「シロアリ対策って本当にやったほうがいいの?」
「自分でできるシロアリ予防の方法はある?」
ご自宅をシロアリから守りたいと思いながらも、お金が無駄にならないかとためらっていませんか?
羽アリを見かけて、とりあえず簡単に予防をしておきたいという方もいるでしょう。
じつは、ほんの少しの心がけでシロアリが寄り付きにくい環境を作ることはできます。
そこでこの記事では、手軽にできるシロアリ予防の方法をご紹介します。
プロへのアンケートでも「効果が期待できる」と回答のあった方法です。
また、プロの対策がなぜ重要なのかもあわせてお伝えします。
この記事を読めば効果的な予防方法がわかり、正しい対策でシロアリの心配のない快適な生活を手に入れられるようになるでしょう。
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13年間の賃貸マンション、注文住宅、建て売り住宅、官庁工事等の現場管理経験を経て、住宅リフォーム事業を立ち上げ責任者となる。 その後これまで分譲マンションの専有部分や、戸建て住宅のリノベーションなどを中心に、年間1,000件以上の工事を手掛けるなどの実績をほこる。
※1対応エリア・加盟店・現場状況等により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。※2 66㎡以下のご依頼は一律88,000円(税込)となります。対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。
※1 66㎡以下のご依頼は一律88,000円(税込)となります。対応エリア・加盟店により記載価格や条件では対応できない場合がございます。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。
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今すぐ自分でできるシロアリ予防
今すぐ自分でできる予防方法は、シロアリを寄せ付けない環境作りです。
日本のシロアリ被害の大半は、ヤマトシロアリとイエシロアリによるものです。
どちらのシロアリも暗く湿った環境を好み、木に含まれるセルロースをエサとします。
そのため、シロアリ予防には下記のような対策が有効です。
シロアリ対策のプロへのアンケートでも、これらの予防方法は効果が期待できるとのことでした。
- Q.日常的にできるシロアリ予防として、効果的な方法を教えてください。
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- 9票
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庭や基礎周りに木材やダンボール、切り株を放置しない
- 8票
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床下換気口や基礎をものや雑草でふさがない
- 7票
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蟻道や水漏れの有無をこまめにチェックする
- 3票
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ガーデニングなどに使う木材に市販の防蟻剤を塗る
- 2票
-
玄関、浴室、和室をこまめに換気する
- 1票
-
市販のベイト剤や予防スプレーを使う
調査対象:弊社加盟店(シロアリ駆除業者10社)
調査期間:2023年11月10日~11月15日
※選択式・複数回答可
順番に解説していきます。
外に木材やダンボールを放置しない
木材やダンボールを屋外に放置しないようにしましょう。
屋外の地面に木製のものを置いておくと、シロアリが寄ってきてしまいます。
木を原料にしているダンボールや紙類は、やわらかくて特にシロアリに食べられやすいです。
置かれているのが建物の近くなら、シロアリが家の中にも侵入するおそれがあります。
どうしても保管しておきたいものは、
- 屋外ではなく屋内に保管する
- コンクリートブロックを敷いて、地面に直接触れないようにする
- シロアリ予防の薬剤処理をしておく
などの対策をおこないましょう。
基礎や換気口をふさがない
家の基礎や床下の換気口を、ものや雑草などでふさがないようにしましょう。
コンテナや植木鉢、雑草などで基礎周りがふさがっていると、家にシロアリが侵入しやすい状況になります。
日光を嫌うシロアリは、通常地上には出てきません。
しかし、基礎周りがふさがれていると日陰ができ、そこを通ってシロアリが家に侵入するおそれがあるのです。
他に、基礎周りがふさがっていることには以下のような危険性もあります。
- 床下に湿気がこもる
