ご自宅で土の塊のようなものを見つけて、
「もしかしてシロアリの蟻道?」
「シロアリの蟻道を見つけたらどうすればいいの?」
と不安な状況ではありませんか?
蟻道とは、シロアリが土などを固めて作るトンネルです。
蟻道の内部は空洞になっていて、シロアリが行き来しています。
つまり、蟻道がある家はシロアリ被害に遭っているおそれがあります。
そこでこの記事では、蟻道を見分けて正しく対処できるように、シロアリの蟻道の写真や特徴をご紹介します。
この記事を読めば蟻道を見つけたときの適切な対処法がわかり、シロアリへの不安が解消されるでしょう。
※1 加盟店により異なります。詳細は加盟店にお問い合わせください ※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用を頂く場合がございます。
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蟻道はシロアリがいる証拠
家でシロアリの蟻道を見つけた場合には、家の中にシロアリがいるおそれがあります。
蟻道は、シロアリが巣からエサ場に移動するために作る通り道だからです。
シロアリは普段は地中で生活していて、日光や乾燥が苦手です。
また、地上にはクロアリやクモなどシロアリを捕食する天敵がたくさんいます。
蟻道を作ることで、シロアリは日光や天敵から身を守りながら移動しているのです。
つまり家に蟻道があるということは、家がシロアリのエサ場にされている可能性があるということです。
蟻道は家にあるわずかな隙間を通って、室内まで伸びていることもあります。
畳の裏にできた蟻道
提供:株式会社ミナト
シロアリが家の中に侵入すれば、床や柱などを食べられて甚大な被害が出るおそれがあります。
家でシロアリの蟻道を見つけたなら、すぐに対処してシロアリの被害を食い止めましょう。
シロアリの蟻道を見つけても、あわてて壊そうとしてはいけません。
蟻道を壊すとシロアリが別の場所に移動して、かえって被害を広げるおそれがあります。
見つけた蟻道はひとまずそのままにして、確認などの対処を進めましょう。
蟻道の見た目の特徴
シロアリの蟻道の見た目には、以下の特徴があります。
蟻道を見つけたり、シロアリの蟻道かどうかを確かめたりするために、蟻道の特徴を知っておきましょう。
それぞれ解説していきます。
蟻道は土を固めたような見た目
シロアリの蟻道は土や練り固めたような質感をしています。
色合いは土や木クズを混ぜたような、茶色や灰色っぽい色です。
土を固めたような見た目の蟻道
提供:株式会社ミナト
実際に、シロアリは土などを材料にして蟻道を作ります。
- 土の粒
- 木のクズ
- シロアリの排せつ物
- シロアリの分泌物
このような材料を練り混ぜてシロアリが作った素材は、蟻土(ぎど)と呼ばれます。
シロアリは蟻土を蟻道の先端に継ぎ足していくことで、少しずつ蟻道を伸ばしていくのです。
蟻道は壁や柱にそって作られる
シロアリの蟻道は、壁や柱などにそって上に伸びる形で作られていることが多いです。
床下の柱にそって上に伸びる蟻道
提供:株式会社ミナト
地面から上に伸びた蟻道が床板などにぶつかると、蟻道も床板にそって横に伸びることもあります。
床板にそって横に伸びる蟻道
提供:株式会社ミナト
まれに、壁などにそわず何もない空間に伸びる空中蟻道ができることもあります。
ベイト剤(毒エサ)内部の空中蟻道
空中蟻道は、蟻道を横に伸ばす途中に石などの小さな障害物があった場合などにできると考えられます。
ぶつかった障害物を壁だと認識して上に方向を変え、そのまま上に蟻道を伸ばしてしまうのです。
シロアリの種類によって蟻道の見た目が違う
シロアリの種類によって、蟻道の見た目には違いがあります。
蟻道を作るシロアリには、イエシロアリとヤマトシロアリがいます。
イエシロアリとヤマトシロアリの蟻道の違い
■ イエシロアリ
提供:株式会社ミナト
幅が広い
■ ヤマトシロアリ
提供:株式会社ミナト
細長い
イエシロアリは、発生すると被害が大きくなりやすい特徴があります。
蟻道がイエシロアリのものかもしれない場合には、早急にプロに相談しましょう。
シロアリの種類については、以下の記事でも解説しています。
シロアリの蟻道の見分け方
次に、シロアリの蟻道と間違えやすいものとの見分け方も解説します。
シロアリの蟻道に似ているのはおもに以下の3つです。
本当にシロアリの蟻道かどうか見分けるために、確認していきましょう。
クロアリの蟻道との見分け方
クロアリの蟻道とシロアリの蟻道は、少し触ってみれば見分けられます。
クロアリの蟻道は木くずを中心とした素材で作られているため強度はあまりなく、崩れやすいのが特徴です。
クロアリの蟻道
提供:株式会社ミナト
シロアリの蟻道とクロアリの蟻道の違い
■ シロアリの蟻道
