シンボルツリーのおすすめは?おしゃれに見せる植え方もご紹介!

シンボルツリーのおすすめは?おしゃれに見せる植え方もご紹介!

「シンボルツリー」ってご存知ですか?その名のとおり、住まいの象徴となる木です。家を新築したときや子どもが生まれたときなど、節目や記念になるタイミングでシンボルツリーを植えるかたも多いそうです。

家の象徴ともなるシンボルツリーは、植える樹種によって家の印象を変化させてくれるのも魅力のひとつ。きれいな花の咲く木や、秋には紅葉を楽しめる木など、木とともに家の印象もガラリと変わるものです。

植えたときには小さな木でも、家族の変化や子どもの成長とともに育っていく……、今回はそんなシンボルツリーについて、おすすめの樹種を中心にご紹介いたします。

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目次

シンボルツリーとは

住まいの象徴ともなるシンボルツリーは、その家のエクステリアの主役です。選ぶ樹種によって、家の外観の雰囲気が変化します。

シンボルツリーを植えているのは一般家庭だけではありませんよ。寺院やお城、歴史的な建物にだって、シンボルツリーは植えてあるのです。そんな多くの場所で人々とともに変化していくシンボルツリーを、ぜひあなたのご家庭にも植えてみませんか?

シンボルツリーを植えるメリット

シンボルツリーは、住宅の外観を彩るだけではありません。大きく成長するシンボルツリーは、家の目隠しとなるのでプライバシーの保全に効果があります。壁やフェンスで目隠しをするよりも自然な印象です。

また、暑い夏にはたくさんの葉で日差しを遮(さえぎ)ってくれますし、花が咲くシンボルツリーを選べば、美しく咲く花や季節の移り変わりを楽しむことができるでしょう。

シンボルツリーを植える場所

シンボリツリーというくらいですから、もっとも家をよく見せてくれる位置に植えたいですね。玄関付近や門扉の近くは、シンボルツリーがよく植えられている場所です。

ですが、植える場所を選ぶ際に気をつけるべきポイントがあります。まずは、家の敷地や家の壁からギリギリの位置には植えないことです。植えるときには小さな木でも、大きく成長したり横に枝が広がったりします。木の成長を想定した場所選びをしてください。

そして、もうひとつ気をつけたいのは、方角や日の当たり方です。樹種によっては、西日が強く当たるような場所は避けたほうがよい場合もあります。

また、ガス管や水道管が埋まっている場所に木を植えるのも避けましょう。地面の下で根をはっていき、ガス管や水道管を突き破ってしまう可能性もあります。シンボルツリーを植える際には、木を育てる環境についても考えてみましょう。

シンボルツリーを選ぶうえで気をつけたいこと

シンボルツリーとして、どんな樹種を選ぶのか。その際にも気をつけておきたいことが2点あります。

将来どれくらい大きくなるのか知っておく

木は成長していくものです。樹種によってはときとともに大きく広がり、また大きな背丈の木に成長することもあります。

敷地ギリギリに植えた木が歩道にまで伸びてゆき、道行く人に当たってしまう場合もあるかもしれません。また、お隣の敷地にまで伸びてしまってはご近所トラブルに発展する可能性も考えられます。

そのようなトラブルを避けるためにも、植える木が将来的にどのくらいの大きさになるのか確認が必要です。

常緑樹と落葉樹、どちらを選ぶか

木には常緑樹と落葉樹があります。常緑樹は一年中緑を楽しむことができる樹種で、落葉樹は寒い時期には葉を落とす樹種です。

常緑樹と落葉樹それぞれにメリットとデメリットがあって、たとえば常緑樹は一年中緑色を楽しめますが季節感に乏しいです。落葉樹は、紅葉などで季節を感じることができますが、落葉したときには掃除の手間があります。

ご自身の好みで選んでもよいのですが、樹種によって特性があって成長スピードやメンテナンスの手間が異なりますので、ライフスタイルまで含めた樹種選びをおすすめします。

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常緑樹でおすすめのシンボルツリー

常緑樹でおすすめのシンボルツリー

先ほど常緑樹と落葉樹について解説をしましたが、やはり手間のかからない常緑樹を選ぶかたも多いのではないでしょうか。そこで、常緑樹をシンボリツリーとして植えたいかたへ、おすすめの樹種をご紹介いたします。

オリーブ
特徴

オリーブは樹形や葉の形がとても魅力的です。初夏に白や黄白の花を咲かせ、10月頃には実が完熟し黒褐色となります。オリーブグリーンといわれる特徴的な葉色や、乾いた雰囲気を持つ枝や幹の色などもオリーブの特徴です。

育て方

オリーブは日当たりを好み、また湿気が苦手です。日当たりがよく、風通しのよい場所に植えましょう。乾燥には強いですが、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげてください。年に3度(3、6、9月)は肥料を与えましょう。