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換気口がふさがっていると、床下の湿度が上がります。
湿った環境を好むシロアリにとって活動しやすい環境ができ、被害に遭いやすくなるおそれがあります。 - 点検がしにくい
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基礎が隠れている状態だと、シロアリのサインである蟻道に気付きにくくなります。
シロアリに侵入されていたときに対処が遅れ、被害が大きくなるおそれがあります。
プロへのアンケートでも、重点的に対策すべき箇所として基礎周りがもっとも多く挙げられています。
- Q.自分でシロアリ予防をする場合に、重点を置くべき箇所を教えてください。
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- 7票
-
基礎周り(建物の外周全般)
- 6票
-
浴室
- 5票
-
玄関
- 4票
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庭
- 3票
-
和室
調調査対象:弊社加盟店(シロアリ駆除業者10社)
調査期間:2023年11月10日~11月15日
※選択式・複数回答可
年に1回はセルフチェックをする
家の中や周囲の状況を自分でチェックしてみましょう。
シロアリが発生しやすい環境を見つけて対処でき、もしも被害が発生しているときも最小限に食い止めることができます。
具体的なチェックポイントは、次の2つです。
- 雨漏りや水漏れが発生していないか
- 蟻道を作られていないか
雨漏りや水漏れが発生すると、木材が湿り、湿度が高くなってシロアリが好む環境になってしまいます。
カビが発生している場所や、ムシムシする場所がないかもあわせて確認しましょう。
蟻道は土を固めて作られたシロアリの通り道です。
基礎や外壁、床下に蟻道があれば、シロアリに侵入されている可能性が高いです。
セルフチェックは最低でも年に1回はおこないましょう。
- Q.蟻道や水漏れなどのセルフチェックはどれくらいの頻度でおこなうと効果的ですか?
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- 4票
-
年に1回程度
- 3票
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半年に1回程度
- 2票
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月に1回程度
- 1票
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週に1回程度
調査対象:弊社加盟店(シロアリ駆除業者10社)
調査期間:2023年11月10日~11月15日
※選択式
なお、次のような症状があるなら、シロアリ被害がかなり進行しているおそれがあります。
すぐにプロに調査を依頼しましょう。
- 室内で羽アリが発生している
- 畳や床がボロボロになっている
- 木部を叩くと空洞音がする
床がボロボロになっているときは、歩くと床鳴りがしたり凹んだりするだけでなく、シロアリの食害によって土台や柱、梁などの建物の構造躯体が被害を受けていることがあります。
実際に1995年1月に発生した阪神・淡路大震災では、倒壊した住宅の80%がシロアリ・腐朽による被害を受けていたと日本建築学会近畿支部が発表しています。
一方では、シロアリ・腐朽による被害が認められなかった住宅の倒壊率は40%未満だったそうです。
室内の換気をよくする
室内の湿気がこもりやすい場所は、こまめに換気をしましょう。
換気をすると空気が適度に乾燥して光も入り、シロアリが嫌う環境になります。
特に湿気のこもりやすい場所と対策方法
- 浴室・洗面室・トイレ
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- 換気扇は24時間付けたままにする
- 浴槽に残り湯がある場合はフタをしておく
- 和室
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- 畳をときどき上げて裏側を乾燥させる
- 押し入れは定期的に開けて風を通す
- 押し入れの底にすのこや防湿シートを敷く
- 押し入れに荷物を詰め込みすぎない
- 玄関
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- 靴箱に荷物を詰め込みすぎない
- 雨で濡れた傘や靴は乾かしてからしまう
- 床を水洗いしない
この他に、使っていない部屋も窓を開けて風と日光を入れるようにしましょう。
室内の換気は、できるだけ毎日するのがよいです。
- Q.シロアリ予防として、玄関や和室の換気はどれくらいの頻度でおこなうと効果的ですか?
