|
床下通風口 | 27.6% |
壁や基礎の穴・すき間 | 27.6% |
配管貫通部の周囲 | 17.1% |
雨戸の戸袋 | 16.1% |
出窓等の下部 | 10.4% |
地面掘れ | 8.6% |
屋根まわり | 3.8% |
参考:東京都目黒区|ネズミの被害を防ぐために!(最終閲覧日:2024年5月8日)
屋外では、床下通気口や基礎の穴・すき間が侵入口となるケースが多いようです。
屋外のすき間は、金属たわしを丸めてつめたり、金網を丸めて埋めたりしてふさぎましょう。
外壁の穴はパテで埋めてください。
追い出せなかったネズミは粘着トラップで駆除する
追い出せなかったネズミは粘着トラップで駆除しましょう。
ネズミが出入りできる穴はふさいであるので、家の中に残ったネズミを駆除すれば被害を止められます。
ネズミを駆除する方法は、「殺鼠剤(さっそざい)」や「かごトラップ」などがありますが、後処理のことを考えると衛生的に捕獲・回収できる粘着トラップがおすすめです。
粘着トラップは、粘着部分の上を通ったネズミが足を取られ、体が貼り付くことで捕獲できるという商品です。
しかし、先述したように、一般住宅で被害が多いクマネズミは、毒餌や粘着トラップといった科学的防除、物理的防除が効きづらいです。
そのため、粘着トラップでの駆除はあくまでも環境的防除の補足として考えておいてください。
ネズミ対策・駆除の詳しいやり方は別記事でもご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
ここまで、ネズミを追い出す方法と駆除方法をご紹介しました。
もしこれらのことをおこなってもまだネズミがいるようでしたら、ぜひねずみ110番にご相談ください。
ねずみ110番は、ネズミ駆除のプロをご紹介しているサービスです。
ご紹介するネズミ駆除業者は、ネズミの駆除はもちろん、ネズミの出入口をふさぐ防鼠工事までおこなってくれます。
自分ではネズミが出入りできる穴が見つけられない、埋められない場合も、ネズミ駆除業者であれば徹底的に調査してふさいでくれるでしょう。
ネズミ駆除に自信がない方は、プロに任せてみることをおすすめします。
※1 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。※2 交通費、お客様都合でのキャンセル料は別途発生する場合があります。
まとめ
ネズミは「チューチュー」ではなく、「キーキー」「チーチー」と鳴きます。
ネズミが鳴く理由は「争い」や「繁殖」です。
ただし、家の中にはネズミ以外の動物が住み着くことがあります。
特にハクビシンやイタチは高い声で鳴くので、ネズミと間違えてしまうかもしれません。
ネズミの鳴き声か確信が持てないときは、以下のネズミがいる証拠のなかで当てはまるところがないか確認してみましょう。
- 天井から「ガリガリ」「ドドドッ」などの音が聞こえる
- 家の中に小さいふんが落ちている
- 壁や床の隅に黒い汚れがついている
ネズミだった場合、イエダニによる皮膚炎の発症や感染症などの健康被害、かじられることによる建物の資産価値の低下の被害が起きるおそれがあります。
ネズミがいることがわかったら、エサと巣材を排除し、侵入口をふさいで追い出しましょう。
追い出せなかったネズミは粘着トラップを使って捕獲・駆除してください。
自分ではできない方や、ネズミかどうか判断できなくて不安な方は、ぜひねずみ110番にご連絡ください。