育てるうえでのポイント

オリーブは違った品種を2本以上植えると実がつく確率が上がるといわれています。また、オリーブは成長が早く根詰まりを起こしやすいので、1~2年に一度の植え替えをおすすめします。

ソヨゴ
特徴

ソヨゴは一般的に5~10mの樹高に成長するといわれています。あまり剪定の手間もかかりませんので、庭木として人気があります。小さな白い花や赤い実をつけ、その赤い実は冬頃まで楽しむことができます。

育て方

日向から明るい日陰まで、幅広い環境に植えることができます。ですが、強い西日が当たるような場所には適しません。根付くまではたっぷりと水やりをしますが、根付いてしまえば真夏以外は水やりも必要がなく手間もかかりません。

2月ころには寒肥(植物の成長が停止している冬に肥料を施すこと)をおこないます。根元から少し離れた場所に数か所穴を掘って、有機質肥料を埋めておきましょう。

育てるうえでのポイント

ソヨゴには単幹のものと株立ちのものの2種類があります。樹高の成長スピードが異なりますので、目的によって選びましょう。またソヨゴは雌雄異種で、赤い実をつけるのは雌株のみです。

シマトネリコ
特徴

シマトネリコは庭植えにすると6~15mほどの樹高になります。6~7月に白い花をつけます。変わった名前ですが、シマ(沖縄などの南国諸島)トネリコ(戸練子)が由来です。

戸練子とはまた不思議な名前ですが、樹皮につく虫が分泌するロウを戸の滑りをよくするために塗っていたことから、トネリコと呼ばれているという説があります。

育て方

屋外で育てる場合は、直射日光の当たらない場所に植えましょう。日差しが強い季節には遮光ネットなどで遮光してください。乾燥や夏の暑さにも耐えますが、外に植えるのは最低気温がマイナス3℃以上の地域にしてください。

水やりは、土が乾燥したらたっぷりとおこないます。また、害虫を予防するために毎日1回は霧吹きなどで葉にも水を与えましょう。この葉水は冬場こそ重要です。

育てるうえでのポイント

やはり、シマトネリコは夏の日差しが大敵です。屋外の場合は、かならず日陰に移動させるか遮光をしてください。

また、病害虫がつきやすい樹種です。はじめて植える際にはハダニやアブラムシなどの病害虫に注意しましょう。また、シマトネリコを選ぶ際には、葉の色が濃くて美しいものを選ぶようにしてください。

シラカシ
特徴

カシの木は、どんぐりがなる木として有名です。カシの木も種類はいろいろですが、シラカシはとくに強健で耐寒性が強いことで知られています。

15~20mほどの樹高に成長しますので、ご家庭で植える場合は注意が必要です。どんぐりの実は、10月中旬頃から拾うことができます。

育て方

風通しや日当たりがよい場所に植えましょう。病害虫が原因の、すす病やうどん粉病などの病気にかかることがあります。庭に植える場合、水やりの必要はありません。シラカシの場合も、寒肥をおこないましょう。

育てるうえでのポイント

シラカシは非常に大きく成長するので、目的の高さに達したら芯を止めて、樹高を抑制する必要があります。横枝も切り詰めて、広がりを抑制してください。

こちらもおすすめ!実がつくシンボルツリー

実がならず手間のかからない樹種もよいですが、季節によってかわいらしい実をつけるシンボルツリーも魅力的です。シンボルツリーとしておすすめの、実をつける樹種についてご紹介いたします。

ジューンベリー
特徴

ジューンベリーは名前のとおり6月頃になると赤い果実をつけます。3~5m程の樹高で、とくに大きい樹種ではありません。ジューンベリーの実は食べることができて、ほんのりとした酸味と甘みが特徴です。

春の終わりには白い花を咲かせ、秋には紅葉を見ることができますので、一年中楽しむことができる樹種です。

育て方

耐寒性や耐暑性のある樹種ですが、植える際には日当たりのよい場所と水はけがよく保水力のある土を選ぶとよいです。病害虫や病気の被害は少ない樹種です。根付いてからの水やりはとくに必要がありませんが、寒い時期には有機質肥料を施しましょう。

育てるうえでのポイント

ジューンベリーは、自然樹形で楽しむ木ですので、刈りこみや剪定の必要はとくにありません。

また、ジューンベリーは実の色が深い赤から黒になる5~6月が収穫時です。実は日持ちしませんので、すぐに食べるか冷凍しましょう。ジャムなどに加工するのもおすすめの食べ方です。

ヒメユズ
特徴

ヒメユズは柑橘系の樹種の中でも栽培が容易なので育てやすいといわれています。晩秋から冬にかけて鮮やかな黄色い実をつけますが、通常の柚子の木よりも小ぶりの実がなります。

