「レッドロビンの剪定をしたいけど最適な時期や方法がわからない……」
レッドロビンは赤い見た目がきれいで、生垣として植えられることが多いです。
せっかく育てていたのに、剪定を放置して見た目が悪くなることは避けたいですよね。
今回はレッドロビンの最適な剪定時期と方法についてご紹介していきます。
レッドロビンは成長が早いため、美しい見た目を保つために定期的な剪定が必要です。
コツをつかめば初心者の方でも剪定が簡単になるため、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
レッドロビンをきれいに保つには剪定が大切
レッドロビンは名称のとおり、新芽が赤色の樹木です。
赤色は発芽のみで、赤色を保つには定期的に剪定をおこなうことが重要です。
剪定を放置すると枝が伸びすぎたり、葉が枯れたりして見た目が悪くなります。
また、下がスカスカになるため、生垣の目隠し効果の役割を果たせなくなります。
レッドロビンの剪定時期と剪定方法
まずは、レッドロビンの最適な剪定時期と剪定方法について解説しています。
レッドロビンはこまめな剪定が必要で、育てるのが少し大変に感じるかもしれません。
記事を読んでみて作業が面倒、不安に感じるようなら業者へ依頼しましょう。
レッドロビンの剪定時期は年3回
レッドロビンの剪定は年に3回で、3月~4月の春、6月の夏、9月の秋におこないます。
年に1度だけの剪定では成長し過ぎてしまいます。
また、時期は必ず守り、レッドロビンに負荷を与えないようにしましょう。
春は形を整える
春は成長が早く、形を整える時期です。
枝は根元から切るように、刈り込みは大胆におこなってください。
混みあった箇所は切らず、枝分かれさせて形を整えてください。
夏は伸びた枝を切る
夏は伸びてきた余分な枝を付け根から剪定します。
初夏に剪定をすることで、7月~8月頃にきれいな赤い芽を出します。
7月~8月に剪定をおこなうと、暑さで木にダメージを与えてしまい、病気や害虫が発生しやすくなります。
秋は不要な枝を切る
秋は伸びすぎている不要な枝を剪定します。
株の外側と内側の刈り込みをして、必要な枝に栄養が行き渡るようにしましょう。
10月頃に剪定をおこなうと、寒さによる木への負担が大きくなるため、9月中におこないましょう。
刈り込みと剪定の違い
春~秋にかけてレッドロビンのお手入れをおこないますが、刈り込みと剪定は目的が異なります。
どちらも木を切る作業ですが、以下の違いがあります。
刈り込みは芽の方向は気にせずバサバサ切る感じで、剪定は芽の方向を考えていい枝だけを残します。
- 刈り込み
-
伸びてきた不要な枝を切ったりして形を整え、見栄えをきれいにする
- 剪定
-
樹木の枝を切って日当たりや風通しをよくし、木全体の成長をコントロールする
レッドロビンの剪定はバリカンがおすすめ
レッドロビンの剪定は、初心者の方でも扱える剪定用のバリカンがおすすめです。
剪定バリカンは電動式で、力をいれずにきれいに剪定をおこなえます。
10mmほどの枝が目安となり、それ以上の太い枝を切るときは、チェーンソーやノコギリがいいでしょう。
素手でやると危険ですので、必ず軍手をはめて剪定をおこなってください。
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レッドロビンの手入れのコツ
レッドロビンに健康被害を与えないためには、剪定だけでなく普段のお手入れが必要です。
正しく育てるためのコツや注意点を紹介していきます。
日当たりのよい場所で育てる
レッドロビンは日当たりの悪い場所に向いていません。
日当たりがよく、風通しがいい場所なら健康に育つため病気や害虫を防ぎます。
レッドロビンに限らず、日光は植物にとって大切な栄養分の一つになるため、植える際は場所を考えましょう。
肥料・水やりを適切におこなう
最初のうちの地面に馴染むまでは、水やりをしっかりおこなってください。
馴染んできたら、以降は雨水のみで充分となるため、水やりは不要です。
肥料に関しても与えすぎず、成長速度を観察しながら、2ヵ月に1度のペースで与えてください。
肥料も水やりも過度に与えてしまうと、うまく育たない可能性があります。
病気・害虫は成長に悪影響を及ぼすため注意!
