みなさん、はじめまして、システム企画開発部のたかです。
私は洋楽のR&BやJAZZに興味があって、
海外の有名アーティスト主催のミュージック・フェスティバルなどに
オンライン(ストリーミング型ライブ映像)で参加しています。
前職では、自動車メーカーに常駐してシステム運用等の仕事をしていましたが、
Web業界での経験を積みたい!と思って転身を決意。
プログラミングスクールの受講を経てシェアテクのWebエンジニアになり、
現在はユーザーと加盟店をつなぐ基幹システム「Mover」の開発・運用保守を行っています。
入社当初は、新しい環境に期待を膨らますと同時に、
業界も変わるため仕事の進め方に不安もありました。
※今は「これ、やってみたい!」と意思表示をすれば、
大きな仕事も取り組ませてもらえるチーム・社風なので、モチベーション高く取り組めています。
さて、私の経験と同様に新しい環境で未経験の職種や業界に転職となると
様々な不安を抱える方も多いかと思います。
今回のブログのテーマは、そのような不安を抱えている方や早く成果を出したい方に向けて、
仕事術(効率的に仕事を行なうためのノウハウ)の参考になる書籍を取り上げました。
忙しいばかりで仕事の成果が出ない、一生懸命やっているのに評価されない、
といった悩みを持った方におススメの本を2冊紹介していきます。
1冊目:仕事のスタンスが変わった!時間管理と仕事術を見直せる本
タイトル:なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
著者:中島 聡
セルフコントロール(特に時間管理能力を高める)の方法を紹介してくれている本です。
著者は米マイクロソフト本社でWindows95の開発に携わり、
「ドラッグ&ドロップ」や「右クリック」の概念を現在の形にした
伝説のプログラマーとして有名な方です。
私自身、時間管理がとても苦手で様々な本を読んだのですが、
この本は内容がシンプルで頭に残りやすいです。
端的に言うと、最初の2割の時間で8割の仕事を終らせてしまって
残り時間はブラッシュアップに使おうという内容です。
そんな簡単にいくか!?と誰もが口に出してしまいそうな内容を
著者の実体験(武勇伝という声も)から語られています。
しかし、私はこれまで読んできた仕事術の本の中でも、
有用性に優れた最上位の本だと思っています。
なぜなら、
① 仕事が締め切りまでに終わらないということは、
仕事の方法を根本から見直さなければならないという考え方(ゼロベース思考)を知れたこと
② 膨大なデータや分析結果も重要ですが、
「“経験”に勝るものはない」という価値観を根付かせてくれたからです。
新しい職場で早く成果を出したい方やワークスタイルを変えてみたい方にはもちろん、
これまでの職場で身につけたスタイルは絶対に変えたくない!という方も、
一度読んでみてはいかがでしょうか?
参照:https://bunkyosha.com/books/9784905073413(出版:文響社、2016年6月発行)
2冊目:「ゼロベース思考」は紙と1本のペンから
タイトル:ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
著者:赤羽 雄二
判断力・決断力・思考力を高めるために、
「考える力」を身につける方法を紹介してくれている本です。
具体的には1冊目の紹介で登場した
「ゼロベース思考」のトレーニング方法が書かれています。
この本の中で書かれているゼロベース思考とは、
シンプルかつスピーディに頭の中をアウトプットすることで情報整理し、
全体的に仕事のパフォーマンスを向上させるというものです。
トレーニング自体は非常にシンプルで紙1枚とペンがあればできます!
仕事の合間で頭の中を整理したいときに今悩んでいること、
誰かに伝えたいことなどを1分以内に書き出すだけです。
仕事でパソコンを使うことが多い方は字を書くことが少ないと思いますので、
10分くらいの小休憩中に取り組んでもらうのが良いと思います
ちなみに、優れた経営者やリーダーの方々は
無意識にこのゼロベース思考を脳内で繰り返しているそうです。
(以前、何かのニュース記事や本で読んだ記憶があります)
まさに努力の賜物ですね。
優れた経営者やリーダーのような人になりたい!!という方や
1人で悩みを溜め込みやすく情報整理できない方にもおススメです。
参照:https://www.diamond.co.jp/book/9784478020999.html(出版:ダイヤモンド社、2016年発行)
さいごに
今回は仕事術というテーマで2冊の本を紹介させてもらいました。
どちらもシンプルで実践的な内容のモノです。
慣れない仕事で自分の長所を活かしたくても、
様々な不安や悩みがあることで活かしきれないような場面があるかと思います。
そんな時に今回紹介した本の内容を思い出していだたいて、
気軽な気持ちで取り組んでいただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また次のブログで。(次回も本の紹介の予定)