ヒメユズの枝には鋭く長い棘(トゲ)があるので、小さいお子さんがいる家庭には不向きな場合がありますが、近頃は「トゲなしユズ」と呼ばれる樹種もありますので、トゲのない柚子の木を選ぶと安心です。

育て方

柑橘系の樹種では珍しく耐寒性がありますが、暑さにはやや弱いです。ヒメユズは日光を好みますので、日当たり良好な場所に植えましょう。水はけがよく、保水力のある土であれば、土の種類は問いません。

また、水も好みますので水は切らさないように注意してください。夏場の水やりはとくに重要で、よく水やりをして夏枝を成長させましょう。3月と10月には有機性肥料を施してください。

育てるうえでのポイント

柚子の木がたくさんの実をつけるには、樹形がポイントになります。柑橘類は枝が直立していると実がなりにくい性質ですので、横に広がった形になるようにロープなどで誘引するとよいです。

ヒメユズの果実は通常の柚子よりも香りが弱いので料理にはあまり適しませんが、ジャムなどに加工することで美味しく食べることができます。

フェイジョア
特徴

フェイジョアは樹高5~6mになる常緑樹です。葉の裏面には綿毛が生えていて銀白色であることが特徴で、夏頃には鮮やかな赤いおしべのついたピンク色の花を咲かせます。

卵のような形をした果実はパイナップルのような香りをしていて、別名パイナップルグアバといわれています。

育て方

耐暑性・耐寒性のある樹種で、成木はマイナス10℃の寒さに耐えることもできます。ですが、過湿を嫌いますので、植える際には日当たりや水はけがよい場所を選びましょう。土はあまり選びませんので、市販の培養土などで構いません。

根付いてしまえば水やりの必要はありませんが、3月と10月には有機性肥料を施してください。

育てるうえでのポイント

フェイジョアは春頃に剪定をおこないましょう。徒長している枝や込み合った枝を切り落とす間引き剪定を主体にしてください。

フェイジョアの果実は10~12月頃に自然と落果するのを待ちましょう。落果した実はジャムにしたり果実酒にしたりすると美味しいですが、そのまま食べることも可能です。

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植え方を工夫してシンボルツリーをよりおしゃれに!

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どんな種類の木をシンボルツリーにしようか、なんとなくイメージがわいてきたのではないでしょうか?さっそくシンボルツリーを植えたいとことですが、もう1点。シンボルツリーは植え方を工夫することで、よりおしゃれに見せることができるんです。

どのような見せ方でシンボルツリーを植えようか、参考にしてみてください。

お庭に植えて文字通り家のシンボルに

シンボルツリーを必ずしも玄関や門扉あたりに植える必要はありません。お庭に植えることで、ご家庭のシンボルとすることもあります。

お庭が広い場合は大きいサイズの木を選ぶこともできますよ。お庭の中心に大きな木が一本植えてあるのは、とてもすてきです。もしお庭の日当たりがよい場合には、日差しに強い種類の木を選びましょう。

周囲の庭木と馴染ませてナチュラルに

シンボルツリーは、一本の木が独立して植えてあるイメージが強いのではないでしょうか?ですが、シンボルツリーのまわりにシンボルツリーと馴染む低い庭木を植えるのも、自然でおしゃれです。

外壁に寄せて植えておしゃれに

シンボルツリーは広々とした空間に植えるのがもちろんよいのですが、そういったスペースがない場合もありますよね。そんなときには、あえて外壁に寄せて植えてみるのもおしゃれです。

外壁に寄せてシンボルツリーを植える場合には、育成が穏やかで、壁を傷つけたりしない柔らかな枝の樹種を選びましょう。

木の選び方や植える場所は、業者へ相談しましょう

シンボルツリーをご自分で植えてみようと考えるかたも多いのではないでしょうか?ですが、木を植える環境や植える種類など、知識がないと判断が難しいものです。

それに、うまく植えられたとしても想像以上に成長しては困ります。木の特徴や成長する大きさなど、知識を持つプロの意見が必要です。

シンボルツリーを植えることを検討されているかたは、後悔しないためにもぜひ業者へ相談してみましょう。

まとめ

今回は、おすすめの樹種を中心にシンボルツリーについてご紹介いたしました。シンボルツリーは家の象徴となるだけではなく、住宅の外観をおしゃれに彩ってくれます。家の目隠しとしてプライバシーの保全にも効果的ですね。

また、シンボルツリーに適したさまざまな樹種についてご紹介をしてきました。気に入った木は見つかりましたか?季節によってきれいな花を咲かせる木から美味しく味わうことのできる果実をつける木まで、魅力的な樹種がたくさんありました。

ですが、解説したように樹種によって適した環境や育て方・かかる手間は千差万別です。シンボルツリーを植えようと思っているかたは、一度業者に相談することでご自宅に最適なシンボルツリーを選ぶことができるのではないでしょうか。

家族の変化や子どもの成長を共に見守っていける、そんなシンボルツリーを見つけましょう。

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