レッドロビンは病害虫に強い植物ですが、必ずしも発生しないとは限りません。
放置しておくと健康に育たず悪影響となるため、しっかり対処と予防をしましょう。
ごま色斑点病
レッドロビンに発生する代表的な病気です。
発芽や葉にごまのような斑点が発生し、放置するとだんだん枯れていきます。
感染しやすいため、剪定や掃除の際に発見したらすぐに取り除き、殺菌剤を散布してください。
ルリカミキリ
ルリカミキリは、レッドロビンの株に卵を産みつけ、幼虫が中を食べて成長します。
ルリカミキリがいる場合、下に木くずがあるため、殺虫剤を穴に向かって噴射しましょう。
自信がないときはプロに相談!
レッドロビンは定期的な剪定やお手入れが必要で、育てるのが少し面倒に感じるかもしれません。
自分で作業するのが不安な場合はプロの業者に剪定を頼みましょう。
業者に頼めば、怪我や事故のリスクも抑えられ、自分では面倒だと感じる作業も対応してくれます。
弊社の剪定110番では、剪定以外にもお庭全般のご相談を受け付けております。
請負賠償保険にも加入していますので、もしものときもご安心ください。
剪定業者に依頼する際の3つのポイント
「業者に剪定やお手入れを頼みたいけど、どう選べばいいかわからない……」という方は選ぶ際のポイントを知りましょう。
以下3つのポイントを知っておけば、業者選びに困らなくて済みます。
- 業者の費用相場
- 対応が丁寧な業者
- 見積りは1社に絞らない
業者の費用相場を知っておく
剪定の料金体系は、日当制、時給制、単価制の3つにわかれています。
木の高さや本数、料金体系も合わせて相場が変わりますので慎重に考えましょう。
剪定110番の詳細な料金プランをご確認したい方は「剪定110番の料金プラン」をご確認ください。
以下は弊社で集計した剪定単価の相場になります。
丁寧な対応をしてくれる業者
相談する際に、きちんとした説明があり、丁寧な対応をしてくれる業者がいいでしょう。
そのためにも不明点などは聞いておいて、しっかり内容を把握しておきましょう。
返答が曖昧だったり、料金が異様に高い場合、悪徳業者の可能性もあるため注意しましょう。
また、業者のホームページや口コミを見たりするのも、参考程度にはなるでしょう。
見積りを複数社に頼む
1社だけに絞って見積りを出すと、他社との比較ができません。
あとから「他の業者のほうがよさそうだった……」と後悔はしたくないですよね。
依頼をする際は3社ほどに絞って、自分が納得できる業者に依頼しましょう。
まとめ
今回はレッドロビンの剪定方法やお手入れのコツについて紹介しました。
記事の重要な要点を以下にまとめました。
- レッドロビンは、日当たりと風通しのいい場所に植える
- レッドロビンの剪定は春、夏、秋の年3回
- 刈り込みは形を整える、剪定は木全体の成長をコントロールする
- 剪定だけでなく、普段のお手入れも重要
- 美しい見た目と健康を保つために剪定は放置しない
レッドロビンの剪定は年に3回と多いため、慣れていないと面倒に感じます。
しかし、時期を守って剪定をおこない、お手入れを欠かさないことで健康的に育てることができます。
今回解説してきたことを参考に、レッドロビンをうまく育てていきましょう。
自分で育てるのがどうしても不安な場合は、信頼できる業者に依頼することを推奨します。
剪定110番では、剪定に関するお悩みを迅速、丁寧に解決します。
庭木1本からご依頼可能で、弊社に加盟する信頼のプロによる剪定をおこないます。
24時間365日いつでも受け付けておりますので、剪定のことでご相談がございましたらぜひご利用ください。