■ クロアリの蟻道
- 硬い
- 触っても簡単には崩れない
- 崩れるときは塊で崩れる
- やわらかくもろい
- 触ると簡単に崩れる
- 崩れるときはバラバラに崩れる
クロアリのなかでも蟻道を作るのは、トビイロケアリという種類が代表的です。
基本的に害はありませんが、家の中で大量に発生する場合は駆除が必要です。
ジグモの巣との見分け方
ジグモの巣も、触ってみればシロアリの蟻道と見分けられます。
ジグモの巣はクモの巣を袋状に編んで作られていて、綿のようにやわらかいのが特徴です。
巣をつついて振動を与えると、中からジグモが出てくることもあります。
ジグモの巣
出典:広島大学デジタル博物館|ジグモ 広島大学東広島キャンパス(最終終閲覧日:2024年2月8日)
ジグモの成体
出典:広島大学デジタル博物館|ジグモ 広島大学東広島キャンパス(最終終閲覧日:2024年2月8日)
シロアリの蟻道とジグモの巣の違い
■ シロアリの蟻道
■ ジグモの巣
- 硬い
- 触っても簡単には崩れない
- 綿のようにやわらかい
- 引っ張ると簡単に取れたり破れたりする
ジグモには毒性などはないので、基本的に駆除の必要はありません。
ドロバチの巣との見分け方
ドロバチの巣とシロアリの巣は、作られる場所や形状に違いがあります。
ドロバチの巣は外壁や軒下、木の枝など地面から離れた場所にもできます。
また、ドロバチの巣には羽化した幼虫が出ていった痕などの複数の穴が開いていることがあります。
ドロバチの巣
シロアリの蟻道とドロバチの巣の違い
■ シロアリの蟻道
■ ドロバチの巣
- 地面から上に伸びる
- 帯状の形
- 途中に穴は開いていない
- 地面から離れた場所にもできる
- とっくり型やドーム状の形
- 複数の穴があることがある
ドロバチは攻撃性が少なく、人を刺すことはめったにありません。
人が頻繁に通る場所などでなければ、駆除の必要はないでしょう。
蟻道を作られやすい場所
家の中でシロアリが蟻道を作ることが多いのは、おもに以下のような場所です。
家にシロアリの蟻道がないかチェックしたいときには、これらの場所を見てみましょう。
基礎周り
蟻道は、家の土台になっている基礎に作られることが多いです。
基礎は地面に直接接しているので、地中にいるシロアリが足がかりにしやすいのです。
基礎の立ち上がり部分にできた蟻道
提供:株式会社ミナト
床下の内側だけでなく、外側の基礎や外壁に蟻道を作られることもあります。
特に日陰になっている場所は注意が必要です。
屋外にできた蟻道
提供:株式会社ミナト
床下をのぞいたり、家の外周を歩いたりして、基礎や外壁に蟻道がないか確認してみましょう。
シロアリの蟻道は、床下の地面をコンクリートで覆ったベタ基礎でも作られます。
コンクリートの打ち継ぎ部分や経年劣化でできたひび割れなどの隙間から、内側にもシロアリが侵入するのです。
鉄筋コンクリート造などの住宅でも、内装には木材を使っていることが多いです。
そのため、どのような構造の家でもシロアリの被害に遭う可能性はあります。
床下の柱
床下で床を支える柱である束石や束柱も、蟻道を作られやすい場所です。
基礎と同様に、地面に接しているからです。
束石から束柱にかけてできた蟻道
提供:株式会社ミナト
床下をチェックする際には、束柱や束石をしっかり確認しましょう。
床下の配管
床下にある排水管や給水管などの配管に、蟻道を作られることもあります。
配管は地面に埋設されているので、シロアリが接触することがあるのです。
地中から室内までつながっている配管は、シロアリの侵入経路の1つです。
特に、凍結防止などのために断熱材を巻いている配管は要注意です。
断熱材と配管の隙間にシロアリが入り込み、蟻道を作ることがあります。
基礎の断熱材
暖房効率を上げるために家の基礎に設置されている断熱材は、蟻道を作られやすい場所です。
断熱材の内部や基礎と断熱材の間は暖かく、光も入らない環境です。
シロアリにとっては過ごしやすい環境になっています。
また、断熱材は木材よりもやわらかいので、蟻道の材料やシロアリのエサになりやすいです。
シロアリ被害に遭った断熱材
断熱材の内部にできている蟻道は、見つけるのが困難です。
定期的に家全体の点検をおこなうなどして、他のシロアリの痕跡や兆候を見逃さないことが重要です。
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まとめ
シロアリの蟻道には、以下の特徴があります。
- 蟻道はシロアリが身を守るためのトンネル
- 蟻道は土や木クズでできている
- 蟻道は床下に作られることが多い
家で蟻道を見つけたら、シロアリが侵入しているのかもしれません。
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