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- 6票
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毎日
- 3票
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室内の換気に予防効果はない
- 1票
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月に1回程度
調査対象:弊社加盟店(シロアリ駆除業者10社)
調査期間:2023年11月10日~11月15日
※選択式
以上のように、自分でできる予防方法をおこなえばシロアリが寄り付きにくい環境を作ることができます。
ただし、シロアリの侵入を防ぐには、やはりプロの床下対策が必須です。
プロのシロアリ対策も必須
提供:株式会社Arrows東海
ご自宅のシロアリ被害を予防したいなら、プロのシロアリ対策が必要です。
プロのシロアリ対策では、床下の木材や土壌に予防効果の高い専用薬剤を散布します。
日本で被害の多いヤマトシロアリとイエシロアリはどちらも土壌に生息しており、建物へはおもに土壌に面した床下を通って侵入します。
そのため、シロアリ予防には床下への予防薬剤の散布が有効なのです。
また、プロにシロアリ対策を依頼すると、アフターサポートも受けられて安心です。
プロの対策にはアフターサポートもある
多くのシロアリ業者では、アフターサポートとして定期点検や再発時の保証をおこなっています。
万が一シロアリが再発しても、定期点検を受けていれば被害が広がる前に発見できます。
再発時の再施工は無料でおこなっている業者が多く、修繕費用の補償を付けている業者もあります。
プロにシロアリ対策を依頼する際には、保証にも注目してみてください。
以下の絞り込み検索では、あなたのこだわり条件から最適な駆除業者を探せます。
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当サイトシロアリ110番でも、駆除のご相談を受け付けています。
まずは弊社担当スタッフがお話を伺いますので、気になることがあれば何でもご相談ください。
ご予算や今の被害をふまえたうえで、最適な駆除業者をご紹介いたします。
なお、ご紹介する加盟業者は施工後5年間の保証※を完備しています。
どうぞ安心してご依頼くださいませ。
※加盟店による保証です。保証期間や保証内容は加盟店により異なる可能性がございます。詳細はお伺いした加盟店にお問い合わせください。
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シロアリ対策が無駄になる家とすぐやるべき家
床下のシロアリ対策をすすめられても、本当に必要なのか確信がもてないと、なかなか依頼に踏み切れませんよね。
そこで、シロアリ対策をおこなったほうがよい家と、その理由をご説明します。
- シロアリ対策が無駄になる家
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- プロに薬剤散布をしてもらってから5年以内
- シロアリ対策をやるべき家
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- 5年以内に薬剤散布をしていない
- 羽アリが発生している
プロに床下の薬剤散布をしてもらってから5年経っていないなら、再度シロアリ対策を依頼するにはまだ早いです。
プロのシロアリ対策に使用される薬剤は、一般的に5年程度効果が持続するからです。
予防効果が続いている間に何度もシロアリ対策を依頼すると、費用が無駄になってしまいます。
ただし、ご自宅に羽アリがいるときはシロアリ被害が発生しているかもしれません。
できるだけ早くプロの点検を受診してください。
また、過去5年以内に薬剤散布をおこなっていない家は、シロアリに対して無防備な状態になっているおそれがあります。
シロアリ被害に遭う前に、予防しておくことをおすすめします。
「シロアリが発生してから対処」では遅い
「定期的に予防をしなくても、シロアリが発生したときに対処すればよいのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、シロアリが発生してからの対処では、予防よりも高額な費用がかかるおそれがあります。
- 薬剤の使用量が増える
- 作業の手間が増える
- 被害箇所の修繕費用がかかる
シロアリ発生後の駆除は、被害箇所の重点的な処理が必要になるぶん、薬剤の使用量や作業の手間が増えます。
シロアリ被害は柱や壁の内部で進行するため、早期に発見するのは難しいです。
シロアリの発生に気付いたときにはすでに被害が広範囲におよんでいることも多く、大規模なリフォームが必要になることもあります。
シロアリ被害が拡大すると、最悪なケースでは建て替えが必要になってしまうことも決して少なくありません。
将来的な費用を抑えるためにも、プロに依頼してしっかりと予防をしておくことをおすすめします。
シロアリ対策のよくある勘違い
ここでは、シロアリ対策で勘違いされがちな4つの質問にお答えします。
正しいシロアリ対策のために、それぞれ確認していきましょう。
木造じゃなければシロアリ対策をしなくてもいい?
木造以外の住宅でもシロアリ対策は必要です。
鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物でも、下記のような隙間からシロアリは侵入します。
- コンクリートの打ち継ぎ部分
- 配管を通す穴の隙間
- 経年劣化によってできたヒビ
床下をコンクリートで覆うベタ基礎の住宅も同様です。
シロアリが家の中に侵入すれば、どのような家でも被害を受けます。
木造以外の住宅でも、多くの内装部分には木製の材料が使われているからです。
鉄筋コンクリート造や鉄骨造の住宅であっても、下地材や床組材、造作材などは木造なので、シロアリ対策は必須になります。
ヒバやヒノキの家はシロアリ対策をしなくてもいい?
ヒバやヒノキも被害に遭うことはあります。
たしかにシロアリは、ヒバやヒノキなど特有の香りを放つ木や硬い木を嫌う傾向にあります。
しかし、あくまで他の木に比べて食べられにくいだけで、絶対に食べられないわけではないのです。
特に、辺材という幹の外側のやわらかい部分は被害に遭うことがあります。
床の下地などには、辺材が使われていることが多いです。
木材にヒバやヒノキを使っている家でも、薬剤散布によるシロアリ対策は必要です。
新築なら予防しなくてもシロアリは来ない?
新築でも予防をしていないとシロアリは来ます。
ただし、多くのハウスメーカーではシロアリに強い基礎構造の採用や、木材の薬剤処理をおこなっています。
もしも新築時に十分な対策がおこなわれていないようなら、できるだけ早くプロに調査してもらうことをおすすめします。
また、これから家を建てる方は、床下の点検がしやすい構造になっているかも確認しておくとよいでしょう。
点検やメンテナンスができない箇所があると、シロアリの発見や対処が遅れ、被害が広がるおそれがあるからです。
シロアリ駆除のために基礎コンクリートにあとから穴を開けるのは建物の強度に悪影響をあたえるため、絶対におすすめできません。
床下の点検を容易におこなうことができるようにするためには、床下の空間を十分に確保することが必要になります。
なお、長期優良住宅の規定では330mmの高さが必要になり、空間が広くなるほど床下の通風も向上します。
市販の対策グッズで家の予防はできる?
ホームセンターなどで販売されている対策グッズだけで家のシロアリ予防をするのは難しいです。
市販のシロアリ対策グッズにはおもに、ベイト剤とスプレーがあります。
- ベイト剤
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地面などに設置し、毒エサをシロアリに食べさせて駆除する。
- スプレー
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対策したい場所に散布し、薬剤にシロアリを触れさせて駆除する。
どちらも手軽に使えますが、下記の理由から家全体の予防はできないでしょう。
- 自分ではベイト剤の効果的な設置場所を見極めるのが難しい
- 床下など自分でスプレーを散布するのが難しい箇所が多い
市販のシロアリ対策グッズはガーデニングの周辺など、局所的な対処に使うものと考えましょう。
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シロアリの食害が拡大すると、地震や大型の台風などの自然災害で家が倒壊してしまうおそれがあります。
またシロアリ被害が拡大した家は大規模な修繕が必要になるためリフォーム費用が高額になり、場合によっては建て替えが必要になってしまうことがあります。
さらにシロアリはどこにでも存在していて、0.6mm以上の隙間があれば通り抜けることができるといわれているので、家の中がシロアリが好む環境になるのを可能な限り防ぐことが大切です。
大切な家を守るために定期的に点検と駆除をおこない、気になる点があったら決して放置しておかずに専門業者に早めに相談するようにしましょう。
まとめ
シロアリ予防には、シロアリを寄せ付けない環境作りが有効です。
- 家の周りに木材やダンボールを放置しない
- 床下換気口や基礎をものや雑草でふさがない
- 蟻道や水漏れの有無をこまめにチェックする
- 玄関、浴室、和室をこまめに換気する
自分でできることもありますが、プロによる薬剤散布がもっとも確実なシロアリ対策です。
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#白蟻
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